宝来公園の梅

宝来公園の梅は、冬の終わりから早春にかけて香りと色で街の空気を入れ替える被写体。白梅・紅梅が混ざる時期は、背景の遊具や街灯を大きくぼかして“都会の春の前触れ”を表現できます。朝の斜光で花びらの厚みが出るので、標準〜中望遠で枝ぶりを整理し、蕾やしべをマクロで拾うと記事用のカットが揃います。雨上がりは水滴が宝石になり、曇天は白飛びしにくく階調がきれい。メジロが来る日もあるので連写の準備を。夕方は逆光で香りの余韻まで写すつもりで、シルエット気味に狙うのもおすすめです。望遠で花と街のボケを重ねると、東京らしさも出ます。