葭之本窯跡

慶長年間頃に日用の陶器を焼いた、三川内でも最古級とされる登り窯跡。丘陵斜面に北から南へ窯室が階段状に続き、連なる窯口と傾斜が強いリード線になります。曇天は焼け跡の赤茶と苔の緑が飽和せず、雨上がりは土が黒く締まって立体感が倍増。広角で窯の全体像と森の奥行きを、望遠やマクロで窯壁の煤、瓦片、苔の粒立ちを狙うと“窯の時間”が写せます。秋は落ち葉が前景を整えて撮りやすい。木立の影が濃いので手ブレ対策は必須。斜光の朝夕に窯の縁へ影が落ちる瞬間は、段の重なりがくっきり読み取れます。周囲の水田や里山を入れると、窯業が暮らしと直結していた空気も残せます。

スポット情報

住所

〒859-3166 長崎県佐世保市木原町587ほか

電話番号

0956-24-1111

営業時間

休業日

アクセス

(1)三河内駅からバスで5分(「県境」下車)県境バス停から徒歩で15分

料金

Webサイトhttp://www.pref.nagasaki.jp/bunkadb/index.php/view/206

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