川船番所跡

川船番所跡は、江戸の水運を監視・取締りした番所の位置を伝える水辺の史跡。石碑や案内板を手前に、運河・橋・水門など直線の重なりを背景に入れると“水の都”が一枚で伝わります。広角で水路の消失点、標準で碑文の陰影、望遠で水面の波紋や係留ロープの質感へ。朝は静かな水面が鏡になり、夕方は逆光ハイライトがきらめく。雨上がりは石が締まり、夜は街灯の映り込みで情緒倍増。春は桜並木のポイント探し、夏は雲の映り込み、秋冬は空気が澄み遠景が抜けます。通り過ぎる船や自転車を低速で流すと“物流の時間”が表現できます。狙い目。