湯前神社

湯前神社は、水と森の気配が写真に涼しさを足してくれる神社。手水や水鉢の反射、玉砂利の輝きなど“光の粒”が主役になります。晴れは木漏れ日で点描的に、曇りは階調が滑らかで朱や木の色が落ち着いて写る。広角で鳥居〜拝殿の導線をまとめ、50mm前後で鈴緒や紙垂、絵馬の文字を切り取ると臨場感が出ます。雨の日は濡れた石が鏡になり、PLで反射量を調整すると締まった色に。夏の青葉、冬の澄んだ空気もおすすめ。水面がある日は1/2〜1秒で流れをやわらかく描くのも◎。逆光はフレアが出やすいので、手で軽く遮光してクリアに撮ると気持ちいい。