村上家住宅の撮影スポット情報
村上家住宅は、厩と母屋が直角に繋がる曲り家の典型で、馬と人が同じ屋根の下で暮らした東北の生活を感じさせます。外観は湾曲した棟と広い屋根、前庭を広角で入れ、背後の山並みや畑も一緒に。内部は土間と馬屋、囲炉裏を中望遠で追えば、煤けた梁や道具の並びが時間の厚みを語ってくれます。冬の雪景色や春の山桜と組み合わせると、遠野物語の世界がそのまま写真に立ち上がるようで、モノクロとカラーの両方で残したくなる一軒です。軒先に干された野菜や生活道具を前ボケに使えば、“生きている民家”としての今も切り取れます。季節や天気を変えて通うほど、同じ構図でもどんどん深みが増していきます。




