県立白髪山公園のヒノキ・シャクナゲ・ゴヨウマツ

県立白髪山公園のヒノキ・シャクナゲ・ゴヨウマツは、標高一四七〇メートルの白髪山一帯に広がる山岳撮影の宝庫で、山頂付近では風雪にさらされたヒノキの白骨林や、盆栽のようにねじれた五葉松のシルエットが見られます。初夏には足元にシャクナゲが咲き、遠景の山並みと合わせて広角で抜けばダイナミックな高山風景に。秋はブナやツガの紅葉が彩りを添え、雲海が出る朝には幻想的な稜線写真も狙える本格派の山ロケーションです。登山路は本格的な山道なので装備と体力は必要ですが、稜線から見下ろす早明浦ダムや吉野川流域の眺望は格別で、広角から望遠までフルに使って「山を歩いて撮る」楽しさを味わえるフィールドです。