オシンコシンの滝

知床八景のひとつ、落差約30mの豪瀑が途中で二筋に分かれる姿から「双美の滝」とも呼ばれるオシンコシンの滝。駐車場から歩いてすぐ、階段を上がれば水飛沫がレンズを濡らすほどの迫力で、シャッタースピード次第で糸のような流れも力強い筋も表現できる。冬は流れを残したまま凍結するブルーアイス、春は雪解けの水量増、夏は新緑、秋は紅葉と背景が変わり、通年で表情豊か。滝上展望台からはオホーツク海と流氷を望むパノラマも撮影でき、広角から望遠まで活躍。夜間は車のライトでシルキーに浮かぶ水煙をライトペインティングする撮影も人気だ。