湯島天満宮の梅

湯島天満宮の梅は、学問の神様の境内を彩る春の主役で、「白加賀」を中心に約20品種300本もの梅が2月〜3月の梅まつりシーズンに咲き誇ります。石段や社殿の朱と白梅のコントラストはもちろん、受験生の絵馬が掛かる奉納所越しに花を入れると、この場所ならではのストーリー性が生まれます。日中は順光で花色を素直に捉え、夕方からのライトアップでは闇に浮かぶ枝ぶりや提灯の光を生かして、少し長めのシャッタースピードで雰囲気重視のカットを狙うのがおすすめ。合格祈願の参拝客をシルエットで添えると、春の受験風景を切り取った一枚になります。