平丸ふれあいの森（ブナ林）

平丸ふれあいの森のブナ林は、緩やかな斜面にブナの幹がリズミカルに並び、雪解けの頃には足元に残雪と落ち葉、新緑のグラデーションが広がる原生的な森です。登山道から見上げると、白い幹とまだらな枝が天井のように頭上を覆い、広角で道をリードラインに入れれば、森の奥へ吸い込まれるような構図に。霧の日には幹一本一本が柔らかく浮かび上がり、望遠で圧縮すると抽象画のようなパターン写真も狙えます。静かな森なので、三脚を据えてじっくり露出を追い込みたいフィールドです。新緑、盛夏、紅葉、積雪と四季で表情が大きく変わるので、同じ立ち位置から通い撮りするだけでもミニ作品集が作れる森です。