赤城寺のシャクナゲ

赤城寺のシャクナゲは、境内に約5000株が植えられた国内有数の名所で、日本シャクナゲから西洋シャクナゲまで長い期間楽しめるのが魅力です。石段や本堂を背景に花の壁を望遠で圧縮すると、画面いっぱいにピンクや白のグラデーションが広がります。同時期に咲くゴヨウツツジやミツバツツジも添えれば、奥行きと色の重なりが増し、春山の華やかさを一枚に封じ込められます。午前は順光で爽やかな色を、午後は逆光でシルエットと光のにじみを意識すると、同じ場所でも印象の異なるカットを撮り分けられます。三脚と標準ズームがあれば、機材も身軽にじっくりと撮影に集中できます。