北黄金貝塚

北黄金貝塚は、縄文の人々の暮らしを貝層の断面や展示で体感できる北海道屈指の貝塚。白い貝と黒い土の縞がグラフィカルで、曇天だと白飛びしにくく撮りやすい。標準で断面の広がりを押さえ、マクロで貝片の粒立ちや土の層、水滴を拾うと一気に密度が上がります。屋外は森と空が広く、春の若葉、夏の濃い緑、秋の落ち葉、冬の雪でトーンが激変。夕方の斜光は層の凹凸が浮き、雨上がりは土の色が締まって階調が増します。資料展示と屋外をセットで撮ると“遺物→風景”の物語が通り、人物を小さく入れればスケール感も伝わります。ガラス越しは反射を角度で逃がすと◎。