一ノ倉邸

明治後期に政治家・阿部浩が築いた武家屋敷風邸宅と池泉回遊式庭園。苔むす石灯籠と築山、夏に咲く中尊寺ハス、秋に染まるモミジがこぢんまりとした空間に凝縮される。母屋の縁側からは池に映る四季の彩りを狙え、雨の日は瓦屋根の滴が情緒を深める。訪問者が少なく三脚利用や長時間露光も気兼ねなく可能で、マクロ撮影から広角まで多彩な表現を楽しめる隠れ家的ロケーション。