やながわ希望の森公園

温泉神社の大杉は、那須町の温泉神社本殿前にそびえる2本のスギの巨木で、樹高約34m、目通り周囲4m前後と推定樹齢数百年の堂々たる立ち姿が魅力です。石段を登りながら見上げると、社殿の屋根と大杉の幹が重なり合い、山の神域へと続く縦のラインが自然と強調されます。広角で根元から撮れば、太い幹と注連縄、参道の石灯籠が一枚に収まり、逆光に透ける杉葉が柔らかな緑のグラデーションを描きます。雪の日や霧の日には背景が整理され、静かな参拝の時間ごと切り取れる神社スナップに仕上がります。参道の両側に並ぶ杉並木も画になるので、手前に並木、奥に大杉と本殿を配置した縦構図で神域へ吸い込まれるような写真を狙いたい場所です。