東俣植物園

東俣植物園は、大石ダム周辺に自生する植物を集めた山あいの自然公園で、ブナやツツジ、ミズバショウなど多様な樹木と山野草をコンパクトな範囲で撮影できます。遊歩道を進むと、沢沿いのしっとりした陰影と、斜面を覆う新緑や紅葉が重なり、広角で森全体を、望遠で一株ごとの表情を撮り分けるのが楽しいスポットです。春は芽吹きと雪解け水、初夏は深い緑、秋は彩り豊かな紅葉と、季節ごとに光の印象が変わるフィールドです。ベンチや木道を前景に入れると、人のスケールが加わり森の深さが伝わります。近くの大石ダムや渓流と組み合わせて撮影すれば、山の光と水、植物の三要素がそろったポートレートになります。