【2026年版】FUJIFILM X-M5とSony ZV-E10 IIを徹底比較!静止画・動画・携帯性でどっちを選ぶ?

【2026年版】FUJIFILM X-M5とSony ZV-E10 IIを徹底比較!静止画・動画・携帯性でどっちを選ぶ?

VLOGCAM ZV-E10 II(ZV-E10M2) ボディ
VLOGCAM ZV-E10 II(ZV-E10M2) ボディ
¥102,730
出品中の商品(35)
テンポよく撮って出しが決まり、自然でコクのある発色が心地よいカメラ。日常の記録やテーブルフォト、人物の語りまで、滑らかな階調と素直なボケで上品に仕上がります。顔を捉えるAFやわかりやすいUIで、設定変更もスムーズ。静かな操作感は収録時の余計なノイズを抑えやすい。軽快な携行性で、移動の多い撮影でもリズム良く使えます。アイデアを機敏に形にできる、頼もしさがあります。素材は編集での馴染みがよく、複数カットのつながりも自然。思い描いたテンポで撮れるので、企画の進行がスムーズになります。
X-M5 ボディ
X-M5 ボディ
¥105,270
出品中の商品(15)
持ち出しやすいボディに、素直な色乗りと滑らかな階調を備えた一台。見たままの空気感を写しやすく、人物の肌はやわらかく、街の光は自然にまとまります。堅実なAFは日常から旅スナップまで軽快に追従し、思い立った瞬間を気持ちよく切り取れます。ダイヤル中心の操作は直感的で設定に迷いにくい。散歩にも撮影旅にも好相性で、落ち着いた描写が作品づくりを後押しします。ホワイトバランスは破綻が少なく、屋外の強い光から室内のやわらかな灯りまで自然に移ろいます。構図を追い込みたいときも、ファインダー越しの視認性が安定し、狙いを立てやすいのが魅力です。
フジノンレンズ XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ
フジノンレンズ XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ
¥38,980
出品中の商品(12)
手のひらサイズの軽快なズーム。広角側は風景や室内で使いやすく、望遠側はスナップの切り取りに便利。発色は自然でコントラストはすっきり、空や肌の階調も滑らか。AFは静かで動画でも扱いやすい。ズーム操作はスムーズで画角移動が安定。手持ち撮影でも落ち着いた描写にまとまり、旅や日常の記録にぴったり。初めての一本にも勧めやすい。周辺までの描写もまとまりがよく、風景やスナップで安心感。近接もこなし、小物撮影やカフェ撮りでも使いやすい。軽快なサイズで常に持ち歩けるから、写真も動画も思い立った瞬間に残せる。持ち替えもスムーズ。
E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS II SELP16502
E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS II SELP16502
¥28,100
出品中の商品(6)
携行性に優れた電動標準ズーム。スイッチ一つで滑らかなズーム操作ができ、動画でも一定速度での変化がつけやすい設計です。中心から周辺まで素直なコントラストで、色のりも自然。AFは静粛で合焦が速く、日常の瞬間をテンポよく記録できます。最短付近でもピント面はシャープで、テーブルフォトにも相性良好。手持ち撮影でも安定した画づくりに役立ち、散策や旅行にぴったりの相棒です。電動ならではの微妙な画角調整がしやすく、構図の詰めが快適。周辺までの描写は実用十分で、風景からスナップまでオールラウンドに対応。軽快な取り回しでバッグの隙間にすっと収まり、思い立った瞬間に撮り始められます。

FUJIFILM X-M5とSony VLOGCAM ZV-E10 II(ZV-E10M2)は、どちらもAPS-Cセンサーを搭載した小型のレンズ交換式カメラです。バリアングル液晶や外部マイク端子を備えており、静止画だけでなくVlogや旅行動画にも活用できます。サイズや画素数は近いものの、シャッター方式や動画機能、バッテリーの仕様は異なります。FUJIFILM X-M5は、メカニカルシャッターやフィルムシミュレーション、6.2K/30p記録を備え、静止画と動画を1台で撮りたい人の選択肢になります。対してSony VLOGCAM ZV-E10 IIは、All-Intra記録や商品レビュー用設定、大容量バッテリーなどを備え、Vlogや商品紹介を中心に撮影する人に使いやすい構成です。さらに、連写速度やAFの認識対象、手ブレ補正、グリップ形状にも差があるため、用途によって重視したい項目も変わるでしょう。この記事では、それぞれの仕様を比較しながら、静止画・動画・携帯性・撮影時間など用途別に適したモデルを解説します。

みんカメ編集部
筆者
みんカメ編集部
みんなのカメラ編集部によるカメラに関する最新情報・レビューなどを毎日配信しています!ためになるプロのテクニックもご紹介。

この記事のサマリー

チェックアイコン

静止画を中心に撮り、動く被写体やフラッシュ撮影も考えているなら、メカニカルシャッターを搭載したFUJIFILM X-M5が候補

チェックアイコン

動画は両機とも4K/60pの4:2:2 10bitに対応し、X-M5は6.2K/30p、ZV-E10 IIはAll-Intraや無料アップグレード後の4K/120pを利用できる

チェックアイコン

携帯性は約355gのX-M5、握りやすさは約377gでグリップの張り出しが大きいZV-E10 IIに特徴がある

チェックアイコン

どちらもボディ内手ブレ補正と電子ビューファインダーは非搭載で、手持ち動画では電子補正や使用レンズの確認が必要

チェックアイコン

長時間の動画撮影ではNP-FZ100を採用するZV-E10 II、公式通販のボディ価格では136,400円(税込)のX-M5が選択肢になる

FUJIFILM X-M5とSony VLOGCAM ZV-E10 IIはどちらを選ぶべきか

【2026年版】FUJIFILM X-M5とSony ZV-E10 IIを徹底比較!静止画・動画・携帯性でどっちを選ぶ?

選ぶときの大きな基準は、静止画と動画のどちらを中心に撮るかです。静止画も積極的に楽しむならFUJIFILM X-M5、Vlogや商品紹介など動画の撮影時間が長いならSony VLOGCAM ZV-E10 II(ZV-E10M2)が候補になります。

X-M5は静止画と動画を1台で撮りたい人向け

X-M5はメカニカルシャッターを搭載しているため、静止画撮影が電子シャッターだけに限定されません。動く被写体や人工光の下など、撮影状況に合わせてシャッター方式を切り替えられます。

さらに、ボディ上面にはフィルムシミュレーションダイヤルを装備しています。20種類のフィルムシミュレーションから仕上がりを選べるので、RAW現像を行わずにカメラ内で色や階調を整えたい人にも使いやすいでしょう。

動画は6.2K/30pにも対応。旅行先で静止画を撮りながら、VlogやSNS用の縦動画も同じカメラで残したい人に検討しやすいモデルです。

ZV-E10 IIはVlogや長時間収録を重視する人向け

ZV-E10 IIは、商品レビュー用設定や背景ぼけ切り換えなど、Vlogで使いやすい機能を搭載しています。自分を撮りながら商品や料理をカメラへ見せる撮影にも対応しやすい構成です。

さらに、インテリジェント3カプセルマイクを備え、風切り音を抑えるウインドスクリーンも付属。屋外で話しながら撮影するときにもカメラ内蔵マイクを使えます。

バッテリーにはNP-FZ100を採用し、実動画撮影時間は約130分。インタビューやイベントなど、1回の収録時間が長い用途でも候補になります。

FUJIFILM X-M5とSony VLOGCAM ZV-E10 IIの主要スペック比較

FUJIFILM X-M5とSony VLOGCAM ZV-E10 IIの主要スペック比較

Via: Amateur Photographer(X-M5)

FUJIFILM X-M5とSony VLOGCAM ZV-E10 IIの主要スペック比較

Via: DPReview(VLOGCAM ZV-E10 II)

FUJIFILM X-M5とSony VLOGCAM ZV-E10 IIは、どちらも約2600万画素のAPS-Cセンサーを搭載しています。ただし、シャッター方式や動画の記録仕様、連写速度、AF、バッテリーには違いがあるため、撮影用途に合わせて比較することが大切です。

項目

FUJIFILM X-M5

Sony VLOGCAM ZV-E10 II

レンズマウント

FUJIFILM Xマウント

ソニーEマウント

センサー

APS-C X-Trans CMOS 4

APS-C Exmor R CMOS

有効画素数

約2610万画素

静止画時最大約2600万画素

画像処理エンジン

X-Processor 5

BIONZ XR

シャッター方式

メカニカル、電子、電子先幕

電子

シャッター速度

メカニカル最高1/4000秒、電子最高1/32000秒

電子最高1/8000秒

ボディ内手ブレ補正

非搭載

非搭載

電子ビューファインダー

非搭載

非搭載

液晶モニター

約104万ドット、バリアングル

約103万6800ドット、バリアングル

動画記録

6.2K/30p、4K/60p、4:2:2 10bit

4K/60p、4:2:2 10bit、XAVC S-I 4K対応。無料アップグレード後は4K/120pにも対応

AF

位相差+コントラスト、被写体検出AF

位相差+コントラスト、静止画最大759点、動画最大495点

連写

メカニカル約8コマ/秒、電子約20コマ/秒、1.25倍クロップ時約30コマ/秒

最高約11コマ/秒

フラッシュ同調速度

メカニカルシャッターで1/180秒以下

ソニー製フラッシュ使用時1/30秒

静止画撮影可能枚数

約330枚、エコノミーモード約440枚

約610枚

実動画撮影時間

6.2K/29.97pで約45分、4K/29.97pで約50分

約130分

質量

約355g

約377g

マイク端子

3.5mmステレオミニジャック

3.5mmステレオミニジャック

ヘッドホン端子

3.5mmステレオミニジャック

3.5mmステレオミニジャック

USB

USB Type-C、USB 10Gbps

USB Type-C、SuperSpeed USB 5Gbps

価格

136,400円(税込)

152,900円(税込)

※価格は、2026年8月6日時点の公式通販サイトでの販売価格です。

※ZV-E10 IIの4K/120p記録には、無料のアップグレードライセンスが必要です。4K/120p撮影時は、撮影範囲や利用できる手ブレ補正などに制限があります。

携帯性とホールド感の比較

携帯性とホールド感の比較

Via: Amateur Photographer(X-M5)

携帯性とホールド感の比較

Via: DPReview(VLOGCAM ZV-E10 II)

FUJIFILM X-M5とSony VLOGCAM ZV-E10 IIの重量差は約22gです。ただし、実際の持ちやすさはグリップの形状や装着するレンズによって変わります。持ち歩きやすさを重視するのか、長く構えたときの握りやすさを優先するのかを考えて選びましょう。

X-M5は小型レンズと組み合わせやすい

X-M5は、バッテリーとメモリーカードを含めて約355gです。XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZやコンパクトな単焦点レンズと組み合わせれば、バッグの中でも場所を取りにくくなります。

グリップの張り出しは小さいため、大型のズームレンズでは前側が重く感じる場合があります。普段使う予定のレンズを装着した状態で、ボディとの重量バランスも確認しておきたいところです。

ZV-E10 IIはグリップの張り出しが大きい

ZV-E10 IIは、バッテリーとメモリーカードを含めて約377gとなります。グリップにはX-M5より大きな張り出しがあり、右手の指を掛けるスペースを取りやすい形状です。

自撮りや手持ち動画など、右手でカメラを長く構える場合は握りやすさを確かめておきたいでしょう。また、パワーズームや広角ズームを使う予定なら、レンズを装着した状態での前後バランスも確認しておきましょう。

観点

FUJIFILM X-M5

Sony VLOGCAM ZV-E10 II

質量

約355g

約377g

グリップ形状

張り出しが小さい

張り出しが大きい

組み合わせやすいレンズ

小型単焦点、軽量な標準ズーム

広角ズーム、パワーズーム

想定しやすい撮影

散歩、旅行、日常の静止画と動画

自撮り、商品紹介、長時間の手持ち撮影

手の大きさやレンズの重量によって、持ったときの印象は変わります。店頭で試せる場合は、使用予定に近いサイズのレンズを装着して握り心地を確かめてみましょう。

静止画の撮りやすさ比較

静止画の撮りやすさ比較

Via: PetaPixel 作例(X-M5)

静止画の撮りやすさ比較

Via: DPReview 作例(VLOGCAM ZV-E10 II)

静止画で大きく異なるのがシャッター方式です。FUJIFILM X-M5はメカニカルシャッターを選べるのに対し、Sony VLOGCAM ZV-E10 IIは電子シャッターのみとなります。電子シャッターでは速い被写体がゆがんで写ったり、LED照明などの人工光で明暗の縞が生じたりする場合もあるため注意が必要です。動く被写体や人工光の下で撮る機会が多い人は、この違いを前提に比較しましょう。

X-M5はメカニカル・電子・電子先幕を使い分けられる

X-M5はメカニカルシャッターで最高1/4000秒、電子シャッターでは最高1/32000秒に対応しています。さらに、電子先幕シャッターも選択可能です。

電子シャッターはシャッター駆動音を出さずに撮りたい場面などで利用できます。動体のゆがみや人工光による縞が気になるときは、メカニカルシャッターへ変更できる点がX-M5の特徴です。

ZV-E10 IIは電子シャッターのみ

ZV-E10 IIはメカニカルシャッターを搭載しておらず、静止画でも電子シャッターを使用します。シャッター速度は最高1/8000秒まで設定可能です。

電子シャッターからメカニカルシャッターへ変更することはできません。そのため、スポーツや横方向へ速く移動する乗り物を頻繁に撮る場合は、電子シャッターの特性も考慮しましょう。

フラッシュ撮影は同調速度が異なる

フラッシュ撮影では、使用できるシャッター速度にも差があります。X-M5はメカニカルシャッター使用時に1/180秒以下でフラッシュ同調が可能です。

ZV-E10 IIのフラッシュ同調速度は、対応するソニー製フラッシュ使用時で1/30秒です。通常の同調撮影では1/30秒より速いシャッター速度を選べないため、周囲の光を抑えながらフラッシュを使う場面では撮影条件に制約が出やすくなります。

室内ポートレートや物撮りなどで外部フラッシュを使う予定がある人は、同調速度も確認しておきましょう。

観点

FUJIFILM X-M5

Sony VLOGCAM ZV-E10 II

メカニカルシャッター

あり

なし

電子シャッター

あり

あり

電子先幕シャッター

あり

なし

最高シャッター速度

メカニカル1/4000秒、電子1/32000秒

電子1/8000秒

フラッシュ同調速度

メカニカルシャッターで1/180秒以下

ソニー製フラッシュ使用時1/30秒

動画性能の比較

動画性能の比較

Via: PetaPixel 作例(X-M5)

動画性能の比較

Via: DPReview 作例(VLOGCAM ZV-E10 II)

FUJIFILM X-M5とSony VLOGCAM ZV-E10 IIは、どちらも4K/60pの4:2:2 10bit記録に対応しています。4:2:2は4:2:0より色の情報を多く残す方式で、10bitでは8bitより細かな階調を記録できる点が特徴です。そのため、撮影後に色や明るさを調整する動画にも向いています。

ただし、対応する解像度や圧縮方式には違いがあります。X-M5は6.2Kの3:2記録、ZV-E10 IIはAll-Intra記録と無料アップグレード後の4K/120pが主な違いです。

X-M5は6.2Kの3:2記録に対応

X-M5は、6240×4160ピクセルの6.2K動画を最大29.97p、4K動画なら最大59.94pで記録できます。6.2Kは3:2の縦横比で広い範囲を記録できるため、同じ素材から16:9の横動画や9:16の縦動画を作る場合にも扱いやすい形式です。

また、6.2Kは4Kよりデータ量が増えるため、長時間撮影ではメモリーカードや保存先の容量も確認しておきましょう。編集する場合は、使用するパソコンが6.2K素材を無理なく扱えるかも確認が必要です。

ZV-E10 IIはAll-Intraと4K/120pに対応

ZV-E10 IIは4K/60pの4:2:2 10bit記録に対応しています。XAVC S-I 4Kでは各フレームを個別に圧縮するAll-Intraを利用でき、4K/60pでは最大600Mbpsを選択可能です。

All-IntraはLong GOPよりファイル容量が大きくなります。そのため、記録方式に合わせてSDカードの書き込み速度や保存容量も準備しましょう。

無料のアップグレードライセンスを導入すると、4K/120pも選択可能です。120pの映像は、30p仕上げなら4倍、24p仕上げなら最大5倍のスローモーション素材として使えます。

ただし、4K/120pでは撮影範囲が約38%狭くなります。加えて、電子式手ブレ補正のアクティブモード、XAVC S-I 4K、プロキシー記録など一部の機能は使用できません。

ログ記録とカメラ内の色設定にも違いがある

X-M5はF-LogとF-Log2に対応しています。F-Log2は広い階調を残し、撮影後の色調整を前提とする記録方式です。

編集を前提としない場合は、フィルムシミュレーションでカメラ内の仕上がりを選べます。写真と動画で近い色の雰囲気にそろえたい場合にも利用可能です。

ZV-E10 IIが対応するログ記録はS-Log3です。また、カメラ内で仕上げる場合はS-Cinetoneを選択でき、シネマティックVlog設定も使えます。

観点

FUJIFILM X-M5

Sony VLOGCAM ZV-E10 II

通常時の主な最大記録

6.2K/30p、4K/60p

4K/60p

高フレームレート

Full HD/240p

無料アップグレード後に4K/120p、Full HD/240p

4:2:2 10bit

対応

対応

圧縮方式

Long GOP

Long GOP、All-Intra

ログ記録

F-Log、F-Log2

S-Log3

カメラ内の色設定

フィルムシミュレーション

S-Cinetone、シネマティックVlog設定

※ZV-E10 IIの4K/120pおよびFull HD/240pを利用するには、無料の4K 120pアップグレードライセンスが必要です。

AFと連写の比較

AFと連写の比較

Via: Amateur Photographer 作例(X-M5)

AFと連写の比較

Via: DPReview 作例(VLOGCAM ZV-E10 II)

AFは測距点数だけでなく、認識できる被写体や追従方法にも違いがあります。また、連写速度はシャッター方式やクロップの有無によって条件が変わるため、最高値だけで判断しないことが大切です。

X-M5は動物や乗り物などの被写体検出に対応

X-M5は、人物撮影で顔・瞳AFを利用できます。さらに、被写体検出AFでは動物、鳥、車、バイク・自転車、飛行機、電車を選択可能です。

昆虫は「鳥」、ドローンは「飛行機」の設定で検出し、被写体検出AFをオンにすると顔・瞳AFは自動的にオフになります。そのため、人物と動物・乗り物では設定を切り替えて使用します。

動画ではAF-Cとワイド/トラッキングAFを組み合わせ、画面をタッチして追従する対象を指定できます。複数の被写体が画面内にいるときでも、追従させたい対象を選べる点が特徴です。

連写はメカニカルシャッターで最高約8コマ/秒、電子シャッターでは通常画角で最高約20コマ/秒に対応しています。撮影範囲が1.25倍にクロップされる設定なら、電子シャッターで最高約30コマ/秒を選択可能です。

ZV-E10 IIは最大759点の位相差AFに対応

ZV-E10 IIは、静止画で最大759点、動画で最大495点の位相差AFに対応しています。認識できる主な被写体は人物、動物、鳥です。

画面をタッチして追従対象を指定できます。さらに動画では、ピントが移動する速さを変えるAFトランジション速度や、別の被写体へピントを移す反応を変えるAF乗り移り感度も調整可能です。

連写速度はAF・AE追随で最高約11コマ/秒です。X-M5とはシャッター方式やクロップ条件が異なるため、最高速度だけでなく撮影範囲もあわせて比較しましょう。

観点

FUJIFILM X-M5

Sony VLOGCAM ZV-E10 II

AF方式

インテリジェントハイブリッドAF(位相差+コントラスト)

ファストハイブリッドAF(位相差+コントラスト)

人物認識

顔・瞳AF

人物認識AF

主な被写体認識

動物、鳥、車、バイク・自転車、飛行機、電車

人物、動物、鳥

動画中の追従指定

画面タッチで被写体を指定

タッチトラッキング

通常画角の最高連写速度

電子シャッター約20コマ/秒

AF・AE追随で約11コマ/秒

クロップ時の最高連写速度

電子シャッター約30コマ/秒(1.25倍クロップ)

メカニカルシャッターの連写

最高約8コマ/秒

メカニカルシャッター非搭載

※実際の連写速度は、シャッタースピードやISO感度、フォーカスモード、使用するメモリーカードなどの撮影条件によって変わります。

手ブレ補正の比較

手ブレ補正の比較

Via: Amateur Photographer(X-M5)

手ブレ補正の比較

Via: PetaPixel(VLOGCAM ZV-E10 II)

FUJIFILM X-M5とSony VLOGCAM ZV-E10 IIは、どちらもセンサーを動かして補正するボディ内手ブレ補正を搭載していません。静止画では手ブレ補正機構を備えたレンズを利用し、動画ではレンズ側の補正に加えて電子式手ブレ補正を使用できます。

ただし、電子式手ブレ補正では撮影範囲が狭くなる場合があります。自撮りや歩き撮りを行う人は、補正後の画角まで確認することが大切です。

X-M5は動画用の電子式手ブレ補正を搭載

X-M5は、動画撮影時に電子式手ブレ補正とブレ防止モードブーストを利用できます。ただし、解像度やフレームレートによって使用できる補正と撮影範囲が異なる点に注意が必要です。

6.2Kでは電子式手ブレ補正を使用できません。4K/30pで電子式手ブレ補正をオンにした場合は1.32倍、4K/60pでは1.22倍のクロップです。

広角の歩き撮りや自撮りでは、補正をオンにした状態で必要な範囲が画面に収まるか確かめましょう。

ZV-E10 IIはアクティブモードを使用できる

ZV-E10 IIでは、動画撮影時に「アクティブ」「スタンダード」「切」の3種類から手ブレ補正を選択できます。スタンダードは対応レンズの手ブレ補正機構を利用し、アクティブではカメラ側の電子補正が加わる仕組みです。

アクティブモードを使うと、補正をオフにした場合より撮影範囲が狭くなります。さらに、アクティブモード使用時は動画のISO感度上限がISO6400になります。

手ブレ補正機構を搭載していないレンズではスタンダードを選択できません。使用するレンズ側の補正機構も、購入前に見ておきたいポイントになります。

観点

FUJIFILM X-M5

Sony VLOGCAM ZV-E10 II

ボディ内手ブレ補正

非搭載

非搭載

静止画の補正

手ブレ補正対応レンズを使用

手ブレ補正対応レンズを使用

動画の電子補正

電子式手ブレ補正、ブレ防止モードブースト

アクティブモード

電子補正使用時の画角

4K/30pで1.32倍、4K/60pで1.22倍にクロップ

アクティブモードでは撮影範囲が狭くなる

主な制限

6.2Kでは電子式手ブレ補正を使用不可

アクティブモードでは動画ISO感度の上限がISO6400

歩き撮りで確認したい点

補正使用時の画角とレンズの広角端

アクティブモード使用時の画角とレンズ側手ブレ補正の有無

バッテリー・入出力・価格の比較

バッテリー・入出力・価格の比較

Via: Amateur Photographer(X-M5)

バッテリー・入出力・価格の比較

Via: PetaPixel(VLOGCAM ZV-E10 II)

長時間の動画撮影では、バッテリーの持続時間だけでなく、USB給電や音声端子も確認しておきたいポイントです。さらに、充電に必要なケーブルやACアダプターの付属状況、ボディやレンズキットの価格まで含めると、購入後に必要な機材を整理しやすくなります。

バッテリーは撮影可能時間に差がある

FUJIFILM X-M5はNP-W126Sを使用し、静止画撮影可能枚数はノーマルモードで約330枚、エコノミーモードでは約440枚です。動画の実撮影時間は6.2K/29.97pで約45分、4K/29.97pなら約50分となっています。

Sony VLOGCAM ZV-E10 IIは、容量の大きいNP-FZ100を採用。静止画は約610枚撮影でき、動画の実撮影時間は約130分、連続動画撮影時間は約195分が目安です。

1回の撮影時間が長いインタビューやイベントでは、ZV-E10 IIのほうがバッテリー交換の回数を抑えやすいでしょう。ただし、実際の撮影可能時間は気温や記録方式、液晶モニターの使用状況などによって変わります。長時間収録を予定している場合は、予備バッテリーやUSB給電も準備しましょう。

両機ともマイク端子とヘッドホン端子を搭載

X-M5は、3.5mmのマイク端子とヘッドホン端子、USB Type-C、HDMIマイクロ端子を備えています。USB端子はUSB 10Gbpsに対応しており、USB接続した機器からカメラへの給電も可能です。

ZV-E10 IIにも3.5mmのマイク端子とヘッドホン端子があり、USB Type-CとHDMIマイクロ端子を装備。USBはSuperSpeed USB 5Gbpsに対応し、USB PDによる給電も利用できます。

また、X-M5とZV-E10 IIはいずれもUSBケーブルとACアダプターを同梱していません。ZV-E10 IIをUSB充電する場合は、3A以上に対応するUSB Type-Cケーブルと、18W(9V/2A)以上のUSB PD対応機器が必要です。購入後すぐにUSB充電を使う予定なら、手持ちの充電機器も確認しておきましょう。

公式通販価格はX-M5のほうが低い

公式通販では、ボディ単体と標準ズームレンズキットのどちらもX-M5の価格が低く設定されています。レンズキットを検討している場合は、価格だけでなく付属するレンズの焦点距離や手ブレ補正の有無もあわせて比較しましょう。

項目

FUJIFILM X-M5

Sony VLOGCAM ZV-E10 II

ボディ価格

136,400円(税込)

152,900円(税込)

標準ズームレンズキット

152,900円(税込)

163,900円(税込)

キットレンズ

XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ

E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS II(SELP16502)

※価格は、2026年8月6日時点の公式通販サイトでの販売価格です。

ボディ単体ではX-M5がZV-E10 IIより16,500円(税込)、標準ズームレンズキットでは11,000円(税込)低い価格です。ただし、販売店の実売価格やキャンペーンは変動するため、購入時には予備バッテリーやSDカード、マイクなど、必要なアクセサリーを含めた総額も比較しましょう。

用途別の選び方

ここまで比較した仕様を、実際の撮影用途に当てはめて整理します。静止画を中心に使うのか、Vlogや長時間収録を重視するのかによって、選びやすいモデルは変わります。

メイン用途

おすすめ

理由

静止画を中心に撮る

FUJIFILM X-M5

メカニカルシャッターを選べ、フィルムシミュレーションも利用できる

動く被写体や外部フラッシュを使った静止画を撮る

FUJIFILM X-M5

電子シャッターだけでなくメカニカルシャッターを使え、フラッシュ同調速度は1/180秒以下

横動画と縦動画を同じ素材から作る

FUJIFILM X-M5

6.2Kの3:2記録に対応し、編集時に縦横の画角を切り出しやすい

小型軽量を重視する

FUJIFILM X-M5

バッテリーとメモリーカードを含めて約355g

Vlogや商品紹介を中心に撮る

Sony VLOGCAM ZV-E10 II

商品レビュー用設定や背景ぼけ切り換えを利用できる

長時間の動画を撮る

Sony VLOGCAM ZV-E10 II

NP-FZ100を採用し、実動画撮影時間は約130分

4Kのスローモーション素材を撮る

Sony VLOGCAM ZV-E10 II

無料アップグレード後は4K/120pに対応

グリップの大きさを重視する

Sony VLOGCAM ZV-E10 II

X-M5よりグリップの張り出しが大きい

所有しているレンズがある場合はマウントも確認する

すでに交換レンズを所有している場合は、ボディ単体の仕様だけでなく、手持ちのレンズをそのまま使えるかも確認しましょう。X-M5はFUJIFILM Xマウント、ZV-E10 IIはソニーEマウントを採用しているため、基本的にはそれぞれ対応するレンズが必要です。

たとえば、FUJIFILM Xマウントのレンズを複数所有しているなら、X-M5を選ぶことで新しく購入する機材を抑えられる場合があります。ソニーEマウントのレンズを持っている人なら、ZV-E10 IIでも既存のレンズ資産を活用できるでしょう。

そのため、買い替えや買い増しではボディ価格だけで判断せず、新たに必要となるレンズまで含めた費用を比べることが大切です。

自撮りではキットレンズの広角端も確認する

自撮り動画を撮る場合は、手ブレ補正だけでなく、レンズの広角端も確認しておきましょう。X-M5のキットレンズ「XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ」は広角端15mmで、35mm判換算約23mm相当です。

ZV-E10 IIの「E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS II(SELP16502)」は広角端16mmで、35mm判換算約24mm相当となっています。どちらも電子式手ブレ補正を使用すると撮影範囲が狭くなるため、顔だけでなく周囲の景色まで入れたい場合は、補正をオンにした状態の画角も確認が必要です。

特に歩きながら自分を撮る場合は、カメラと顔の距離を十分に取れないことがあります。店頭で試せる場合は、電子式手ブレ補正を使用した状態で、顔と背景が希望する範囲に収まるか確認しましょう。

FUJIFILM X-M5とSony VLOGCAM ZV-E10 IIの比較まとめ

FUJIFILM X-M5とSony VLOGCAM ZV-E10 IIは、どちらも約2600万画素のAPS-Cセンサーを搭載し、4K/60pの4:2:2 10bit動画に対応する小型のレンズ交換式カメラです。ただし、静止画と動画のどちらを重視するかによって、選ぶ際に注目したい仕様は変わります。FUJIFILM X-M5は、メカニカルシャッターやフィルムシミュレーション、6.2Kの3:2記録を備えている点が特徴です。静止画を中心に撮りながら、旅行動画やSNS用の縦動画も1台で残したい人の候補になります。Sony VLOGCAM ZV-E10 IIには、All-Intra記録や無料アップグレード後の4K/120p、商品レビュー用設定など、動画撮影向けの機能がそろっています。NP-FZ100による長い撮影時間もあり、自撮りや商品紹介、インタビューなどを長めに収録したい人に適した構成です。静止画や外部フラッシュの使用を重視するならX-M5、Vlog向けの操作や長時間の動画撮影を重視するならZV-E10 IIを中心に検討すると選びやすいでしょう。


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VLOGCAM ZV-E10 II(ZV-E10M2) ボディ
VLOGCAM ZV-E10 II(ZV-E10M2) ボディ
¥102,730
出品中の商品(35)
テンポよく撮って出しが決まり、自然でコクのある発色が心地よいカメラ。日常の記録やテーブルフォト、人物の語りまで、滑らかな階調と素直なボケで上品に仕上がります。顔を捉えるAFやわかりやすいUIで、設定変更もスムーズ。静かな操作感は収録時の余計なノイズを抑えやすい。軽快な携行性で、移動の多い撮影でもリズム良く使えます。アイデアを機敏に形にできる、頼もしさがあります。素材は編集での馴染みがよく、複数カットのつながりも自然。思い描いたテンポで撮れるので、企画の進行がスムーズになります。
X-M5 ボディ
X-M5 ボディ
¥105,270
出品中の商品(15)
持ち出しやすいボディに、素直な色乗りと滑らかな階調を備えた一台。見たままの空気感を写しやすく、人物の肌はやわらかく、街の光は自然にまとまります。堅実なAFは日常から旅スナップまで軽快に追従し、思い立った瞬間を気持ちよく切り取れます。ダイヤル中心の操作は直感的で設定に迷いにくい。散歩にも撮影旅にも好相性で、落ち着いた描写が作品づくりを後押しします。ホワイトバランスは破綻が少なく、屋外の強い光から室内のやわらかな灯りまで自然に移ろいます。構図を追い込みたいときも、ファインダー越しの視認性が安定し、狙いを立てやすいのが魅力です。
フジノンレンズ XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ
フジノンレンズ XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ
¥38,980
出品中の商品(12)
手のひらサイズの軽快なズーム。広角側は風景や室内で使いやすく、望遠側はスナップの切り取りに便利。発色は自然でコントラストはすっきり、空や肌の階調も滑らか。AFは静かで動画でも扱いやすい。ズーム操作はスムーズで画角移動が安定。手持ち撮影でも落ち着いた描写にまとまり、旅や日常の記録にぴったり。初めての一本にも勧めやすい。周辺までの描写もまとまりがよく、風景やスナップで安心感。近接もこなし、小物撮影やカフェ撮りでも使いやすい。軽快なサイズで常に持ち歩けるから、写真も動画も思い立った瞬間に残せる。持ち替えもスムーズ。
E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS II SELP16502
E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS II SELP16502
¥28,100
出品中の商品(6)
携行性に優れた電動標準ズーム。スイッチ一つで滑らかなズーム操作ができ、動画でも一定速度での変化がつけやすい設計です。中心から周辺まで素直なコントラストで、色のりも自然。AFは静粛で合焦が速く、日常の瞬間をテンポよく記録できます。最短付近でもピント面はシャープで、テーブルフォトにも相性良好。手持ち撮影でも安定した画づくりに役立ち、散策や旅行にぴったりの相棒です。電動ならではの微妙な画角調整がしやすく、構図の詰めが快適。周辺までの描写は実用十分で、風景からスナップまでオールラウンドに対応。軽快な取り回しでバッグの隙間にすっと収まり、思い立った瞬間に撮り始められます。
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