
Nikon D780とD500を徹底比較|画質・AF・連写・動画・価格の違いと選び方


Nikon D780とNikon D500は、どちらもFマウントを採用した一眼レフですが、センサーサイズやAF、連写、動画機能には違いがあります。D780はFXフォーマットを採用し、ライブビューや動画撮影にも対応しやすい構成。対してD500はDXフォーマットに153点AFと約10コマ/秒の連写を組み合わせ、光学ファインダーで野鳥やスポーツなどを追う撮影を想定したモデルです。この記事では、画角やAF方式、連続撮影性能、4K撮影時の違いまで比較し、それぞれどのような用途に向いているのかを整理します。
この記事のサマリー

D780は約2450万画素のFX裏面照射型センサー、D500は約2088万画素のDXセンサーを搭載しています。

AFと連写では、D780が静止画ライブビューで最大273点のハイブリッドAF、D500が153点AFと約10コマ/秒の高速連続撮影に対応。

動画はD780がフルフレーム4K UHDとフルHD 120p、HDMI 10bit外部出力時のN-Log/HDR(HLG)を利用できます。D500は4K UHD/30pとフルHD 60pまでです。

D500はDXフォーマットのため、同じレンズでもD780より狭い画角になります。ただし、レンズそのものの焦点距離が1.5倍になるわけではありません。

2026年9月14日時点のD780はニコンダイレクトで261,800円(税込)。D500は旧製品で、ニコン公式サイトでは現行の有効な販売価格を確認できません。
Nikon D780とNikon D500はどちらを選ぶべきか|まず押さえたい違い

Nikon D780とD500を比べる際は、センサーサイズだけでなく、普段どのような撮り方をするかも重要です。光学ファインダーを使って動く被写体を連写するのか、それともライブビューや動画も積極的に使うのかによって、選ぶモデルが変わります。
D780:ファインダーとライブビューを使い分けたい人向け
D780はFXフォーマットを採用した一眼レフで、光学ファインダーとライブビューの両方に対応しています。ファインダー撮影では51点AF、静止画ライブビューでは最大273点のハイブリッドAFを使用可能です。
そのため、通常はファインダーで撮影しつつ、ローアングルやハイアングルでは背面モニターを使うなど、撮影状況に合わせて方法を変えられます。
D500:光学ファインダーで動体を追う撮影を重視したDX機
D500はDXフォーマットを採用し、光学ファインダーで動く被写体を追う撮影を重視した一眼レフです。153点AFシステムを搭載しており、そのうち55点を撮影者が選択できます。また、99点あるクロスタイプセンサーのうち35点が選択可能です。
高速連続撮影は約10コマ/秒。14ビットロスレス圧縮RAWでも、ニコンの測定条件では最大200コマまで連続撮影できるため、鳥の飛翔やスポーツなど、数秒間シャッターを切り続けたい場面に向く仕様です。
Nikon D780 vs D500の主要スペック比較

D780とD500の主な仕様を一覧で見ていきましょう。常用ISO感度はどちらもISO 100~51200ですが、主な違いはセンサーサイズやAF方式、連写速度、動画性能です。
特に連写は、撮影方法によって条件が異なる点に注意が必要です。D780の通常の高速連続撮影は約7コマ/秒ですが、ライブビューで電子シャッターを使うサイレント撮影では、14ビットRAWで約8コマ/秒、12ビットRAWで約12コマ/秒となります。対してD500は、通常の高速連続撮影で約10コマ/秒です。
項目 | D780 | D500 |
|---|---|---|
センサー | FX 35.9×23.9mm、裏面照射型CMOS | DX 23.5×15.7mm CMOS |
有効画素数 | 2450万画素 | 2088万画素 |
常用ISO感度 | ISO 100~51200 | ISO 100~51200 |
AF(ファインダー) | 51点 | 153点(選択可能55点) |
AF(ライブビュー) | 最大273点ハイブリッドAF(静止画・FX・シングルポイントAF時) | コントラストAF |
高速連続撮影 | 約7コマ/秒 | 約10コマ/秒 |
電子シャッターによるサイレント撮影 | 14ビットRAW:約8コマ/秒、12ビットRAW:約12コマ/秒 | 非対応 |
静音連続撮影 | 約3コマ/秒 | 約3コマ/秒 |
連続撮影可能コマ数の例 | 14ビットロスレス圧縮RAW:約68コマ | 14ビットロスレス圧縮RAW:最大200コマ |
動画 | 4K UHD/30p、FHD 120p | 4K UHD/30p、FHD 60p |
記録メディア | SD×2(UHS-II対応) | CFexpress Type B/XQD×1+SD×1(UHS-II対応) |
バッテリー(CIPA) | 約2260コマ | 約1240コマ |
重量(バッテリー・カード含む) | 約840g | 約860g |
発売日 | 2020年1月24日 | 2016年4月28日 |
価格 | 261,800円(税込) | 旧製品(公式サイトで現行の有効な販売価格を確認できず) |
※価格は、2026年9月14日時点の公式通販サイトで確認した販売価格です。D500は旧製品で、ニコン公式サイトでは現行の有効な販売価格を確認できません。
※連続撮影可能コマ数はニコンの測定条件による数値です。使用するメモリーカードや撮影設定によって変わります。
※D500でCFexpress Type Bカードを使用するには、C:Ver.1.30以降のファームウェアが必要です。
※D780の電子シャッターによるサイレント撮影と、両機の静音連続撮影は仕組みが異なります。
画質・高感度・背景ぼけの比較|FXのD780とDXのD500で何が変わる?


Via: Photography Life 作例(D500)
D780とD500は、どちらも常用ISO感度がISO 100~51200です。ただし、設定できるISO感度の上限が同じでも、撮影結果まで同じになるわけではありません。
D780は35.9×23.9mmのFXフォーマット、D500は23.5×15.7mmのDXフォーマットです。この違いによって、同じレンズを使ったときの画角だけでなく、同じ構図を作った場合の被写界深度(ピントが合って見える前後の範囲)や、被写体部分に残せる画素数も変化します。
また、高ISO撮影時のノイズや階調は、センサーサイズだけで決まりません。露出や撮影条件、RAW現像の方法によっても見え方が変わるため、ISO 51200という上限値だけで画質を比較しないようにしましょう。
D780:広角と浅い被写界深度を取り入れやすい
D780に24mmレンズを装着してFX撮影する場合、35mm判換算でも24mm相当の画角です。そのため、風景や建築、室内など、広い範囲を1枚に収めたい撮影では24mmらしい広角表現を取り入れやすくなります。
さらに、同じ画角と構図、同じF値で比べると、FXフォーマットのD780はD500より被写界深度を浅くしやすいのが特徴です。人物や物撮りでは、被写体にピントを合わせながら背景を大きくぼかす表現を取り入れやすくなります。
記録画素数にも違いがあります。D780はFX撮像範囲のLサイズで6048×4024ピクセルを記録できますが、DX撮像範囲では3936×2624ピクセルです。遠い被写体を撮影後にDX相当まで切り出す場合は、FX撮影時より使用する画素数が少なくなります。
D500:DXの画素数を遠い被写体に使いやすい
D500では、同じレンズを装着してもD780より狭い範囲が写ります。たとえば400mmレンズなら、35mm判換算で約600mm相当の画角です。
ただし、400mmレンズそのものが600mmに変わるわけではありません。焦点距離やレンズの光学特性は400mmのままで、変化するのはセンサーに記録される範囲です。また、遠近感は主に撮影位置によって決まるため、DXフォーマットにしただけで望遠レンズ特有の圧縮表現が強くなるわけでもありません。
D500はDX撮像範囲のLサイズで5568×3712ピクセルを記録します。対して、D780をDX撮像範囲にすると3936×2624ピクセルです。そのため、同じレンズと撮影位置から遠い被写体を撮る場合、D500は被写体部分により多くの画素を使って記録できます。
野鳥や航空機のように撮影位置から被写体まで距離があり、大きく写すのが難しい場面では、この記録画素数の違いも確認しておきましょう。
AFと連写の比較|ファインダー中心ならD500、ライブビューも使うならD780


Via: Photography Life 作例(D500)
AF性能を比べるときは、フォーカスポイントの数だけでなく、ファインダー撮影とライブビュー撮影でAF方式が変わる点も確認しましょう。D780はファインダーとライブビューで異なるAFシステムを使い分ける構成で、D500は光学ファインダー撮影向けの153点AFを搭載しています。
また、連写速度も撮影方法によって条件が異なります。D780の電子シャッターを使ったサイレント撮影と、D500の光学ファインダーを使った高速連続撮影は仕組みが異なるため、最高コマ数だけで比べないことが大切です。
D780:静止画ライブビューでは最大273点ハイブリッドAFを利用できる
D780の光学ファインダー撮影では51点AFを使用します。ライブビューでは、撮像素子上の位相差AFとコントラストAFを組み合わせたハイブリッドAFが利用可能です。
静止画で撮像範囲をFX、AFエリアモードをシングルポイントAFに設定した場合は、最大273点のフォーカスポイントから選択可能です。そのため、ローアングルで人物やペットを撮る場合など、光学ファインダーをのぞきにくい姿勢でも背面モニターを見ながらAF位置を指定できます。
通常の高速連続撮影は約7コマ/秒で、14ビットロスレス圧縮RAWでは、ニコンの測定条件で約68コマまで連続撮影できます。
さらに、ライブビューのサイレント撮影では電子シャッターを使い、14ビットRAWで約8コマ/秒、12ビットRAWでは約12コマ/秒に対応。ただし、動きの速い被写体やカメラを大きく振りながら撮影すると、ローリングシャッター(被写体や画面全体が歪んで写る現象)が生じる場合があります。
そのため、約12コマ/秒という数字だけを見て、D500の約10コマ/秒と同じ条件の連写だと考えないようにしましょう。
D500:153点AFと約10コマ/秒で動体を追いやすい
D500は153点AFシステムを採用し、そのうち55点を撮影者が選択できます。さらに、99点あるクロスタイプセンサーのうち35点が選択可能です。
AFエリアモードはシングルポイントAFのほか、25点・72点・153点のダイナミックAF、3D-トラッキング、グループエリアAF、オートエリアAFを搭載しています。被写体の大きさや動き方に合わせてAFエリアを変更できるため、野鳥やスポーツなどフレーム内を移動する被写体にも対応しやすい構成です。
高速連続撮影は約10コマ/秒。14ビットロスレス圧縮RAWでも、ニコンの測定条件では最大200コマまで連続撮影できます。サッカーの攻防や鳥の飛翔など、数秒間にわたって連続して撮りたい場面で使いやすい仕様です。
ただし、実際の連続撮影可能コマ数は使用するメモリーカードや撮影設定によって変わります。
なお、ライブビューはコントラストAF方式で、D780のハイブリッドAFとは別の仕組みです。D500のAF性能を重視する場合は、主に光学ファインダーを使って動体を撮るケースを想定して比較しましょう。
動画機能の比較|D780はフルフレーム4KとFHD 120p、D500は4K時の画角に注意
D780とD500は、どちらも4K UHD/30pで動画を記録できます。ただし、使用する撮像範囲は同じではありません。D780はFXベースのフルフレーム4K UHDに対応するのに対し、D500は4K UHD撮影時に静止画のDX撮像範囲より画角が狭くなります。特に室内や風景など広い範囲を収めたい場合は、この違いを確認しましょう。
D780:全画素読み出しのフルフレーム4K UHDに対応
D780はFXベースの動画フォーマットで、4K UHD/30p、25p、24pを記録できます。全画素読み出しによるフルフレーム4K UHDに対応しており、広角レンズや魚眼レンズの広い画角を4K撮影にも取り入れられるのが特徴です。
さらに、フルHDでは120p/100pまで選択可能です。速い動きを高いフレームレートで記録できるため、スポーツや動物などの動きをスローモーションで見せたい場合にも利用できます。
また、HDMI接続時には10bit出力を選択でき、撮影後の色調整を前提としたN-Logや、広い明暗差を扱うHDR(HLG)にも対応しています。ただし、N-Log/HDR(HLG)の映像はカメラ内のSDカードには記録できず、対応する外部レコーダーが必要です。HDR(HLG)を使用する場合は、記録機器やモニターもHLG対応環境を用意する必要があります。
D500:4K UHDでは静止画のDX撮影より画角が狭くなる
D500は4K UHD/30p、25p、24pに対応し、フルHDでは60p、50p、30p、25p、24pを選択可能です。
4K UHD撮影では、静止画の通常DX撮影より狭い撮像範囲を使用します。そのため、同じレンズと撮影位置でも被写体が画面内で大きく写るのが特徴です。遠くの野鳥や競技中の選手を撮影する場面でも活用できます。
反対に、室内や建築、風景など広い範囲を撮りたい場合は注意が必要です。使用予定のレンズで必要な画角を確保できるか、撮影前に確認しましょう。
動画機能そのものはD780よりシンプルで、フルHDは最大60pです。また、フルHD 120pや10bit N-Log/HDR(HLG)出力には対応していないため、高フレームレート撮影や、撮影後に色を細かく調整する動画制作ではD780のほうが機能を多く備えています。
操作性・ファインダー・モニターの比較|モニターは似ていても操作方法が異なる


Via: Digital Camera World(D500)
D780とD500は、どちらも3.2型・約236万ドットのチルト式タッチパネルを備えたモデルです。ただし、モニターの基本仕様は近くても、ライブビュー撮影の使い方やファインダーをのぞいたまま行える操作には違いがあります。
D780:チルト式モニターでロー・ハイアングル撮影に対応しやすい
D780は、チルト式タッチパネルとライブビューAFを組み合わせて撮影できます。カメラを低い位置や高い位置に構えた場合でも、モニターを見ながら構図を決め、タッチ操作でフォーカスポイントを指定可能です。
たとえば、地面に近い位置から子どもやペットを撮るときは、無理にファインダーをのぞく必要がありません。反対に、通常の高さでは光学ファインダーを使うなど、撮影姿勢に合わせて使い分けられます。
ただし、ファインダー撮影とライブビューではAFシステムが異なります。両方を使う予定なら、フォーカスポイントの配置や操作方法の違いも確認しましょう。
D500:サブセレクターでファインダー撮影中のAF位置を動かせる
D500の背面には、サブセレクターとAF-ONボタンが配置されています。ファインダーをのぞいたまま親指でフォーカスポイントを移動できるため、被写体の位置に合わせてAFポイントを変更しやすい操作系です。
特に野鳥やスポーツでは、被写体の動きに合わせて構図とAF位置を変える場面があります。その際、ファインダーから目を離さずにフォーカスポイントを操作できるのがD500の特徴です。
なお、背面モニターもチルトとタッチ操作に対応しています。ただし、モニターを中心に撮影する場合はD780、光学ファインダーを使いながらAF位置を細かく変更するならD500というように、普段の撮影方法に合わせて比較しましょう。
価格・販売状況の比較|D780は新品販売中、D500は旧製品
D780は2020年1月24日発売で、2026年9月14日時点でもニコンダイレクトで新品ボディを販売中です。対してD500は2016年4月28日発売で、現在はニコン公式で旧製品に分類されています。
D780:ニコンダイレクト販売価格は261,800円(税込)
2026年9月14日時点で、D780ボディのニコンダイレクト販売価格は261,800円(税込)です。公式通販で新品を購入できるため、中古品だけでなく新品も選択肢に入ります。
さらに、ニコンダイレクトでは1年間のメーカー保証に加え、その後2年間の保証が付く3年安心サポートも用意されています。新品で長く使いたい場合は、価格とあわせて保証内容も確認しましょう。
D500:旧製品のため購入時の販売状況を確認
D500はニコン公式で旧製品に分類されています。2026年9月14日時点では、ニコン公式サイト上で現行の有効な販売価格を確認できないため、購入する場合は販売店や中古市場を含めて在庫状況と価格を確認しましょう。
中古品を検討する際は、価格だけでなく外装やAF、各ボタン、カードスロットの動作も確認してください。シャッター回数が分かる場合は使用状況の目安になるほか、バッテリーや充電器などの付属品、販売店の保証期間も比較材料になります。
用途別おすすめ|野鳥・スポーツ・風景・動画・旅行で選ぶ


D780とD500は、撮影する被写体や使い方によって適したモデルが異なります。野鳥やスポーツではファインダーAFと連写性能、風景や人物ではセンサーサイズや画角、動画では撮像範囲やフレームレートを確認しましょう。さらに旅行では、撮影可能コマ数や記録メディアも選ぶ際のポイントになります。
メイン用途 | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
野鳥・航空機 | D500 | DXの狭い画角に加え、153点AFと約10コマ/秒の連写で遠くの動く被写体を追いやすい |
フィールドスポーツ | D500 | 光学ファインダーで被写体を追いながら約10コマ/秒で撮影でき、14ビットロスレス圧縮RAWでも最大200コマの連続撮影に対応 |
風景・建築・室内 | D780 | FX対応の広角レンズを35mm判相当の画角で使え、4K動画でもFXベースの撮像範囲を利用できる |
人物・物撮り | D780 | 同じ画角・構図・F値で比べると被写界深度を浅くしやすく、背景を大きくぼかした表現を取り入れやすい |
ライブビュー撮影 | D780 | 静止画ライブビューで最大273点のハイブリッドAFを利用できる |
動画撮影 | D780 | フルフレーム4K UHD、フルHD 120p、HDMI 10bit N-Log/HDR(HLG)に対応 |
旅行で静止画と動画を1台にまとめたい | D780 | CIPA基準で約2260コマ撮影でき、SDカード2枚を使用可能。ライブビューや動画機能も利用できる |
Nikon D780からD500へ乗り換えるときに確認したいポイント
D780からD500へ乗り換える場合は、広角側の画角と動画機能の変化を確認しておきましょう。また、D500ではファインダーAFと連写性能が変わるため、静止画を中心に使う人は撮影方法も見直せます。
確認項目 | D780からD500へ乗り換えるとどう変わる? |
|---|---|
広角撮影 | 24mmレンズは35mm判換算約36mm相当になります。24mm相当の画角を得たい場合は16mm前後が目安です |
動画 | D780のフルHD 120pやHDMI 10bit N-Log/HDR(HLG)出力は利用できなくなります |
4K UHD | 静止画の通常DX撮影より撮像範囲が狭くなるため、室内や風景では必要な画角を確認しましょう |
記録メディア | SDカードは流用できます。もう一方のスロットを使う場合はCFexpress Type BまたはXQDカードが必要です |
ファインダー撮影 | 153点AFと約10コマ/秒の高速連続撮影を利用できます |
D780でライブビューや動画を多く使っていた場合は、D500へ乗り換えたあとに光学ファインダーを使う機会が増えるかも考えておきましょう。
※D500でCFexpress Type Bカードを使用するには、C:Ver.1.30以降のファームウェアが必要です。
Nikon D500からD780へ乗り換えるときに確認したいポイント
D500からD780へ乗り換える場合は、レンズの対応範囲や画角、AF、記録メディアが変わります。特にDXレンズや望遠レンズを多く使っている人は、現在の撮影スタイルをそのまま引き継げるか確認しましょう。
確認項目 | D500からD780へ乗り換えるとどう変わる? |
|---|---|
レンズ | DXレンズを装着するとDX撮像範囲で記録されます。FXセンサー全体を使う場合はFX対応レンズが必要です |
望遠撮影 | 400mmレンズはD500で35mm判換算約600mm相当、D780のFX撮影では約400mm相当の画角になります |
ファインダーAF | D500の153点AFからD780の51点AFへ変わるため、野鳥やスポーツではAFポイントの配置も確認が必要です |
ライブビュー・動画 | D780では静止画ライブビューで最大273点のハイブリッドAFを利用でき、動画はフルHD 120pにも対応します |
記録メディア | D500で使っていたCFexpress Type B/XQDはD780では使用できません。UHS-II対応SDカードは両機で利用可能です |
とくに野鳥や航空機を同じ撮影位置から狙う場合は、D500より被写体が画面内で小さく写ります。望遠撮影を中心に使っている人は、手持ちレンズで必要な画角を確保できるか確認しましょう。
Nikon D780とNikon D500の比較まとめ
Nikon D780はFXフォーマットのセンサーを搭載し、静止画ライブビューで最大273点のハイブリッドAFを利用できるほか、フルフレーム4K UHDやフルHD 120pにも対応する一眼レフです。広角撮影や背景ぼけを取り入れたい人、ライブビューを使う機会が多い人に向いています。対してD500は、DXフォーマットに153点AFと約10コマ/秒の高速連続撮影を組み合わせたモデルです。35mm判換算で約1.5倍相当の狭い画角になるため、野鳥や航空機、スポーツなど、遠くの動く被写体を光学ファインダーで追う撮影に適しています。そのため、静止画と動画を1台で撮り、FXの画角やライブビューAFを重視するならD780が候補です。野鳥やスポーツを中心に、ファインダーAFと連写性能を優先する場合はD500を検討するとよいでしょう。なお、D500は旧製品で、ニコン公式サイトでは現行の有効な販売価格を確認できません。購入する場合は販売状況を確認し、中古品を選ぶ際は本体の状態や付属品、保証内容も比較してください。
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