
【2025年版】Fujifilm X-M5のレビュー比較まとめ、Vlog最強級の理由


FUJIFILM X-M5は「スマホから一歩ステップアップしたいクリエイター向けの小型ミラーレス」として注目を集めています。26MPのX-Trans CMOS 4とX-Processor 5、6.2Kオープンゲート記録、Vlog向けUIや指向性切替対応の内蔵マイクなどを小型軽量ボディへ搭載。一方でEVFとボディ内手ブレ補正(IBIS)を省いた設計は、用途によって向き不向きがはっきりします。この記事では、リアルな実機レビューを踏まえつつX-M5の長所・弱点を整理して「誰に刺さるのか」「競合と比べてどうか」を客観的に紹介します。
この記事のサマリー

X-M5は「小型&6.2K動画対応」のハイブリッド入門ボディ。VlogやSNS発信を重視するユーザーと相性が良い。

26MP X-Trans CMOS 4+X-Processor 5、AI被写体認識AF、6.2K/30p 10bit、Frame.io C2Cなどを搭載。

EVFとIBISは非搭載。望遠主体や暗所主体の撮影では、EVF/IBIS搭載機の方が快適な場面がある。

Sony α6700・ZV‑E10 II、Canon EOS R50、Nikon Z30等と比べると、編集耐性(10bit/ログ)やオープンゲート対応が強み。

キットのXC15‑45mmから始め、単焦点や望遠ズームを足すと旅行・日常・Vlogまで広くカバーできる。
Fujifilm X-M5のレビュー要点:どんな人におすすめか

X‑M5は「軽くて画づくりも動画も」なニーズに応えやすい機種です。EVF・IBIS非搭載の割り切りがあるため万能ではありませんが、誰に向くかを先に把握しておくとミスマッチを防げます。“動画志向の入門機”として位置づけられ、軽量さやVlog特化の設計が多くの媒体の実機レビューでも評価されています。
おすすめしたいユーザー像
第一に、VloggerやSNS中心のクリエイター。6.2Kオープンゲートの10bit収録やVlogモードUI、製品レビュー向けAF、縦ショート(15〜60秒)などSNS前提の機能が実装されています。軽量で持ち出しやすく、三脚・グリップ運用を想定した設計は歩き撮りやトーク収録と相性が良好です。
第二に、撮って出しの色を重視する写真派。フィルムシミュレーションを上面ダイヤルで素早く切替でき、JPEG主体でも仕上がりを作りやすいのが強みです。小型ボディ(約355g)で“持ち歩ける画質”を実現します。
複数の実機レビューでもX-M5に合うユーザー像/撮影シーンは一貫しています。Digital Camera WorldはX-M5を「ポケットサイズのパワフルなVlogカメラ」と評価し、コンテンツクリエイターやカジュアルシューターに最適だとまとめています。またThe Vergeも実機レビューで「新しいコンテンツクリエイター向けの軽量カメラであり、富士フイルムのミラーレスシステムへの手頃な入り口だ」と表現しており、スマホから一歩進みたい動画寄りのユーザーを強く意識したポジションといえるでしょう。
向いていないユーザー・注意点
EVFは非搭載のため、強い日差し下や望遠撮影では背面モニターの視認性/安定性に限界が出ます。IBISも非搭載なので、暗所の手持ちや長焦点の歩き撮りではレンズ側OISや電子ISに頼る運用になります。DPReviewの評価でも、X-M5は「初心者やSNSユーザー」には適している一方で、「動きの速い被写体や強い日差しの屋外撮影」にはあまり向かないと整理されています。PetaPixelのレビューでは、望遠レンズとの組み合わせやスポーツ撮影でEVFがない点を大きなマイナスに挙げており、本格的な動体撮影や長時間の望遠運用を考えるなら、X-S20やCanon EOS R10、Nikon Z50 IIといったEVF付きボディを候補に含めた方が現実的です。
要素別レビュー早見表
項目 | 評価まとめ(要素別レビュー) |
|---|---|
画質とフィルムシミュレーション | 26MPセンサーとフィルムシムの組み合わせで“撮って出し”が非常に優秀で、RAW現像にこだわらなくても作品レベルまで持っていきやすい。 |
AF性能と被写体認識 | 静止画AFとAI被写体認識は信頼性が高く日常やポートレートでは安心だが、動画では背景に抜けるなど追従が不安定になるケースがある。 |
動画機能とVlog適性 | 6.2Kオープンゲート10bitやF‑Log2で同クラス最上位クラスの動画性能を持ち、Vlog専用UIと3カプセルマイクで使いやすい一方、IBIS非搭載のため歩き撮りでは補助機材が欲しくなる。 |
操作性・デザインとインターフェース | 小型ボディながらダイヤル配置とUIが素直で、フィルムシミュ専用ダイヤルも相まって“触って楽しい”操作性だが、EVFがないので晴天下や望遠撮影では構えにくさが残る。 |
携帯性・バッテリー | 約355gとXシリーズ屈指の軽さで“常に持ち歩けるカメラ”として優秀だが、バッテリーは静止画で平均的・動画ではやや心許なく、長時間撮影には予備かUSB給電が前提になる。 |
価格・コストパフォーマンス | ボディ約$800クラスで6.2K 10bitオープンゲートや最新AFを搭載しており、EVFとIBISを割り切れるなら動画寄りエントリー機としてコスパは非常に高い。 |
おすすめユーザー像 | スマホからステップアップしたVloggerやSNSクリエイター、軽量ボディでフィルムシミュを楽しみたいスナップ派にはハマりやすく、本格的な動体撮影や暗所専門の写真家には向きにくい。 |
基本情報のおさらい:発売日・価格・スペック

X‑M5は2024年10月14日に発表されました。キットはXC15‑45mmの設定が一般的で152,900円(税込)で販売されています。ボディ単体だと136,400円(税込)です。
Fujifilm X-M5の主要スペック
X-M5は、26.1MPのX-Trans CMOS 4と最新のX-Processor 5を組み合わせた小型ミラーレスです。AFは最大425点の像面位相差に加えてAI被写体認識を搭載し、人物・動物・鳥・乗り物まで幅広く対応します。
項目 | スペック |
|---|---|
センサー / 画像処理 | 約2610万画素 APS-C X-Trans CMOS 4 + X-Processor 5 |
AF | 最大425点の像面位相差AF(117 / 425切替)+AI被写体認識(人物・動物・鳥・乗り物など) |
動画記録 | 6.2K/30p 10bit(3:2オープンゲート)/4Kは60pまで(〜30pは6.2Kオーバーサンプリング) |
内部記録 | 最大10bit 4:2:2記録(H.265など) |
モニター | 3.0型 約104万ドット バリアングル式タッチモニター |
オーディオ / 端子 | USB-C給電・充電、3.5mmマイク入力、3.5mmヘッドホン端子 |
クラウド連携 | Frame.io Camera to Cloud対応 |
冷却アクセサリー | 外付け冷却ファン FAN-001対応 |
サイズ / 質量 | 約111.9 × 66.6 × 38 mm、約355 g(バッテリー・カード含む) |
バッテリー | NP-W126S(静止画 約330枚/エコ 約440枚) |
動画は6.2K/30pの3:2オープンゲート記録や、4K60p、F-Log2、内部10bit 4:2:2など、このクラスとしては破格の仕様です。Vlog用途ではUSB-C給電、マイク・ヘッドホン端子、Frame.io対応、冷却ファン対応と、ワークフロー面でも抜かりありません。
何よりボディは約355gと非常に軽量で、3.0型バリアングル液晶を採用。バッテリーはNP-W126Sで約330枚(エコ440枚)撮影でき、日常スナップからVlogまで幅広いシーンをカバーできるのが特徴です。
画質とフィルムシミュレーションのレビュー:写真派が見るべきポイント

画質とフィルムシミュレーションはスペックから分かる情報でも高い能力を持ちつつ、いずれの実機レビューでも実際に高く評価されています。この軽量さになっても、富士フィルムのミラーレスならではの強みがしっかりと発揮されています。
26MP X-Transセンサーの描写力と高感度
26MPセンサーは解像と階調のバランスが良く、A3程度までのプリントやトリミングにも現実的です。高感度はISO3200〜6400までが実用域という評価が多く、粒状感は比較的素直です。40MP級のX‑T5等に比べトリミング耐性は劣る一方、ファイルの軽さと処理の速さは日常運用の強みです。
フィルムシミュレーションと“レシピ遊び”の魅力
フィルムシミュレーションは20種。上面の専用ダイヤルで即時に呼び出せ、JPEG仕上げ重視でも色づくりを統一しやすい設計。粒状感・カラークローム・トーン調整を組み合わせた“レシピ”保存も可能で、撮影の再現性を保ちながら作風を固定できます。
色に関しては、海外レビューでも口を揃えています。PetaPixelは「いつもの富士フィルムの実力通り、X-M5についてもVelviaやAcrosなどのフィルムシミュレーションで空や肌のトーンが気持ちよく仕上がる」と評価しています。Amateur Photographerも他社のピクチャースタイルと比べても“安っぽさ”がなく、何度も使いたくなるプリセットだと評しているのが印象的です。
画質の良さはお墨付き
客観的なテスト結果も心強い材料です。Digital Camera Worldのラボテストでは、X-M5は同クラスのCanon EOS R50やNikon Z30、Sony ZV-E10 IIと比較して「最もノイズが少ない画像」を記録し、高感度でも優れたS/N比を示しています。Amateur Photographerも「画質の良さは前提条件」と述べ、JPEGの発色や階調を高く評価しています。
AF性能と被写体認識のレビュー:ピント合わせの信頼性

AFは最大425点(選択117/425)で、人物・動物・鳥・車・バイク・自転車・飛行機・列車(機能マップにより昆虫/ドローン対応)まで自動検出。静止画は合焦速度と粘りが良好で、被写体を追い続けやすい一方、動画では背景に引っ張られるケースが指摘されることがあります。メニューで追従速度/感度を落とすと“行ったり来たり”を抑制できます。
比較すると、Sony α6700は専用AIと759点AFで動体追従が一歩上。Canon EOS R50やNikon Z30は被写体認識の対象がやや簡素で、対応幅はX‑M5が有利という評価です。
静止画AFと被写体認識の実力
実機レビューでも、静止画AFへの不満はほとんど見られません。Digital Camera Worldは、湖の水鳥やガチョウの目を追い続けるテストで「AFは非常によく働く」とコメント。Amateur Photographerも、白鳥や人物ポートレートでのテストを通じて、動物・鳥・人物の被写体検出AFが素晴らしい機能だと結論づけています。PetaPixelもCanon EOS R10との比較でヒット率がほぼ同等だったと報告しており、少なくともエントリー〜中級者の日常用途では十分以上の信頼性があると言えます。
動画機能とVlog適性のレビュー:6.2Kオープンゲートの強み

VlogモードはUIが動画特化に切替。プロダクト優先AFやポートレートエンハンサー、9:16ショート(15/30/60秒)などSNS向け機能がまとまっています。3カプセル内蔵マイクは前方/後方/前後/全指向の切替が可能。IBISは非搭載のため、電子ISと広角レンズ、もしくはジンバル併用が現実的です。
6.2Kオープンゲートと10bitログのメリット
6.2K/30p(3:2)で収録し、後処理で16:9や9:16を切り出しても4K超の解像を確保できる点は編集耐性の高さにつながります。内部10bit 4:2:2やF‑Log2にも対応し、色編集の自由度はエントリー帯としては突出。4Kは60pまで、〜30pは6.2Kからのオーバーサンプリングで高精細、4K60pは一部クロップです。
価格とのバランスを踏まえると、動画機能はかなり“反則級”です。PetaPixelは「この価格帯で6.2K 10bitログ・オープンゲートを内部記録できる唯一の選択肢である」と強調しています。Digital Camera Worldも、F-Log2対応やオーバーサンプリング4K、縦動画ショート、Vlog向けのタッチUIなどを総合して、動画面ではソニーやキヤノンのエントリーAPS-C勢より一歩先を行くと評価しています。
動画AFのクセと設定の追い込み方
動画AFについては厳しめの指摘もあります。PetaPixelは「歩き撮りや被写体がフレームを横切る場面で背景に抜けてから再取得する動きが見られる」とレポートしています。同じ価格帯で比較した場合、Sony ZV-E10 IIは動画AFの粘り強さで一歩リードしており、商品レビューやトラベルVlogでピントを頻繁に切り替えるスタイルならソニー有利という評価が多いです。X-M5側は6.2Kオープンゲートと10bitログ、VlogモードのUIや内蔵3カプセルマイクといった“映像の作り込み”でアドバンテージを取るイメージです。
操作性・デザインとインターフェースのレビュー
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上面はPASM+フィルムシミュレーション専用ダイヤルの整理されたレイアウト。前後ダイヤルと小型ジョイスティックで基本操作が完結し、初めてのレンズ交換式でも迷いにくい構成です。質感や小型化のバランスは良好で、いわゆる“触って楽しい”系のXボディに近い満足感があります。
メニューは静止画/動画/セットアップで整理され、「マイメニュー」やカスタム設定を活用すれば呼び出しは軽快。カスタム3枠に「スナップ」「ログ動画」「Vlog」などを割り当ててダイヤルで一括切替できるのは実運用で強みです。
小型ボディとダイヤルレイアウトの使いやすさ
質感についても、価格帯以上の評価いです。Digital Camera WorldはX-M5を実際に手にして「高級感のある重み」と表現し、ダイヤルやフタ類の作りに安っぽさは感じないと述べています。PetaPixelもデザインを絶賛しつつ、フィルムシミュレーション専用ダイヤルについて「このクラスのエントリー機にこそ合っている」と肯定的に評価しています。
携帯性・バッテリーのレビュー:日常での使い勝手
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ボディは約355gで、現行Xシリーズ中で最軽量クラス。XC15‑45mmとの組み合わせでも約500g強に収まり、旅行・街歩きでの取り回しは軽快です。グリップは浅めのため、70‑300mm級のズームでは保持補助(ストラップ/リグ)を併用すると安定します。
バッテリーはNP‑W126Sで静止画約330枚(エコ約440枚)。動画は6.2K実撮約45分/連続約65分、4K実撮約50分/連続約85分の目安。USB‑C給電・充電対応なので、長回しや配信ではモバイルバッテリー併用が実用的です。
シリーズ最軽量ボディの携帯性
富士フイルム公式の発表に対して、各実機レビューでもその軽さが強調されています。The VergeはX-M5を「最近のXシリーズのなかでももっとも軽いボディ」として紹介し、Digital Camera Worldのレビューでも「実際にコートのポケットに入れて持ち歩けた」と書かれており、“バッグに常に入れておく日常カメラ”というコンセプトが現場レベルでもしっかり機能していることが分かります。
競合機との総合比較:どれを選ぶべきか

X-M5の立ち位置をより明確にするため、主要なライバル機と比べた特徴をざっくり整理しておきます。
機種 | 主な特徴・強み | X‑M5との違い |
|---|---|---|
FUJIFILM X‑M5 | 26.1MP X‑Trans CMOS 4+X‑Processor 5、6.2K/30p 4:2:2 10bitオープンゲート、F‑Log/F‑Log2対応。EVF・IBISなしの超軽量Vlog寄りハイブリッド機。 | 「色・フィルムシミュ+オープンゲート動画+軽さ」をまとめて取りたいクリエイター向けの基準機。 |
Sony α6700 | 26MP BSIセンサー、5軸ボディ内手ブレ補正、759点像面位相差AF、4K120p 10bit対応のAPS‑Cハイエンド。EVF付きで静止画・動画どちらも本格派。 | 動体撮影やジンバル無しでの動画など「AFとIBIS」を最重視する人には最強クラス。ただし価格はX‑M5よりかなり上。 |
Sony ZV‑E10 II | 26MP BSI、4K60p 10bit 4:2:2 All‑Intra、S‑Log3/S‑Cinetone、759点AFを備えたVlog特化機。EVF・IBISなしで動画ファーストの設計。 | 価格はX‑M5より高めだが、4K60pやシネマ系プロファイル重視のVloggerには有力候補。6.2Kオープンゲートとフィルムシミュの楽しさはX‑M5だけ。 |
Canon EOS R50 | 24.2MP APS‑C、4K30pは6Kオーバーサンプリング。内部8bit主体だがHDR‑PQでは10bit 4:2:2、HDMI出力も10bit 4:2:2対応。EVF付きの小型エントリー。 | 「EVF付きで安くて軽い1台」を求める静止画&ライト動画派向き。ログやオープンゲートが必要ならX‑M5優位。 |
Nikon Z30 | 20.9MP APS‑C、4K30p/FHD120p対応のEVFレスVlog入門機。ログガンマや10bit内部記録、オープンゲートは非対応。 | 価格重視のYouTube入門には魅力だが、編集耐性や被写体認識の幅、色遊びまで含めるとX‑M5の方が余裕あり。 |
Sony勢との比較:AF・IBIS・動画本気派との違い
Sony α6700はAPS-C最上位クラスのAF性能と5軸IBIS、4K120pに対応する“ガチ撮影向け”の本格派で、動体や手持ち動画の安定感では頭一つ抜けます。ただし価格とサイズはX-M5より明確に上のレンジにあります。
同じソニーのZV-E10 IIは、4K60p 10bitやS-Log3/S-Cinetoneなど動画寄りの機能が充実したVlog特化ボディで、純粋に動画の撮りやすさで選ぶなら非常に強力です。一方、6.2Kオープンゲートやフィルムシミュによる写真の楽しさといった“作りの幅”ではX-M5が優位に立ちます。
Canon・Nikon勢との比較:静止画主体と価格帯の住み分け
Canon EOS R50はEVFを備えた軽量APS-Cで、静止画中心のユーザーには扱いやすい選択肢。内部は8bit中心ですがHDR-PQやHDMI 10bit出力に対応し、必要なときにしっかり動画も撮れる万能タイプです。Nikon Z30は価格が魅力で、4K30pのVlog入門として十分な性能を持ちますが、ログ・10bit内部・オープンゲートがなく、編集の自由度や被写体認識の幅ではX-M5が一歩リードします。
X-M5が選ばれる理由:軽さ・色・オープンゲートの三本柱
要するに、X-M5は「軽さ・色・6.2Kオープンゲート」を同時に取りたいハイブリッド派向け。ソニーはAFとIBISの本気系、キヤノンは静止画中心、ニコンは価格の強さ―という棲み分けで考えると選びやすくなります。
購入ガイド:レンズ選びとおすすめセット
まずはXC15‑45mm F3.5‑5.6 OIS PZのキットが無難。自撮りや旅先のスナップで扱いやすい画角域をカバーし、電動ズームは動画でも滑らかです。標準域の底上げにはXF16‑50mmやXF18‑55mmの導入でAF/描写が底上げされます。軽い単焦点としてはXF23mm F2 / XF35mm F2が好相性。望遠は価格重視ならXC50‑230mm、守備範囲重視ならXF70‑300mmが実用的です。
動画重視ならOIS付き広角ズーム(XF10‑24mm F4等)を推奨。IBIS非搭載を電子IS+広角で補い、必要に応じて小型ジンバルを組み合わせると安定します。サードパーティ(SIGMA/Tamron)の単焦点・F2.8通しズームも選択肢が広く、段階的に拡張しやすいのがXマウントの強みです。
Fujifilm X-M5のレビューまとめ
FUJIFILM X‑M5は、26MPセンサーと最新プロセッサー、6.2Kオープンゲート10bit、Vlog特化UIを小型ボディに凝縮した“動画に強いエントリー”。EVF/IBISが要る撮影には不向きな面がある一方、VlogやSNS投稿を中心に据えるなら価格対効果は高めです。まずはキットで運用し、よく撮るシーンに合わせて単焦点や望遠ズームを足していくと失敗が少ないでしょう。店頭やレンタルで操作感とEVF非搭載の許容可否を確かめることをおすすめします。
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