高山不動尊（常楽院）

飯能の山奥にある高山不動尊（常楽院）は、関東三大不動の一つとされる修験の古刹。石段を登った先に現れる山門と本堂、その脇にそびえる樹齢約800年の大イチョウが圧巻で、黄葉期には境内が黄金色に染まります。広角で杉と銀杏の縦線を強調し、奥の院や関八州見晴台まで足を延ばせば、山の稜線と雲海を背景にした“山岳寺院スナップ”が楽しめます。参道途中の不動三尊磨崖仏や、杉木立の合間から差し込む光芒も見逃せないポイントで、1/60秒前後のシャッターで木漏れ日を素直に写すと山の空気感が残ります。秋冬のハイキングと絡めて、山頂からの眺望カットとセットで編集すれば、起伏のある撮影旅が楽しめます。