
Sony ZV-E10 II(ZV-E10M2)最新ファームウェアVer.1.02|変更履歴・確認方法・アップデート手順
Sony ZV-E10 II(ZV-E10M2)の最新ファームウェアはVer.1.02です(2026年9月現在)。2025年11月11日に公開され、充電後もバッテリー残量警告が解除されないことがある事象や、USBストリーミング接続時の電源OFF/ON後にカメラが起動しないことがある事象が改善されました。さらに、動作安定性の改善も含まれています。この記事では、Ver.1.02の変更内容と過去の変更履歴に加え、現在のバージョンを確認する方法や、メモリーカード・Creators' Appを使ったアップデート手順を紹介します。
この記事のサマリー

最新ファームウェアは、2025年11月11日に公開されたVer.1.02

Ver.1.02では、バッテリー残量警告やUSBストリーミングに関する不具合などを改善

公開されている変更履歴はVer.1.02とVer.1.01の2バージョン

現在のバージョンは、本体メニューの[バージョン]から確認できる

アップデートはメモリーカードまたはCreators' Appから行え、バッテリー残量51%以上とメモリーカードの準備が必要
Sony ZV-E10 IIの最新ファームウェアの内容

Sony ZV-E10 II Ver.1.02の主な変更点は、2件の不具合修正と動作安定性の改善です。以下では、Sony公式の「ZV-E10M2 本体ソフトウェアアップデート Ver.1.02」をもとに、それぞれの内容を紹介します。
バッテリー残量警告が解除されないことがある事象を改善
Ver.1.02では、充電してもバッテリー残量警告や「電池がなくなりました」の表示が解除されないことがある事象が改善されました。充電後も警告表示が残っていた場合に関係する修正内容です。
USBストリーミング接続時に起動しないことがある事象を改善
また、「USBストリーミング」接続時にカメラの電源をOFF/ONすると、起動しないことがある事象も改善されています。ZV-E10 IIをPCに接続し、ライブ配信やオンライン会議などでUSBストリーミングを利用する場合に関係する変更です。
動作安定性を改善
このほか、Ver.1.02には動作安定性の改善も含まれます。ただし、対象となる機能や具体的な症状については、Sonyから詳細が公表されていません。
4K 120pはアップグレードライセンスで追加できる
なお、Sony ZV-E10 IIでは、2025年12月10日から4K 120pアップグレードライセンスの提供が始まりました。ライセンスを取得してカメラで有効化すると、4K解像度で最大120pの動画をカメラ内に記録できます。
ただし、4K 120pへの対応はVer.1.02のファームウェア更新に含まれる機能ではありません。Ver.1.02とは別にアップグレードライセンスを取得・有効化する必要があるため、4K 120pを利用したい場合はファームウェア更新とは分けて確認してください。
Sony ZV-E10 IIのファームウェア変更履歴
Sony ZV-E10 IIで公開されている本体ソフトウェアの変更履歴は、Ver.1.02とVer.1.01です。各バージョンの公開日と主な変更内容をまとめました。
バージョン | 公開日 | 主な変更 |
|---|---|---|
Ver.1.02 | 2025年11月11日 | バッテリー残量警告が解除されないことがある事象を改善。USBストリーミング接続時に電源をOFF/ONすると起動しないことがある事象を改善。動作安定性を改善。 |
Ver.1.01 | 2025年4月22日 | 新しい本体ソフトウェアがある場合の通知表示に対応。WPA/WEPを非対応化。HLG系設定でカラーモードが正しく反映されないことがある事象を改善。動作安定性を改善。 |
Ver.1.01ではWi-Fi環境とHLG設定も確認
Ver.1.01以降は、Wi-Fi接続時にWPA/WEPを選択できません。そのため、古いWi-Fiルーターやアクセスポイントを使用している場合は、接続先がWPA2またはWPA3に対応しているか確認しましょう。
また、Ver.1.01ではピクチャープロファイルの[HLG][HLG1][HLG2][HLG3]に関する不具合も改善されています。HLGはHDR映像を撮影する際に使われるガンマ設定のひとつで、該当する設定を利用している場合に関係する変更内容です。
Sony ZV-E10 IIの現在のファームウェアバージョン確認方法
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アップデートを始める前に、カメラにインストールされている本体ソフトウェアのバージョンを確認しましょう。操作は本体メニューから行います。
- MENUを開く
- [セットアップ]へ進む
- [セットアップオプション]を選択する
- [バージョン]を開く
[ボディー]に表示される数字で、現在の本体ソフトウェアのバージョンを確認できます。
Sony ZV-E10 IIのファームウェアは更新した方がいい?
Sonyは、常に最適な機能・性能を使用するため、最新の本体ソフトウェアを利用するよう案内しています。そのため、[ボディー]にVer.1.01以前と表示されている場合は、前述した不具合修正や動作安定性の改善を含むVer.1.02への更新を検討してください。
すでにVer.1.02へ更新済みであれば、現在公開されているアップデートを改めて実行する必要はありません。
Sony ZV-E10 IIのファームウェアのアップデート方法
Sony ZV-E10 IIの更新方法は、メモリーカードとCreators' Appの2種類です。どちらもカメラに挿入したメモリーカードを利用しますが、更新ファイルを準備する流れが異なります。
アップデート前に確認すること
更新を始める前に、バッテリー残量やメモリーカード、本体の温度を確認しましょう。作業前には、Sony公式の更新時の重要な注意事項にも目を通しておいてください。
確認項目 | 内容 |
|---|---|
バッテリー | カメラのバッテリー残量を51%以上にする |
メモリーカード | 必要なデータをバックアップしたうえで、カメラでフォーマット(初期化)する |
カメラの温度 | 本体の温度が高い場合は、温度が下がってからアップデートする |
更新中の操作 | 電源を切ったり、メモリーカードを抜いたりしない |
特に注意が必要なのは、メモリーカードのフォーマットです。保存されている写真や動画はすべて消去され、元に戻せないため、必要なデータをPCなどへ移してから実行しましょう。
Sony ZV-E10 IIでメモリーカードを使ってアップデートする手順

メモリーカードを使う場合は、PCまたはMacで「BODYDATA.DAT」をダウンロードし、フォーマット済みのSDメモリーカードへコピーします。前項の準備を済ませてから、Sony公式の実際のアップデート手順に沿って作業を進めましょう。
手順 | 内容 |
|---|---|
手順1. アップデートファイルを入手 | PCまたはMacで「BODYDATA.DAT」をダウンロードする |
手順2. SDメモリーカードへコピー | 「BODYDATA.DAT」をSDメモリーカードのルートディレクトリー(一番上の階層)へ保存する |
手順3. カメラにカードを挿入 | ファイルを保存したSDメモリーカードをZV-E10 IIに挿入する |
手順4. アップデート画面を開く | MENU →[セットアップ]→[セットアップオプション]→[バージョン]→[ボディー]を選び、[ソフトウェアアップデート]を開く |
手順5. アップデートを実行 | 画面に表示される現在と更新後のバージョン、注意事項を確認して実行する |
手順6. 更新後のバージョンを確認 | アップデート完了後に[バージョン]を開き、[ボディー]がVer.1.02になっていることを確認する |
PC内に同名ファイルがある場合、ダウンロード時に「BODYDATA(1).DAT」など別の名称で保存されることがあります。ファイル名が変更されていたときは「BODYDATA.DAT」に直し、表の手順2に沿ってSDメモリーカードへ保存してください。
Sony ZV-E10 IIをCreators' Appからアップデートする方法
Creators' Appでは、PCを使わずにスマートフォンから本体ソフトウェアを更新できます。スマートフォンへダウンロードした更新ファイルを、カメラに挿入したメモリーカードへ転送してアップデートする仕組みです。
Creators' App経由のアップデートにはサインインが必要です。途中でサインインを求められた場合は、画面の案内に沿って操作してください。前項で紹介したバッテリー残量やメモリーカードなどの準備を済ませたら、アップデートを開始します。
手順 | 内容 |
|---|---|
手順1. 事前準備を確認 | 前項のバッテリー残量、メモリーカード、本体温度などの条件を確認する |
手順2. アップデート画面を開く | Creators' Appのホーム画面で[カメラをアップデートする]、またはカメラ画面で[アップデート]を選ぶ |
手順3. 更新ファイルをダウンロード | 画面の案内に沿って進み、[ダウンロード]が表示されたら容量を確認してダウンロードする |
手順4. カメラへファイルを転送 | [ダウンロード完了]と表示されたらカメラの電源を入れ、[ファイルをカメラに転送する]を選ぶ |
手順5. ファイル転送を完了 | Creators' Appに[ファイル転送完了]と表示されたら[閉じる]を選択する |
手順6. アップデートを実行 | カメラに[アップデートしますか?]と表示されたら注意事項を最後まで確認し、[実行]を選ぶ |
手順7. 更新後のバージョンを確認 | 自動再起動後にMENU →[セットアップ]→[セットアップオプション]→[バージョン]を開き、[ボディー]がVer.1.02になっていることを確認する |
Creators' AppではWi-Fi環境での操作が推奨されています。カメラ側で[実行]を選んでからアップデートが完了するまでは、約6分が目安です。処理が終わると、カメラは自動的に再起動します。
なお、アップデートが完了しても「BODYDATA.DAT」はメモリーカード内に残ります。Ver.1.02への更新を確認したあとであれば、このファイルは削除して構いません。
Sony ZV-E10 IIのファームウェア更新内容・変更履歴まとめ
Sony ZV-E10 II(ZV-E10M2)の最新ファームウェアは、2025年11月11日に公開されたVer.1.02です。Ver.1.02では、充電後もバッテリー残量警告が解除されないことがある事象や、USBストリーミング接続時の電源OFF/ON後にカメラが起動しないことがある事象が改善されました。また、動作安定性の改善も含まれています。変更履歴には2025年4月22日公開のVer.1.01も掲載されており、Wi-Fi接続やピクチャープロファイルに関する変更が含まれます。現在のバージョンを調べるときは、MENU →[セットアップ]→[セットアップオプション]→[バージョン]を開いてください。更新する場合は、バッテリー残量を51%以上にし、フォーマット済みのメモリーカードを準備したうえで、メモリーカードまたはCreators' Appを使ったアップデート手順に沿って進めましょう。
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