シューパロ湖

2015年に完成したシューパロダムによって生まれたシューパロ湖は、夕張岳を背後に湛水面積日本第2位を誇る壮大なダム湖。湖底には旧炭鉱町の遺構が沈み、立ち枯れたアカエゾマツが湖面から突き出す光景は朽ちたアーチ橋とともに“水没遺産”として人気。朝凪の時間帯には蒸気霧が木々を包み込み、ドローンで真俯瞰すると幾何学的な模様が浮かび上がる。秋は左右の斜面が錦秋に染まり、カヌーツアーで水面からローアングル撮影が可能。冬は全面結氷し雪原の中から構造物が頭を出すモノトーンの世界となり、長秒露光で静寂を表現できる。