黒門市場

「大阪の台所」と呼ばれる黒門市場は、約580mのアーケードに160軒以上の店が並び、鮮魚や和牛、旬のフルーツが所狭しと並ぶ色彩の饗宴。午前中は斜めに差し込む自然光がマグロの赤身やウニのオレンジを鮮やかに浮かび上がらせ、午後は人波の躍動感がスナップ撮影に最適。威勢の良い掛け声や包丁音が雰囲気を高め、シャッタースピードを変えれば動と静の対比が演出できる。季節限定の松葉ガニや白桃など旬の被写体も豊富で、明るい単焦点で寄り、広角で賑わいを捉えるなどレンズワークで多様な表現が可能。雨の日でもアーケード屋根で快適に撮影できる点も大きな魅力だ。