種山高原

種山高原は宮沢賢治ゆかりの「風の高原」として知られ、なだらかな草原と広い空が続くロケーションです。春は芽吹きと放牧牛、夏は入道雲と深い緑、秋はススキと朝霧、冬は霜や薄雪が主役になり、どの季節も抜けの良い画が狙えます。24〜35mmで草原と空を大きく入れ、70mm前後で一本木や風車、点在する牧草ロールを点景にするとスケール感がぐっと増します。雲の影が斜面を流れる様子をタイムラプス感覚で追いかけたり、風に揺れる草をあえて少しブレさせたりすると、光と風まで写り込んだ「動きのある風景写真」に仕上がります。