朝日山（新潟県小千谷市）

小千谷市街を見下ろす朝日山は、信濃川の流れと町並み、四季の光が一望できる展望丘。春は桜越しの街、夏は雲のドラマ、秋は稲穂と夕焼け、冬は澄んだ夜景が主役。広角で欄干や遊歩道を前景に奥行きを作り、望遠で川の曲線と灯りを圧縮。青の時間は橙と群青の対比が美しい。段階NDで空の階調を守り、露出はハイライト優先。三脚は通行を妨げない低い位置に。春の桜祭りの時期は人波も被写体。三脚は歩道を塞がず低く配置。薄曇りならコントラストが落ち着き、街と川の明暗差が扱いやすい。色温度を少し低めに整え、微風なら長秒で雲を引くと静けさが増す。季節の提灯や欄干の細部も丁寧に拾いたい。