浜寺公園

明治6年開園、日本最古級の都市公園は約4000本の黒松林とバラ庭園、1.3kmの白砂ビーチ風エリアが織り成す多層的被写体。初夏のバラ、秋の赤松に落ちる斜光、冬の霧氷と松葉が朝日に輝く様子など季節ごとに変化が豊か。園内を走る子供汽車は流し撮りで動線を演出でき、プールやゴーカートを入れれば家族のアクティブシーンが映える。夕刻には浜寺水路に沈む夕陽が松のシルエットを際立たせ、NDフィルターで鮮烈なオレンジのグラデーションを滑らかに表現できる。桜並木のトンネルもあり春は望遠圧縮で花霞を濃密に描ける。夜景も美しい。