Canon EOS 6D Mark IIのレビュー比較まとめ フルサイズ入門と旅・日常撮影に強い

Canon EOS 6D Mark IIのレビュー比較まとめ フルサイズ入門と旅・日常撮影に強い

EOS 6D Mark II ボディ
EOS 6D Mark II ボディ
出品待ち
軽快な操作感と扱いやすい色づくりで、旅やポートレートにぴったり。フルサイズならではの奥行きと自然な階調が、柔らかなボケと相まって立体感ある一枚に導きます。AFは安定して被写体を捉え、動きのあるシーンでも狙いを外しにくい設計。ライブビューでのピント合わせも快適で、自由なアングル撮影がはかどります。ファインダーの見やすさも心地よく、思い描いた構図に集中できます。日々の記録から作品づくりまで、気持ちよく使い込めるボディです。
α7 III ILCE-7M3 ボディ
α7 III ILCE-7M3 ボディ
¥128,000〜
出品中の商品(8)
幅広いシーンに応えるバランスの良さが魅力のボディです。発色は過度に誇張せず、深みのある階調で陰影を美しく再現。ポートレートでは肌の質感が自然に出て、風景ではディテールがきれいにまとまります。堅実なAFは素早く正確で、動きのある場面でも安心。操作系は機能にアクセスしやすく、撮影の流れを妨げません。レンズ選び次第で作品の方向性を自在に変えられ、長く付き合える相棒です。落ち着いた色のりで人物も風景も自然体に仕上がり、後処理の追い込みにも耐える素直なデータ。ホールドが安定しており、長時間の撮影でも快適に向き合えます。信頼感も高い。
EOS 5D Mark IV ボディ
EOS 5D Mark IV ボディ
¥118,030〜
出品中の商品(7)
階調表現に余裕があり、逆光や夕景でもディテールを落としにくい落ち着いた描写。自然で深みのある色乗りは風景やポートレートに向き、背景のボケも品よくまとまります。応答の良い操作感でテンポよく撮影でき、素早い被写体にも落ち着いて追従。ファインダー撮影でもライブビューでも迷いが少なく、思い描いた画に近づけます。作品制作から日々の記録まで一本化したい人に心強いボディです。信頼感のあるレスポンスで、撮影の流れを止めずに意図を形にできます。
EOS 6D ボディ
EOS 6D ボディ
¥98,769〜
出品中の商品(3)
落ち着いた発色と豊かな階調で、夜景やポートレート、旅のスナップまで上品にまとめるフルサイズ入門機。ボケは自然で背景がうるさくなりにくく、主役を気持ちよく引き立てます。AFは安定して被写体を捉え、暗所でも狙いを外しにくいのが心強い。見やすいファインダーと素直な操作系で、構図づくりに集中できます。軽快な持ち出しやすさも魅力で、撮影に出かけるハードルを下げてくれます。風景の空気感や室内の光も、しっとりと表現できます。
D750 ボディ
D750 ボディ
¥92,115〜
出品中の商品(1)
柔らかな光も強いコントラストも、質感よく受け止める描写が魅力のボディ。見やすいファインダーと手になじむグリップで、長時間の撮影でも疲れにくく、AFは安定して被写体に食いつきます。発色は自然で、空気感を損なわずにまとめてくれるため、ポートレートや風景で力を発揮。表現の幅をじっくり伸ばしたい人に心強い相棒です。暗部とハイライトのつながりが滑らかで、空や肌のニュアンスが出しやすい。静かな場面でも切れ味のよいシャッターで集中を保てます。
EOS R8 ボディ
EOS R8 ボディ
¥148,000〜
出品中の商品(3)
軽快な機動力と素直な発色が心地よいボディで、思い立った瞬間にすぐ撮影へ入れます。立ち上がりが速く、堅実なAFとバランスのよい測光で、仕上がりのイメージに素直に近づけます。ファインダーの視認性が高く、被写体との距離感を保ったまま設定を詰められるのも長所です。スナップやポートレート、日常の動画まで気負わず使え、移動の多い撮影でもテンポを保ちやすい設計。色と階調のつながりが滑らかで、撮って出しでもまとまりがよく、後処理の負担が軽く感じられます。身軽さを保ちながら作品作りの芯を磨ける、前向きな挑戦を後押しする相棒です。
EOS R6 Mark III ボディ
EOS R6 Mark III ボディ
¥339,800〜
出品中の商品(3)
静止画も動画もバランスよくこなすフルサイズミラーレス。進化したデュアルピクセルCMOS AF IIは人物・動物・乗り物の被写体検出と粘り強い追尾で、素早いシーンでも迷いにくい。手ブレ補正は手持ち撮影をしっかり支え、街歩きや夜景も落ち着いた階調でまとめます。プリ連続撮影やオープンゲート対応の動画、カスタムピクチャーやカラーフィルターなどの作画機能も充実。高機能シューで拡張性も高く、作品づくりから記録まで頼れる一台。直感的なダイヤル操作と快適なファインダー表示で構図づくりもスムーズ。長時間の撮影でも扱いやすく、現場での判断を支える安定感があります。

Canon EOS 6D Mark IIは、フルサイズ一眼レフの中では比較的軽量で、バリアングル液晶とタッチ操作、GPSまで内蔵した持ち出したくなる系の個性派です。一方で、低ISOのダイナミックレンジや通常の4K動画撮影には非対応、カードスロット1基など割り切りも明確で、用途によって評価が大きく分かれます。この記事では実機レビューや検証記事の評価を踏まえつつ、画質・AF・連写・動画・使い勝手を要素別に深掘りし、どんな撮り方なら気持ちよく使えるか、逆にどこで不満が出やすいかまで具体例で整理します。

みんカメ編集部
筆者
みんカメ編集部
みんなのカメラ編集部によるカメラに関する最新情報・レビューなどを毎日配信しています!ためになるプロのテクニックもご紹介。
服部健太郎
監修者
写真家
服部健太郎
服部健太郎
テーマを定めずに撮影を重ね、その時々の自身の問題意識と照らし合わせながら定期的に作品を発表している。作品制作と並行して人物撮影を中心にクライアントワークも行っている。

この記事のサマリー

チェックアイコン

バリアングル+タッチ+フルサイズの組み合わせが最大の武器で、旅行・家族・日常の撮影体験を上げやすい一方、通常の4K動画撮影非対応は割り切りポイントです。

チェックアイコン

45点オールクロスのファインダーAFとDual Pixel CMOS AF(像面位相差)で静止物は快適ですが、動体をライブビュー連写で追うと歩留まりが落ちやすい傾向があります。

チェックアイコン

低ISOのダイナミックレンジは同世代ライバルより伸びにくく、逆光風景で持ち上げ耐性を重視する人は撮り方の工夫か別機種検討が現実的です。

チェックアイコン

単スロット・防塵防滴の程度・ヘッドホン端子なしなど、仕事用途の“保険”をどこまで求めるかで適性が決まります。

チェックアイコン

中古でフルサイズ一眼レフを始めたい人には魅力が残り、EFレンズ資産を活かしたい人ほど満足度が上がりやすいタイプです。

目次

Canon EOS 6D Mark IIのレビュー要点

Canon EOS 6D Mark IIのレビュー比較まとめ フルサイズ入門と旅・日常撮影に強い

(Via:Digital Camera World)

Canon EOS 6D Mark IIは、スペック表だけでは評価しづらいカメラです。バリアングル液晶やタッチ操作、GPS内蔵など、実際に持ち出して撮る場面では使いやすさを実感しやすい一方で、4K動画には対応せず、低ISO時のダイナミックレンジやカードスロットが1基に限られるなど、機能面で制限もあります。

ここでは、どんな撮影シーンなら使いやすく、どんな用途では不満が出やすいのかを整理します。旅行・家族写真・日常スナップを中心に考えている人はもちろん、EFレンズ資産を活かして中古フルサイズ一眼レフを選びたい人も、購入前の判断材料にしてみてください。

おすすめな人

たとえば旅行で、地図アプリに頼らず撮影場所をあとで辿りたい人や、家族イベントでローアングル・ハイアングルを多用したい人にとって、フルサイズでバリアングルが使える利点は大きいです。

手持ち撮影が中心なら軽さ・握りやすさ・電池の持ちが効いてきます。CIPA基準でファインダー撮影のスタミナが長めなのも、移動が多い日に効きます。また、EFレンズ資産を活かしつつ、スマホ感覚のタッチAFでライブビュー撮影もしたい人には相性が良いでしょう。被写体が動き回らない商品撮影、テーブルフォト、スナップの止まる瞬間を丁寧に撮るほど、このカメラの気持ちよさが出ます。

不向きな人

夕景や逆光の風景でシャドウを大きく持ち上げる編集を前提にする人は、RAW耐性のクセが気になる可能性があります。露出を詰めて撮る、ブラケットを使うなど、撮り方の工夫が前提になりやすい点は理解しておきたいところです。

動画を主軸にする人にも注意が必要で、4K収録がないことに加えて、ヘッドホン端子がないため現場で音を追い込みたい運用には向きません。静止画メインでたまに動画であれば成立しますが、ハイブリッド機としては制約が目立ちます。

さらに、カードスロットが1基なので、失敗できない仕事撮影でバックアップ記録を必須にしたい人は別の選択肢が現実的です。ボディの性格として「撮影体験を軽快にする工夫」と「業務機としての保険」を交換している印象があります。

要素別レビュー早見表

価格帯・世代の中での位置づけを踏まえた評価を簡単にまとました。特にダイナミックレンジと動画性能は、重視するほど満足度に直結します。

要素

評価まとめ

画質(色・高感度)

キヤノンらしい色と高感度の粘りは扱いやすいが、低ISOの持ち上げ耐性は強みになりにくい

ダイナミックレンジ

逆光・階調勝負の風景は工夫が必要で、他社同クラスより余裕は小さめ

AF(ファインダー)

45点オールクロスで初代6Dから大幅改善、動体も条件が揃えば堅実

AF(ライブビュー)

タッチAFは快適だが、動体を連写で追う用途は得意とは言いにくい

連写・バッファ

6.5コマ/秒は日常~軽い動体で頼れるが、本格スポーツには余裕不足

動画

フルHD中心で運用する人向け、通常の4K動画撮影を重視するなら別機種が安心

操作性・液晶

バリアングル+タッチが撮影自由度を上げる。三脚・ローアングルに強い

携帯性

フルサイズ一眼レフとしては軽めで、旅行に持ち出しやすい

信頼性(スロット等)

単スロットは割り切りポイント。用途が仕事寄りほど注意

Canon EOS 6D Mark IIの基本情報

Canon EOS 6D Mark IIの基本情報

(Via:Digital Camera World)

EOS 6D Mark IIは2017年8月発売のフルサイズ一眼レフです。購入は中古または流通在庫が中心になるため、外装状態・シャッター回数・端子まわりを確認して選びたいモデルです。

主なスペック要点

メーカー発表の仕様として押さえておくべき項目を、撮影に効く順でまとめます。

項目

値

センサー

フルサイズCMOS 26.2MP

ISO

常用 ISO 100-40000(拡張あり)

AF(ファインダー)

45点(オールクロス)

連写

最高 約6.5コマ/秒

動画

フルHD(1920×1080)最大60p

手ブレ補正

ボディ内補正なし(動画は電子補正あり)

EVF

非搭載(光学ファインダー)

モニター

バリアングル式タッチ対応

メディア

SDカード×1(UHS-I)

発売から今の立ち位置

EOS 6D Mark IIは、フルサイズ一眼レフを趣味の道具として長く使う視点で見ると、完成度の高い部類です。特にバリアングルとGPSは、今でも一眼レフでは希少で、撮影体験の差として残り続けます。

一方で、バリアングル液晶や軽めのボディによる旅での扱いやすさはEOS 6D Mark IIの方が色濃い部分もあります。なお、GPSはEOS 5D Mark IVにも内蔵されています。

後継機種・最新モデルとの違い

6Dシリーズの直接後継としてEOS 6D Mark IIIが続いたわけではなく、キヤノンの主戦場はRFマウントのミラーレスへ移りました。立ち位置が近い現行機としては、軽量フルサイズのCanon EOS R8や、より安定志向のCanon EOS R6 Mark IIIが比較対象になります。価格重視なら、旧モデルのCanon EOS R6 Mark IIも候補に入ります。

ミラーレスは瞳AFや動画機能の進化が分かりやすい一方、光学ファインダーの見えや電池持ち、EFレンズの使い勝手など一眼レフの良さも確かに残ります。EOS 6D Mark IIは、その良さを旅行・日常寄りの装備で伸ばした一台だと捉えると理解しやすいでしょう。

Canon EOS 6D Mark IIのデザインと操作性のレビュー

触ってすぐ分かる強みは、フルサイズ一眼レフとしての扱いやすさです。グリップ形状、バリアングル液晶、タッチ操作が噛み合い、三脚でも手持ちでも撮れる姿勢が増えます。

バリアングル液晶とタッチ操作で、撮れる構図が増える

EOS 6D Mark IIの使いやすさを支えているのが、バリアングル液晶とタッチ操作です。花をローアングルで撮るとき、子どもの目線に合わせるとき、テーブル上の商品や料理を撮るときなど、カメラを低い位置や高い位置に構える場面で便利に使えます。

固定式の液晶だと、無理な姿勢で画面をのぞき込む必要がありますが、バリアングル液晶なら画面の角度を変えられるため、構図を確認しやすくなります。結果として、普段なら撮りにくい角度にも挑戦しやすくなります。

タッチAF(画面を触ってピント位置を指定する機能)も扱いやすく、ライブビュー撮影では見たまま直感的にピントを合わせられます。たとえば料理写真で湯気が立つ瞬間を狙うときも、画面上の合わせたい部分をタッチするだけで素早く操作できます。

Digital Camera Worldでも、バリアングル液晶がローアングルやハイアングルの撮影に役立つ点が評価されています。EOS 6D Mark IIを「持ち出して撮りたくなるカメラ」として見たとき、この操作性は大きな魅力です。

質感・防塵防滴・携帯性のバランスは割り切り型

外装は上位機のような金属感より、軽さを優先した印象です。それでも手に持ったときの剛性感が不足するわけではなく、旅行や街歩きで負担を抑えたい人には合理的でしょう。

防塵防滴は一定の安心感はありますが、完全ではないため過信は禁物です。小雨の観光地でサッと撮る、砂埃が少ない場所での散策などなら心強い一方、過酷な環境を前提にするなら保護や運用の工夫は必要です。

防塵防滴の感触については、DPReview Forumsで「上位機ほどの余裕はないが、日常用途なら十分」といったレビューがあります。

Canon EOS 6D Mark IIの画質評価(色・高感度・ダイナミックレンジ)

Canon EOS 6D Mark IIの画質評価(色・高感度・ダイナミックレンジ)

(Via:Digital Camera World作例)

画質は気持ちよく撮れる場面と編集で攻めにくい場面が分かれます。キヤノンらしい発色と高感度は魅力ですが、逆光風景でのシャドウ持ち上げ耐性は注意点として語られがちです。

発色と高感度は扱いやすく、日常の成功率が上がる

人物や食べ物、室内スナップでは、肌や色の転び方が素直で、JPEGでもそのまま使える方向に寄りやすいです。RAW現像でも色作りに迷いにくく、撮影→選別→納品までのテンポを重視する人に向きます。

高感度も、暗所でシャッタースピードを落としすぎずに済む分、歩留まりに効きます。ライブハウスや夜の街で、被写体ブレを避けたいときにISOを上げる判断がしやすいカメラだと感じる人は多いでしょう。

ただし、どのISOで許容できるかは被写体や仕上げ(ノイズ処理の強さ、SNS用途か印刷か)で変わります。自分の用途でどこまでならOKかを決めておくのが現実的です。

低ISOのダイナミックレンジは評価が割れる最大ポイント

逆光の建物や夕景で、暗部を大きく持ち上げる編集をするとノイズが目立ちやすい傾向が指摘されています。実際、PetaPixelは低ISOでのダイナミックレンジを厳しめに論じており、買う前に知っておきたい論点です。

実務的には、露出を少し慎重に決める、白飛びしやすい空を守りつつ必要なら明るめに撮る、ブラケットで保険を作る、といった撮り方でカバーしやすい場面もあります。とはいえ「後で大きく救う」前提の人ほど、別機種の方が気楽でしょう。

風景を主戦場にするなら、ハイライトとシャドウのどちらを優先するかを撮影時に決めやすい被写体から始めると、このカメラのクセを掴みやすいです。

Canon EOS 6D Mark IIのAF性能レビュー(ファインダー/ライブビュー)

Canon EOS 6D Mark IIのAF性能レビュー(ファインダー/ライブビュー)

(Via:Digital Camera World)

AFは初代6Dからの進化が分かりやすい部分で、ファインダー撮影は実用性が大きく上がりました。ライブビューのタッチAFも気持ちよい一方、動体+連写の組み合わせには得手不得手があります。

ファインダーAF:45点オールクロスで普通に任せられる領域へ

中央1点頼みになりがちだった旧世代と比べ、45点すべてがクロス測距になったことで、構図の自由度が上がります。たとえばポートレートで顔を画面端寄りに置きたいとき、ピント合わせ→フォーカスロック→構図変更の回数が減り、テンポが良くなります。

動体も、走る子どもや犬など予測しやすい動きなら十分追えます。ただしAF点のカバー範囲はフレームの中央寄りなので、端で追い続けたいスポーツ撮影では工夫が必要です。

DPReviewの実機レビューでも、ライブビューAFの強さとファインダーAFの性格差が具体的に触れられており、運用で割り切るのが上手な使い方になりそうです。

ライブビューAF:タッチ操作は快適だが、動体連写は期待しすぎない

Dual Pixel CMOS AF(センサー上の位相差AF)により、静物やゆっくりした動きなら、迷いが少なくスムーズです。三脚の物撮りで、狙った位置にタッチでスッと合わせられるのは、ミラーレス的な快適さがあります。

ただし、動く被写体をライブビューで連写し続けると歩留まりが落ちやすいという指摘もあり、場面によってはファインダー撮影に戻した方が結果が安定します。動画撮影ではスムーズでも、静止画連写の条件が変わる点は注意したいところです。

撮りたいものが動くか、止まるかでAFの使い分けを決めると、EOS 6D Mark IIはかなりストレスが減ります。

Canon EOS 6D Mark IIの連写・バッファ・バッテリーのレビュー

6.5コマ/秒の連写は、運動会や発表会、子どもやペットの動きなどを撮るには実用的な速さです。本格的なスポーツ撮影向けの高速連写機ではありませんが、表情や動きの前後を押さえるには十分役立ちます。

また、バッファ(連写時に一時的に画像をためる余裕)やバッテリーの持ちも含めて、撮影のテンポを作りやすい点も魅力です。初代EOS 6Dなど旧世代のフルサイズ一眼レフから乗り換える場合は、連写性能やAFまわりの進化を感じやすいでしょう。

連写は決定的瞬間を拾うのにちょうどいいが、長丁場は工夫が必要

運動会の徒競走、ダンスのターン、鳥が枝から飛び立つ直前など、短い山場を狙う用途では6.5コマ/秒が効きます。シャッターチャンスの前後を少し厚めに撮れるので、表情の当たりを拾いやすいです。

一方、長い時間の連写を続けるスポーツやモータースポーツでは、速度そのものよりAF点カバーとバッファの方が効いてきます。必要な瞬間だけ短く連写し、あとは単写で追うなど、撮り方を設計すると快適です。

連写の粘りや書き込み待ちの感触は、検証記事の数値が参考になります。Imaging Resourceのパフォーマンス計測は、運用イメージを掴むのに役立つでしょう。

バッテリーはファインダー撮影で強く、ライブビュー多用だと減りやすい

電池の持ちは一眼レフらしく、ファインダー中心なら安心感があります。旅行で朝から夕方まで歩き回り、要所で撮るスタイルなら、予備電池1本で気持ちに余裕が出やすいでしょう。

ただしライブビューを多用すると消費は増えます。バリアングルが便利だからこそ、ローアングルを多用していたら予想より減っていた、というのは起きがちです。体感差を掴むには、CIPA基準の目安を見るのが近道です。

Canon EOS 6D Mark IIの動画性能レビュー(フルHD運用の現実)

Canon EOS 6D Mark IIの動画性能レビュー(フルHD運用の現実)

(Via:、CameraLabs)

動画は撮れるけれど、最新の基準で欲張ると足りないという立ち位置です。フルHD中心で、AFの滑らかさとバリアングルの取り回しを活かすと強みが出ます。

通常の4K動画に非対応な点は、編集・納品スタイルで評価が変わる

EOS 6D Mark IIは、通常の動画撮影では4K記録に対応していません。4Kタイムラプス動画には対応していますが、一般的な動画撮影はフルHDまでと考えておくのが分かりやすいです。

4Kで撮れない点は、あとから映像を切り出したり、画角を変えたりしたい人ほど気になりやすいでしょう。たとえばインタビューを1台のカメラで撮影し、編集時にアップと引きの画を作り分けたい場合は、4Kで撮れるカメラの方が有利です。

一方で、SNS投稿、社内記録、家族の思い出など、フルHDで十分と判断出来る用途なら大きな不満になりにくいです。撮影や編集の負担を軽くしたい人にとっては、解像度の高さよりも、バリアングル液晶やDual Pixel CMOS AFによる撮りやすさの方がメリットになる場面もあります。

動画機能の割り切りについては、CameraLabsの実機レビューでも、強みと弱みが分かりやすく整理されています。

Dual Pixel CMOS AFとバリアングルは、撮影体験を確実に上げる

顔に寄ったVlog的な撮り方や、三脚での置き撮りでは、バリアングルがあるだけで成立するカットが増えます。タッチでフォーカスを移せるため、商品→顔→手元といった簡単な見せ方もやりやすいです。

ただしヘッドホン端子がないため、現場で音を細かく追い込む運用には向きません。外部マイク入力はあるので、音声を別録して同期する、もしくは簡易収録と割り切るなど、ワークフローを先に決めておくと安心です。

静止画が主で、動画は必要なときだけという使い方なら、このカメラの動画は不満より利便性が勝つ場面が増えるでしょう。

Canon EOS 6D Mark IIの記録メディア・通信・GPSのレビュー

日常の使い勝手を底上げする機能が揃っているのが、EOS 6D Mark IIの隠れた魅力です。反面、単スロットという構造的な割り切りがあるため、安心の置きどころは人によって変わります。

SDカード1枚運用:失敗できない撮影では判断が分かれる

SDカードが1枚だけという点は、バックアップ記録ができないという意味で、仕事用途だと心理的な負担になります。たとえば挙式の本番、発表会の舞台など、撮り直しが効かない現場では悩ましい条件です。

一方、趣味の旅行や家族写真なら、カードの品質を揃えてこまめに交換する、撮影後すぐにバックアップするなど、運用でリスクを下げることはできます。どこまでカメラ内で完結する保険が必要かで評価が決まります。UHS-Iの実効速度やカード相性の傾向はAlik Griffinの計測が参考になります。最高速より、安定して書けるカードを選ぶのが現実的です。

Wi‑Fi・Bluetooth・GPS内蔵は、旅と記録の相性が抜群

スマホ転送は、SNS投稿だけでなく撮影直後に家族へ共有する用途でも便利です。撮影→選別→共有の距離が短いほど、カメラを持ち出す回数が増えやすく、結果として上達にもつながります。

GPSは、写真を見返したときの価値を上げます。旅先の路地、山の分岐、夕景の展望台など、どこで撮ったかが自動で残ると、次の撮影計画や再訪が楽になります。位置情報の常時取得は電池消費にも影響するため、必要に応じて運用を調整すると良いでしょう。

Canon EOS 6D Mark IIと競合機の比較

ここでは同じ撮影目的を別のアプローチで満たす代表例として、同世代フルサイズ一眼レフと、乗り換え先になりやすいミラーレスを並べます。結論はスペックの勝ち負けではなく、撮り方と優先順位で決まります。

機種

立ち位置

Canon EOS 6D Mark II

バリアングル+GPS内蔵の旅・日常向けフルサイズ一眼レフ

Canon EOS 5D Mark IV

仕事も視野に入る上位一眼レフ。4K・堅実な信頼性が欲しい人向け

Nikon D750

センサー耐性重視の定番フルサイズ一眼レフ。風景・逆光で粘りやすい

Sony α7 III

AF・連写・動画・デュアルスロットまで欲張れる万能ミラーレス

Canon EOS 5D Mark IV:同じEF資産で保険まで欲しい人へ

同じキヤノン一眼レフで上位にあたるCanon EOS 5D Mark IVは、デュアルカードや4K、より業務向けの設計が魅力です。結婚式や商用案件など、失敗できない現場が多い人ほど効いてきます。

一方で、バリアングル液晶やGPS内蔵のような旅の楽しさはEOS 6D Mark IIの方が色濃い部分もあります。仕事の比率が高いなら5D Mark IV、日常と趣味中心なら6D Mark II、という分け方が実感に近いでしょう。

Nikon D750:逆光風景やRAW耐性を最優先するなら強力

Nikon D750は一世代前の設計ながら、センサーの粘りを重視する人に根強い支持があります。夕景の地形や街並みをシャドウ側から起こす編集を多用するなら、安心材料になりやすいです。

ただし、操作感やライブビューAFの思想は異なり、タッチ操作・バリアングルの利便性はEOS 6D Mark IIが優位です。撮影後に大きく攻めるか、撮影体験を軽快にするかで、選び方が変わります。

なお、D750も最新機ではないため、状態の見極め(シャッター回数、外装、端子まわり)を丁寧に行うのが前提になります。

Sony α7 III:動体・動画・機能全部盛りで行くなら候補

ミラーレスの代表格としてSony α7 IIIは、AFカバー範囲、連写、動画、デュアルスロットなど現代的な万能さが強みです。子どもの運動会から旅行動画まで1台で済ませたい人には分かりやすいメリットがあります。

一方、一眼レフの光学ファインダーの見えや、長時間の撮影での電池持ち、EFレンズを素直に使う運用などはEOS 6D Mark IIが自然です。ミラーレスに慣れていない人ほど撮影の手応えが変わるので、目的をはっきりさせた上で選ぶと失敗しにくいでしょう。

レンズ資産の移行も含めて考えるなら、ボディ単体の優劣だけでは決まりません。今あるレンズで何を撮っているかを書き出すのが近道です。

Canon EOS 6D Mark IIのレビュー比較まとめ

Canon EOS 6D Mark IIは、フルサイズ一眼レフとしては軽快で、バリアングル液晶・タッチ操作・GPS内蔵という持ち出す動機を増やしてくれる一台です。発色や高感度の扱いやすさ、ファインダーAFの実用性は今でも魅力がありますが、低ISOのダイナミックレンジ、通常の4K動画撮影には非対応、単スロットといった割り切りは購入前に必ず噛み砕いておきたいところです。旅行・家族・日常スナップを中心に、EFレンズを活かして撮影体験を上げたい人なら、いま選んでも十分に楽しいカメラなので、重視する撮影ジャンルと使用上気になる弱点を照らし合わせて判断してみてください。


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EOS 6D Mark II ボディ
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EOS 5D Mark IV ボディ
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Canon EOS 6D Mark IIのレビュー比較まとめ フルサイズ入門と旅・日常撮影に強いに関連する投稿

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