
Nikon D780のファームウェア最新版|更新内容・変更履歴・アップデート方法
2026年10月時点でのD780の最新ファームウェアは、同年8月6日公開のC:Ver.1.21です。C:Ver.1.21では、ズーム操作をしながら静止画を高速連続撮影した際に、撮影画像がアンダー露出になる場合がある不具合が修正されました。この記事では、C:Ver.1.21の更新内容や過去の変更履歴、現在のファームウェアバージョンを確認する方法、アップデート手順を紹介します。
この記事のサマリー

最新ファームウェアは2026年8月6日公開のC:Ver.1.21

高速連続撮影中のズーム操作で、撮影画像がアンダー露出になる場合がある不具合を修正

C:Ver.1.21には過去のファームウェアで追加・修正された内容もすべて含まれる

現在のバージョンは[セットアップメニュー]→[ファームウェアバージョン]から確認可能

アップデートは「D780_0121.bin」をSDメモリーカードへコピーし、スロット1から実行
Nikon D780の最新ファームウェアの内容

D780の最新ファームウェアはC:Ver.1.21です。2026年8月6日に公開され、C:Ver.1.00~1.20を使用しているD780がアップデートの対象です。ファームウェアはニコンのダウンロードセンターからダウンロードできます。
C:Ver.1.21では、ズーム操作をしながら静止画を高速連続撮影した際に、撮影画像がアンダー露出になる場合がある不具合が修正されました。連写中にズーム操作を行うことがある場合は、撮影画像の露出に関わるため、アップデートしておきたい内容です。
また、C:Ver.1.21には、過去のファームウェアで追加・修正された内容もすべて含まれています。そのため、C:Ver.1.00~1.20のどのバージョンを使用している場合でも、C:Ver.1.21へ直接アップデートできます。なお、すでにC:Ver.1.21へ更新済みの場合は、再度アップデートする必要はありません。
Nikon D780のファームウェア変更履歴
D780では、C:Ver.1.01以降、SDメモリーカード使用時の不具合修正やNX MobileAirへの対応、通信機能に関する変更などが行われています。以下の表では、D780のファームウェア変更履歴を最新版から順にまとめています。公開日は確認できるもののみ記載しています。
バージョン | 公開日 | 主な変更 |
|---|---|---|
C:Ver.1.21 | 2026年8月6日 | 高速連続撮影中にズーム操作をすると、撮影画像がアンダー露出になる場合がある現象を修正。 |
C:Ver.1.20 | 記載なし | 静止画ライブビュー+サイレント撮影(静止画Lv)+モードM/Aで最小絞り付近、の条件で黒い帯状のむらが写り込む場合がある現象を修正。 |
C:Ver.1.11 | 2024年4月17日 | 通信機能で表示される初期設定(暗号キー/初期化後に表示されるパスワード)を変更。 |
C:Ver.1.10 | 記載なし | NX MobileAir iOS版に対応(Ver.1.0.4以降)。加えて、ピクチャーコントロール[オート]時フリーズ、FHD 100p/120pでターゲット追尾AFが使えない現象、特定レンズ装着時にVRスイッチ操作でAFが動作しない現象を修正。 |
C:Ver.1.03 | 記載なし | 非CPUレンズ装着時に、[露出プレビュー(Lv)]を[する]、撮影モードをMに設定するなど、特定の条件でライブビュー表示が実際より明るく、または暗くなる場合がある現象を修正。 |
C:Ver.1.02 | 2021年3月2日 | 非CPUレンズ+TTL調光のスピードライト撮影で適正露出にならない現象、RAW現像で色合い(色相)調整後に拡大プレビューすると調整値が戻る現象を修正。 |
C:Ver.1.01 | 記載なし | 一部のSDメモリーカードが使用できない場合がある現象を修正。 |
C:Ver.1.00 | 記載なし | 初期バージョン |
C:Ver.1.10以降では、通信機能への対応や動画撮影、AF、レンズ使用時の動作など、複数の機能が追加・修正されています。C:Ver.1.21には過去のファームウェアの変更内容もすべて含まれているため、古いバージョンを使用している場合もC:Ver.1.21へ直接アップデートできます。
なお、D780の詳しい機能やレビューについては以下の記事で紹介しています。
Nikon D780の現在のファームウェアバージョン確認方法
D780の現在のファームウェアバージョンは、カメラ本体のメニューから確認できます。確認手順は以下のとおりです。
- D780の電源をONにする
- MENUボタンを押す
- [セットアップメニュー]を開く
- [ファームウェアバージョン]を選択する
- 「C」のファームウェアバージョンを確認する
- 確認後、カメラの電源をOFFにする
C:Ver.1.21と表示されている場合は、すでに最新バージョンへ更新されています。
Nikon D780のファームウェアは更新した方がいい?
D780のファームウェアがC:Ver.1.20以前の場合は、C:Ver.1.21へのアップデートを検討しましょう。
C:Ver.1.21では、高速連続撮影中にズーム操作をすると撮影画像がアンダー露出になる場合がある不具合が修正されています。また、C:Ver.1.21には過去のファームウェアで追加・修正された内容もすべて含まれています。
Nikon D780のファームウェアのアップデート方法
D780のファームウェアは、パソコンでダウンロードしたファームウェアファイルをSDメモリーカードにコピーし、カメラ本体からアップデートします。更新前に必要なものを用意し、SDメモリーカードへのコピーとカメラ側での操作を順番に進めましょう。
ファームウェア更新に必要なもの
D780のファームウェアをアップデートするには、以下のものを用意します。
- D780本体
- パソコンとカードリーダー、またはSDメモリーカードスロットを搭載したパソコン
- フル充電したLi-ionリチャージャブルバッテリー、またはD780に対応するACアダプター
- D780でフォーマットしたSDメモリーカード(※)
- ファームウェアファイル「D780_0121.bin」(ニコンのダウンロードセンターからダウンロード)
(※)使用するSDメモリーカードが、D780の使用説明書などに掲載されている「動作確認済み/推奨SDカード」に記載されているかどうかも確認してください。
ファームウェアファイルは、パソコンからSDメモリーカードへコピーします。アップデート時は、ファームウェアファイルを保存したSDメモリーカードをD780のスロット1に挿入します。なお、D780とパソコンをUSBケーブルで接続する方法では、ファームウェアをアップデートできません。
手順 | やること |
|---|---|
1. ファイルをダウンロード | パソコンに「D780_0121.bin」をダウンロードする |
2. SDメモリーカードへコピー | カードリーダーを使い、D780でフォーマットしたSDメモリーカードのルートディレクトリ(一番上の階層)に「D780_0121.bin」をコピーする |
3. D780でアップデート | SDメモリーカードをスロット1に挿入して電源をONにし、[セットアップメニュー]→[ファームウェアバージョン]からアップデートを実行する |
4. バージョンを確認 | アップデート完了後に電源をOFFにしてSDメモリーカードを取り出し、再度電源をONにして[ファームウェアバージョン]を開き、C:Ver.1.21になっていることを確認する。確認後、アップデートに使用したSDメモリーカードをD780でフォーマットする |
SDメモリーカードへコピーするときの注意点
「D780_0121.bin」は、SDメモリーカードのルートディレクトリ(一番上の階層)にコピーします。フォルダーの中に保存するとD780がファームウェアファイルを認識できないため、新しいフォルダーを作成せず、SDメモリーカードを開いた直下に保存してください。また、アップデートに使用する.binファイルはSDメモリーカード内に1つだけ保存します。複数のファームウェアファイルがある場合も、カメラがファームウェアを認識できません。
また、アップデートにはD780でフォーマットしたSDメモリーカードを使用します。フォーマットするとカード内の画像や動画などのデータは消去されるため、必要なデータをパソコンなどへ保存してからフォーマットしてください。
ファームウェア更新中の注意点
ファームウェアのアップデート中は、D780の電源をOFFにしたり、SDメモリーカードやバッテリーを取り外したりしないでください。また、ボタン操作やレンズ・アクセサリーの着脱も避けます。アップデート中にこれらの操作を行うと、カメラが起動しなくなるおそれがあります。
自分でアップデートできない場合はニコンへ依頼できる
パソコンやカードリーダーを用意できない場合や、自分でファームウェアをアップデートすることが不安な場合は、ニコンにアップデートを依頼できます。ファームウェアのアップデート作業のみであれば、料金は無料です。
ニコンプラザ東京・大阪のサービスセンターへD780を持ち込む場合は、事前予約が必要です。来館前にニコンのサービス事前予約ページから申し込みましょう。
また、修理センターへD780を直接送付してアップデートを依頼することもできます。この場合もアップデート作業自体は無料ですが、送付時の送料は利用者負担、返送時は1,650円(税込)の送料がかかります。
Nikon D780のファームウェア更新内容・変更履歴まとめ
D780の最新ファームウェアは、2026年8月6日公開のC:Ver.1.21です。高速連続撮影中にズーム操作をすると、撮影画像がアンダー露出になる場合がある不具合が修正されています。
C:Ver.1.21には過去のファームウェアの変更内容もすべて含まれています。現在のバージョンがC:Ver.1.20以前の場合はC:Ver.1.21へアップデートし、すでにC:Ver.1.21の場合は更新する必要はありません。アップデート前には[セットアップメニュー]→[ファームウェアバージョン]から、現在のバージョンを確認しておきましょう。
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