
フルサイズ一眼レフ・ミラーレスおすすめ8選|中古で安い入門機から性能重視モデルまで








フルサイズの魅力は、暗い場所での高感度耐性、階調のなめらかさ、背景のボケを含む立体感にあります。センサーが大きいぶん、ポートレートや夜景、旅行写真でも表現の幅を広げやすいのが特徴です。さらに、フルサイズ機を選ぶなら、一眼レフだけでなくミラーレスも候補に入ります。中古で価格を抑えたいのか、新しいAFや動画性能まで求めるのかによって、向いている機種は変わるでしょう。この記事では、フルサイズ一眼レフ・ミラーレスを8機種に絞り、用途と予算に合わせた選び方、中古購入時に見たいポイントまで解説します。
この記事のサマリー

中古で安いフルサイズ一眼レフは、静止画中心なら満足しやすい一方、AFや動画は世代差を見て選ぶことが大切です

選び方は「撮るもの(動体・暗所・動画)」「手ブレ補正と運用」「中古の状態チェック」の3点が軸になります

キヤノンはEOS 6DとEOS RPが価格重視の候補で、EOS R8は軽量さと新しいAFを求める人に向いています

ニコンは、一眼レフならD750、ボディ内手ブレ補正とダブルスロットを重視するならZ5が候補です

ソニーはα7 IIIが静止画・動画のバランス型、α7R IIIは高画素を中古で狙いたい人に合います
フルサイズ一眼レフ・ミラーレスの選び方ポイント

フルサイズ一眼レフを選ぶときは、高画素や連写速度だけで比べるより、撮る被写体に必要なAF、手ブレ補正、動画性能、中古の状態を順に整理すると候補を絞れます。主な軸は、①撮影ジャンル(動体・暗所・動画)、②手ブレ補正とレンズ資産(IBISの有無、既存マウントの活用)、③中古前提の運用(カードスロット、モニター可動、電池の世代)の3つです。
選び方1. 撮るものが動体か、暗所か、動画か
子どもの運動会やペットなど、動く被写体が多いなら、連写速度だけでなく追従AFの世代差を確認しましょう。反対に、風景やポートレート中心なら、連写性能よりもダイナミックレンジ(明るい部分から暗い部分まで粘って写せる幅)や、肌・空・影の階調表現が重要になります。
さらに動画も撮るなら、4Kの有無だけでなく、手ブレ補正、発熱、録画ボタンの位置、モニターの動き方まで見ておきたいところです。中古で安い一眼レフは静止画に魅力のある機種も多いものの、ライブビューAF(背面モニター撮影時のオートフォーカス)や動画機能は世代差が出やすい部分といえます。
選び方2. 手ブレ補正(IBIS)と手持ち撮影の多さを合わせる
IBIS(ボディ内手ブレ補正)は、カメラ側のブレを抑える機能です。夜景や静物、室内のテーブルフォトなど、被写体が大きく動かない場面では、手持ちでもシャッタースピードを少し落とせます。
ただし、IBISは人物やペットの動きまで止める機能ではありません。そのため、人物や動物を撮る場合は、手ブレ補正だけに頼らず、被写体の動きに合わせてシャッタースピードを確保する必要があります。補正機構のない一眼レフや小型ミラーレスを選ぶ場合は、レンズ側の手ブレ補正や明るいレンズも含めて考えましょう。
選び方3. 中古で安いボディほど、運用面を先に見る
中古を軸にすると、同じフルサイズでも「電池の持ち」「カードスロット」「モニター可動」「USB充電・給電」の差が撮影日の使い勝手に関わります。旅行で1日歩くなら、撮影枚数だけでなく、予備電池の入手性や充電方法も確認したいところです。
加えて、ダブルスロット(メモリーカードを2枚入れられる構造)は、イベント撮影や撮り直しにくい場面で安心材料になります。シングルスロット機でも趣味の撮影では問題なく使えますが、結婚式、発表会、仕事の記録などでは、バックアップ記録の有無を先に見ておくと比較しやすくなります。
中古で安いフルサイズ一眼レフ・ミラーレスを買う前に確認したいこと

中古のフルサイズ機は、価格だけで選ぶと購入後に整備費がかかったり、撮影時の操作感が合わなかったりすることがあります。ここでは、外観のきれいさよりも先に見ておきたいポイントを整理します。
外観より重要な「動作の安定」とセンサーまわり
中古では小キズの有無よりも、ダイヤルやボタンの反応、カードスロットの接触、端子まわりのガタつきを確認したいところです。撮影中に設定が変わる、記録が止まる、ケーブル接続が不安定になると、実際の撮影でストレスにつながります。
また、センサーのゴミやカビも見逃せません。空や白い壁を絞って撮ると点状に写ることがあるため、購入前に販売店の状態説明や保証内容を確認しましょう。センサー清掃を自分で行う場合はリスクがあるため、不安なら販売店やメーカー系サービス、専門業者への相談が向いています。
古い機種でチェックしたいポイント
中古で安いフルサイズ一眼レフは、静止画の画質に魅力があっても、AFカバー範囲が狭い、ライブビューAFが遅い、動画がフルHD中心といった弱点があります。購入前に「ファインダー撮影中心か」「背面モニターで撮るか」「動画も撮るか」を決めておくと、候補を絞りやすくなります。
一方、旧世代のミラーレスでは、電池の世代差やUSB給電の可否も重要です。長時間の動画、旅行、イベント撮影が多い人は、ボディ単体の価格だけでなく、予備電池、充電器、SDカードまで含めた総額で比較すると選びやすくなります。
フルサイズ一眼レフ・ミラーレスおすすめ比較 早見表
ここでは、価格を抑えやすい中古一眼レフから、AFや動画性能まで見たいミラーレスまでを一覧で整理します。まずは「安さ」「軽さ」「暗所」「高画素」など、自分が優先したい条件に近い機種を探してみてください。
製品名 | 特徴・おすすめポイント |
|---|---|
中古価格を抑えて、静止画中心でフルサイズを試したい人向けの一眼レフ | |
バリアングル液晶と扱いやすい操作系を備えた、初めてのフルサイズ一眼レフ候補 | |
販売終了品のため中古・店頭在庫前提。軽量なRFマウント入門機として検討したいモデル | |
軽量ボディと新しいAFを重視する人向け。動体や動画も撮りたい人に合う | |
静止画中心で幅広いジャンルを撮りたい人向けのバランス型一眼レフ | |
IBISとダブルスロットを備えた入門ミラーレス。暗所の手持ち撮影やイベント記録に向く | |
静止画・動画・AF・バッテリーのバランスを重視する人向けの定番フルサイズ | |
高画素を中古で狙いたい人向け。風景、建築、商品撮影で細部まで写したい人に合う |
価格を重視するならEOS 6DやEOS RP、動体や動画も撮るならEOS R8やα7 IIIが候補になります。高画素が必要な人は、ボディ価格だけでなく、手ブレ対策、レンズ、PCやストレージの容量まで含めて考えましょう。
Canon EOS 6D:中古でフルサイズを安く始めたい人に

Canon EOS 6Dは、中古で安いフルサイズ一眼レフの代表的なモデルです。静止画中心で、まずフルサイズの階調やボケを体験したい人に向いています。最新機のようなAFや動画機能はありませんが、光学ファインダーで1枚ずつ丁寧に撮りたい人なら、今でも検討する価値があります。
写りの満足度が価格に対して高い理由
約2020万画素のフルサイズセンサーは、Web掲載からA3程度のプリントまで扱いやすい画素数です。ポートレート、夜景、室内スナップなど、階調や高感度耐性を見たいジャンルでは、APS-C機から乗り換えたときの違いを感じやすいでしょう。
光学ファインダー(OVF)は、レンズを通った像をそのまま見る方式です。電子表示ではないため、表示遅延が少ない見え方を好む人に合います。また、構図を作って1枚ずつ撮るスタイルなら、EOS 6Dのシンプルな操作感も扱いやすいポイントです。
いま買うなら見ておきたい点
AFは中央寄りで、画面端の動く被写体を追う撮り方には向きません。連写も高速ではないため、スポーツや野鳥を主目的にするなら別の機種も比較しましょう。動画はフルHD中心なので、映像制作まで考える場合はミラーレスを候補に入れるのがおすすめです。
中古では、ボタンやダイヤルの反応、センサーの汚れ、ファインダー内のゴミ、バッテリーの劣化を確認してください。価格だけで決めず、保証の有無や販売店の状態説明まで見ておくと、購入後のトラブルを避けやすくなります。
発売日、重量、シャッター速度は、中古販売ページでも比較しやすい項目です。6Dは公式通販で新品販売がないため、価格欄は公式上の価格表示として見てください。
項目 | 値 |
|---|---|
製品名 | Canon EOS 6D |
価格 | オープン価格(公式通販で新品販売なし) |
発売日 | 2012年11月30日 |
センサーサイズ | フルサイズ |
有効画素数 | 約2020万画素 |
ISO感度 | ISO 100-25600(拡張あり) |
シャッタースピード | 1/4000〜30秒 |
本体重量(バッテリー・カード込み) | 約755g |
みんなのカメラ 商品ページ |
※価格は、2026年7月8日時点の公式通販サイトでの販売価格です。販売終了・オープン価格の機種は、公式サイト上の価格表示または公式通販で新品販売がない状態を記載しています。
Canon EOS 6D Mark II:一眼レフ派の最初のフルサイズ候補

Canon EOS 6D Mark IIは、EOS 6Dより操作性と背面モニター撮影を強化したフルサイズ一眼レフです。バリアングル液晶とライブビューAFを備えており、光学ファインダー撮影だけでなく、ローアングルや日常の記録にも使いやすい1台といえます。
バリアングル液晶で撮れる角度が広がる
バリアングル液晶があると、ローアングルの花、テーブルフォト、子どもの目線に合わせた撮影などで構図を作りやすくなります。ファインダー撮影を基本にしつつ、背面モニターも使いたい人には、EOS 6Dより扱いやすいポイントです。
約2620万画素は、解像度とデータ量のバランスを取りやすい画素数です。RAW現像(撮影後に明るさや色を調整して仕上げる作業)を始めたい人でも、PCへの負荷を抑えながら扱えるでしょう。
静止画中心で選びたいモデル
ボディ内手ブレ補正は非搭載なので、暗所の手持ちはレンズ側の手ブレ補正やシャッタースピードで補う必要があります。補正なしの単焦点レンズを多く使う人は、撮影姿勢やISO感度の設定も含めて考えましょう。
動画は通常撮影ではフルHD中心のため、本格的な4K制作より日常の記録向けです。静止画中心で、光学ファインダーの見え方や一眼レフの操作感を重視する人に合います。
EOS 6D Mark IIは、6Dより画素数と可動液晶を重視したモデルです。重量やISO感度を見て、持ち出す頻度や暗所撮影の目安を確認しましょう。
項目 | 値 |
|---|---|
製品名 | Canon EOS 6D Mark II |
価格 | オープン価格(公式通販で新品販売なし) |
発売日 | 2017年8月4日 |
センサーサイズ | フルサイズ |
有効画素数 | 約2620万画素 |
ISO感度 | ISO 100-40000(拡張あり) |
シャッタースピード | 1/4000〜30秒 |
本体重量(バッテリー・カード込み) | 約765g |
みんなのカメラ 商品ページ |
※価格は、2026年7月8日時点の公式通販サイトでの販売価格です。販売終了・オープン価格の機種は、公式サイト上の価格表示または公式通販で新品販売がない状態を記載しています。
Canon EOS RP:中古・店頭在庫で狙う軽量フルサイズ

Canon EOS RPは、軽さと価格を重視したい人に向くフルサイズミラーレスです。2026年7月時点でキヤノンオンラインショップでは販売終了となっているため、これから検討する場合は中古または店頭在庫が前提になります。
軽さを重視する撮影に合う
フルサイズはレンズも大きくなりやすく、重さが理由で持ち出す回数が減ることがあります。EOS RPはボディが約485gと軽く、散歩、旅行、日常のスナップにも持ち出しやすいモデルです。
また、ミラーレスなので、露出やホワイトバランスを電子ビューファインダー(EVF)や背面モニターで見ながら撮影できます。撮影前に明るさや色の傾向を確認できるため、フルサイズ入門でも扱いやすいでしょう。
価格を抑えられる理由も見ておく
EOS RPはIBIS非搭載です。暗い場所で手持ち撮影をするなら、手ブレ補正付きレンズ、明るい単焦点レンズ、ISO感度の設定を組み合わせて使うことになります。さらに、連写や動体追従も上位機とは差があるため、運動会や鳥を主目的にするならEOS R8なども比べましょう。
カードスロットはシングルです。大事なイベントでバックアップ記録も欲しい場合は、ダブルスロット機のNikon Z5、Sony α7 III、Sony α7R IIIなどを候補に入れると比較しやすくなります。
EOS RPは販売終了品のため、価格欄は購入できる価格ではなく、キヤノンオンラインショップ上の通常価格表示です。中古価格と比べるときは、重量とRFマウントで使えるレンズも合わせて見ましょう。
項目 | 値 |
|---|---|
製品名 | Canon EOS RP |
価格 | 132,000円(税込)(販売終了・通常価格表示) |
発売日 | 2019年3月14日 |
センサーサイズ | フルサイズ |
有効画素数 | 約2620万画素 |
ISO感度 | ISO 100-40000(拡張あり) |
シャッタースピード | 1/4000〜30秒 |
本体重量(バッテリー・カード込み) | 約485g |
みんなのカメラ 商品ページ |
※価格は、2026年7月8日時点の公式通販サイトでの販売価格です。販売終了・オープン価格の機種は、公式サイト上の価格表示または公式通販で新品販売がない状態を記載しています。
Canon EOS R8:軽さと新しいAFを重視するフルサイズ

Canon EOS R8は、軽量ボディに新しいAFや高速連写を備えたフルサイズミラーレスです。価格だけならEOS RPや中古一眼レフのほうが抑えやすいものの、動く被写体や動画も撮るなら、世代の新しいR8が候補になります。
動体と日常撮影の両方に使いやすい
電子シャッター時は高速連写に対応し、子どもの表情の変化やペットの走り出しを細かく残せます。さらに、人物・動物・乗り物の被写体検出AFを備えるため、日常撮影から運動会まで幅広く対応できる構成です。
ボディは約461gなので、小型単焦点や標準ズームと組み合わせても荷物を抑えられます。フルサイズでも撮影機材を軽くまとめたい人に向くモデルです。
軽さと引き換えに確認したい部分
EOS R8はIBIS非搭載です。夜景、室内、望遠撮影では、手ブレ補正付きレンズやシャッタースピードの設定を見ながら使いましょう。さらに、カードスロットもシングルなので、仕事や撮り直しが難しいイベントでは記録方法を決めておく必要があります。
また、シャッタースピードは方式で上限が異なります。電子先幕は1/4000秒まで、電子シャッターは条件付きで1/16000秒まで対応します。撮影モードや連写設定によって上限が変わるため、表では方式ごとの違いを確認しましょう。
EOS R8は、軽さとAF性能を重視する人に向く一方、IBIS非搭載やシングルスロットなど上位機と異なる点もあります。価格だけでなく、手持ち撮影やイベント撮影で必要な機能まで見ておきましょう。
項目 | 値 |
|---|---|
製品名 | Canon EOS R8 |
価格 | 242,000円(税込) |
発売日 | 2023年4月13日 |
センサーサイズ | フルサイズ |
有効画素数 | 約2420万画素 |
ISO感度 | ISO 100-102400(拡張あり) |
シャッタースピード | 電子先幕:1/4000〜30秒/電子シャッター:1/16000〜30秒(Tv/M時。高速連続撮影+など一部条件では1/8000秒まで) |
本体重量(バッテリー・カード込み) | 約461g |
みんなのカメラ 商品ページ |
※価格は、2026年7月8日時点の公式通販サイトでの販売価格です。
Nikon D750:中古でも選ばれるバランス型フルサイズ一眼レフ

Nikon D750は、静止画中心でフルサイズ一眼レフを使いたい人に向くモデルです。風景、ポートレート、旅行、家族写真まで対応しやすく、Fマウントレンズを活用したい人にも候補になります。
写真のジャンルを絞らず使える
約2432万画素は、解像度と高感度耐性のバランスを取りやすい画素数です。夜のスナップや室内撮影でも扱いやすく、プリントや軽いトリミングにも対応できます。連写やAFは最新ミラーレスほどではないものの、運動会や軽いスポーツの記録なら、AFエリアやシャッタースピードを合わせて撮影できます。
また、チルト液晶は、地面に近い構図や三脚での撮影に便利です。バリアングルほど自由には動きませんが、風景やテーブルフォトでは構図を調整しやすくなります。
中古で買うときはサービス情報も見る
D750は中古流通が多いぶん、使用歴の差が大きい機種です。ボタン、ダイヤル、カードスロット、ファインダー内のゴミに加えて、Nikonの過去のサービスアドバイザリー対象個体かどうかも確認しましょう。
2014年7月から2016年9月までの生産分の一部では、シャッター点検・修理の対象となった個体があります。販売店の記載、修理履歴、シリアル番号確認を見ておくと、購入前に状態を判断しやすくなります。
D750は、中古価格だけでなく個体の状態まで見たい一眼レフです。仕様表では、重量、カードスロット、発売時期に加えて、修理履歴の確認が必要なモデルである点も押さえておきましょう。
項目 | 値 |
|---|---|
製品名 | Nikon D750 |
価格 | オープンプライス(公式通販で新品販売なし) |
発売日 | 2014年9月25日 |
センサーサイズ | フルサイズ |
有効画素数 | 約2432万画素 |
ISO感度 | ISO 100-12800(拡張あり) |
シャッタースピード | 1/4000〜30秒 |
本体重量(バッテリー・カード込み) | 約840g |
みんなのカメラ 商品ページ |
※価格は、2026年7月8日時点の公式通販サイトでの販売価格です。販売終了・オープン価格の機種は、公式サイト上の価格表示または公式通販で新品販売がない状態を記載しています。
Nikon Z5:IBISとダブルスロットを備えた入門ミラーレス

Nikon Z5は、フルサイズミラーレスを初めて使う人にも選びやすいモデルです。IBISとダブルスロットを備えているため、夜の街や室内での手持ち撮影、撮り直しにくいイベントの記録にも向いています。
暗所・室内で手持ち撮影しやすい
同じフルサイズでも、IBISの有無で低速シャッターを使える場面が変わります。夜の街、室内の自然光ポートレート、静物撮影では、カメラブレを抑えながら構図を作れるのが特徴です。
ただし、人物やペットが動く場面では、被写体ブレを防ぐためのシャッタースピードも必要になります。また、ミラーレスは撮影前に露出や色の傾向を画面で見られるため、暗い場所でも明るさを調整しながら撮影できます。
後継機Z5IIも比較に入れる
Z5には、2025年4月発売の後継機Z5IIがあります。中古価格を重視するならZ5、AFや動画、操作性の新しさまで見たいならZ5IIも比較対象に入れておきましょう。
Z5自体は入門機のため、動体追従や連写を最優先にする人には物足りない場合があります。家族写真、旅行、風景、室内撮影を中心に、Zマウントレンズでじっくり撮る人に向くモデルです。
Z5は、価格を抑えてフルサイズミラーレスを始めたい人に向く1台です。表では価格と重量に加え、Z5IIと比べるときの基準になる発売日や基本仕様を確認しましょう。
項目 | 値 |
|---|---|
製品名 | Nikon Z5 |
価格 | 182,600円(税込) |
発売日 | 2020年8月28日 |
センサーサイズ | フルサイズ |
有効画素数 | 約2432万画素 |
ISO感度 | ISO 100-51200(拡張あり) |
シャッタースピード | 1/8000〜30秒 |
本体重量(バッテリー・カード込み) | 約675g |
みんなのカメラ 商品ページ |
※価格は、2026年7月8日時点の公式通販サイトでの販売価格です。
Sony α7 III:静止画も動画も広く使える定番フルサイズ

Sony α7 IIIは、静止画、動画、AF、バッテリー、レンズ選択肢をまとめて重視したい人に向くフルサイズミラーレスです。ポートレート、旅行、イベント、短い動画まで1台で撮りたい場合に候補へ入ります。
静止画・動画・AFのバランスがよい
約2420万画素のフルサイズセンサーは、データ量と画質のバランスを取りやすい画素数です。ボディ内5軸手ブレ補正も備えているため、日常スナップや薄暗い室内でも使いやすい構成になっています。
加えて、バッテリーはNP-FZ100を採用しています。旅行やイベントのように撮影枚数が増える日でも、予備電池の本数を抑えやすく、長時間の撮影にも対応しやすい点が魅力です。
最新機との違いも理解して選ぶ
α7 IIIは今でも選択肢に入るモデルですが、最新世代のAI被写体認識、4K60p、10bit動画記録などを求める人には別世代が合う場合があります。野鳥やスポーツ、動画制作を本格的に考えるなら、α7 IV以降も比較しましょう。
反対に、フルサイズ一眼レフを中古で探していた人が、動画も少し撮りたい、AFも新しめがよいと感じるなら、α7 IIIは有力な候補です。古い一眼レフより対応できる撮影ジャンルが広いため、静止画と動画の両方を試したい人に向いています。
α7 IIIは、新品価格と中古価格の差が判断材料になります。表では価格だけでなく、ボディ内手ブレ補正、重量、バッテリーまわりも合わせて確認しましょう。
項目 | 値 |
|---|---|
製品名 | Sony α7 III |
価格 | 284,900円(税込) |
発売日 | 2018年3月23日 |
センサーサイズ | フルサイズ |
有効画素数 | 約2420万画素 |
ISO感度 | ISO 100-51200(拡張あり) |
シャッタースピード | 1/8000〜30秒 |
本体重量(バッテリー・カード込み) | 約650g |
みんなのカメラ 商品ページ |
※価格は、2026年7月8日時点の公式通販サイトでの販売価格です。
Sony α7R III:高画素フルサイズを中古で狙うなら有力

Sony α7R IIIは、約4240万画素のフルサイズセンサーを搭載した高解像モデルです。風景、建築、商品撮影など、細部まで写したいジャンルで中古候補に入りやすい1台といえます。
細部まで残したい撮影に向く
展望台からの街並み、立ち入り制限のある建築、イベント会場のステージなど、被写体に近づけない場面では、約4240万画素の解像度が役立ちます。撮影後に構図を整えたり、部分的に切り出したりしても、画質を保ちやすいのが魅力です。
また、商品撮影や料理写真のように、質感や細部を見せたい用途にも向いています。光を整え、ピントを丁寧に合わせるほど、解像度の高さを生かしやすいモデルです。
高画素機として見ておきたい注意点
高画素機は、手ブレやピントのズレが目立ちやすい傾向があります。ボディ内手ブレ補正はありますが、人の動きや風で揺れる木などの被写体ブレは止められません。暗所では、シャッタースピードを落としすぎない判断も必要です。
さらに、ファイルサイズが大きくなるため、PCやストレージへの負荷も増えます。中古ボディの価格だけでなく、SDカード、バックアップ用ストレージ、RAW現像環境まで含めて考えると比較しやすくなります。
なおα7R IIIは、ILCE-7RM3とILCE-7RM3Aの2種類が中古市場に流通しています。ILCE-7RM3Aは液晶モニターが変更されたモデルで、外形寸法や重量はILCE-7RM3と同じです。中古で選ぶときは価格差に加えて、どちらの型番なのかも確認しましょう。
項目 | 値 |
|---|---|
製品名 | Sony α7R III |
価格 | オープン価格(生産完了) |
発売日 | 2017年11月25日(ILCE-7RM3)/2021年6月4日(ILCE-7RM3A) |
センサーサイズ | フルサイズ |
有効画素数 | 約4240万画素 |
ISO感度 | ISO 100-32000(拡張あり) |
シャッタースピード | 1/8000〜30秒 |
本体重量(バッテリー・カード込み) | 約657g |
みんなのカメラ 商品ページ |
※価格は、2026年7月8日時点の公式通販サイトでの販売価格です。販売終了・オープン価格の機種は、公式サイト上の価格表示または公式通販で新品販売がない状態を記載しています。
比較・選び方ガイド:用途と予算で候補を絞る

フルサイズ一眼レフ・ミラーレスは、撮りたい被写体や持ち出す頻度によって合う機種が変わります。ここでは、8機種を用途別に整理し、最初に比較したい候補を見つけられるようにまとめます。
重視すること | 選びやすい機種 | 理由 |
|---|---|---|
中古で安いフルサイズ一眼レフを最優先 | Canon EOS 6D | 静止画中心なら、価格を抑えてフルサイズを試せる |
一眼レフの操作感と扱いやすさ | Canon EOS 6D Mark II / Nikon D750 | 光学ファインダーで撮りたい人に向く定番モデル |
軽いフルサイズで日常・旅行 | Canon EOS RP / Canon EOS R8 | ボディが軽く、散歩や旅行にも持ち出しやすい |
暗所の手持ち撮影 | Nikon Z5 / Sony α7 III / Sony α7R III | IBIS搭載で、夜景や室内の手持ち撮影に使いやすい |
静止画も動画も広く撮りたい | Sony α7 III / Canon EOS R8 | AFや動画機能も含めて、幅広い撮影に対応できる |
風景・建築・商品で解像を優先 | Sony α7R III | 高画素で、トリミングや細部の描写に強い |
光学ファインダーの撮影感を重視するなら、EOS 6D系やD750を軸に検討しましょう。反対に、露出を見ながら撮りたい、動画も試したい、IBISや新しいAFを求める場合は、EOS RP/R8、Z5、α7 III、α7R IIIなどのミラーレスを中心に比較すると整理しやすくなります。
フルサイズ一眼レフのおすすめ・中古で安いモデルのまとめ
フルサイズ一眼レフとフルサイズミラーレスは、暗所での高感度耐性、階調のなめらかさ、ボケ表現などを重視したい人に向く選択肢です。静止画中心で安く始めたいならEOS 6D、可動液晶も欲しい一眼レフ派ならEOS 6D Mark IIやD750が候補になります。軽さと価格を重視する場合は、販売終了品であることを踏まえてEOS RPを検討しましょう。動体や動画も撮りたい人にはEOS R8やα7 III、手持ち撮影やバックアップ記録まで考えるならNikon Z5が向いています。高画素で風景や商品撮影を楽しみたいならα7R IIIも比較対象に入ります。候補が2台まで絞れたら、撮りたい被写体、必要なレンズ、予備電池や記録メディアまで含めた総額で比べてみてください。
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