
【26年7月ランキング】2014年発売のNikon D750が首位、25万円台のEOS R5が2位。レンズはNIKKOR Z 70-200mmが2カ月連続1位【みんなのカメラ調べ】








みんなのカメラの2026年7月のフリマ取引データから、カメラ本体と交換レンズのランキングを集計しました。カメラ本体の1位は2014年発売の一眼レフ Nikon D750。TOP10で唯一の一眼レフです。2位には25万円台のCanon EOS R5が入り、上位の価格帯は約5.9倍ひらきました。レンズはNIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR Sが2カ月連続で1位です。
この記事のサマリー

カメラ本体1位は Nikon D750(2014年発売・平均68,161円)。TOP10で唯一の一眼レフで、前月8位から順位を上げた。

カメラ本体TOP10の平均取引価格は43,039円(α6000)〜251,930円(EOS R5)で約5.9倍の開き。発売年は2014年〜2023年にわたった。

6月のTOP10のうち7月も残ったのはカメラ本体3製品に対し、レンズは6製品。カメラ側の入れ替わりが大きい。

レンズ1位は NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S で2カ月連続。TOP10はズーム8本・単焦点2本で、6月に続きズームが中心だった。

レンズTOP10の価格帯は19,013円〜214,858円で約11.3倍。カメラ本体の約5.9倍より散らばりが大きい。
本データについて

- データソース:みんなのカメラのフリマ取引データ
- データ期間:2026年7月1日〜2026年7月31日
- 対象カテゴリ:カメラ本体、交換レンズ
- 集計方法:対象期間中に成立した取引数ベース。重複、キャンセル分を除外
- 順位の付け方:取引数の多い順。取引数が同じ場合は取引金額の大きい順
- 平均取引価格:対象期間中に成立した取引価格の平均
- 前月順位:2026年6月の取引ランキングにおける順位
- 引用について:「みんなのカメラ調べ」と出典明記の上で引用可能
なお、本データはみんなのカメラ上のフリマ取引に基づくものであり、日本のカメラ市場全体を代表するものではありません。みんなのカメラにおける取引傾向としてご覧ください。
2026年7月の売買トレンド総評
【注目1】1位は2014年発売のNikon D750。TOP10で唯一の一眼レフ
7月のカメラ本体1位は、2014年発売のフルサイズ一眼レフ Nikon D750(平均68,161円)でした。前月は8位で、そこから首位に上がっています。TOP10に並んだ12製品のうち一眼レフはこの1機だけで、残る11製品はすべてミラーレスです。平均取引価格は7万円を下回り、TOP10では4番目に低い水準でした。発売から10年以上たったフルサイズ一眼レフが、7万円を切る価格帯で首位に入った形です。
【注目2】2位は25万円台のEOS R5。上位の価格帯は約5.9倍ひらいた
2位には Canon EOS R5(平均251,930円)が入りました。TOP10で最も高い水準です。一方で6位のSONY α6000は43,039円で、TOP10の価格帯は約5.9倍ひらきました。価格帯ごとに分けると、内訳は次のようになります。
価格帯 | 製品数 | 該当機種 |
|---|---|---|
10万円未満 | 5 | α6000 / Z50 / Z30 / D750 / Z6 |
10万円以上20万円未満 | 5 | X-S10 / α7 III / Z6II / EOS R6 / α6700 |
20万円以上 | 2 | α7 IV / EOS R5 |
10万円未満が5製品、10万円台が5製品、20万円以上が2製品と、価格帯が分散しました。上位に共通する価格帯があるわけではありません。
【注目3】レンズ1位はNIKKOR Z 70-200mmが2カ月連続。TOP10はズーム8本
レンズは Nikon NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S(平均214,858円)が2カ月連続で1位でした。2位も前月2位の Canon RF 24-105mm F4 L IS USM で、上位2本は前月から変わっていません。7月のレンズTOP10はズーム8本・単焦点2本で、6月に続きズームが中心の構成でした。単焦点2本はEF 100mm F2.8L マクロ IS USM(5位)とFE 50mm F1.4 GM(6位)です。
先月(6月)からの変化

6月のTOP10と7月のTOP10を比べると、カメラ本体とレンズで動き方が分かれました。
カテゴリ | 6月TOP10のうち7月もTOP10に残った製品 |
|---|---|
カメラ本体 | 3製品(D750・EOS R6・α7 IV) |
交換レンズ | 6製品(NIKKOR Z 70-200mm・RF 24-105mm・NIKKOR Z 180-600mm・NIKKOR Z 24-120mm・EF 100mmマクロ・FE 24-105mm) |
カメラ本体は7製品が入れ替わり、レンズは6製品が残りました。レンズのほうが顔ぶれの動きが小さい月です。
カメラ本体では、6月に1位だった Canon EOS R6 Mark II が7月は13位相当に、6月6位だった RICOH GR IV は47位相当になりました。一方で、6月はTOP10圏外だった Canon EOS R5・富士フイルム X-S10・Nikon Z50・SONY α6000 などが2位〜6位に入っています。この入れ替わりの理由は取引データからは分かりません。分かるのは、7月の上位の顔ぶれが6月と大きく違ったという事実までです。
メーカー別ランクイン数
カメラ本体 TOP10 メーカー別

メーカー | 製品数 | ランクイン機種 |
|---|---|---|
ニコン | 5 | D750 / Z50 / Z30 / Z6II / Z6 |
SONY | 4 | α6000 / α6700 / α7 IV / α7 III |
Canon | 2 | EOS R5 / EOS R6 |
富士フイルム | 1 | X-S10 |
6月のカメラ本体TOP10はCanonが3製品で最多でしたが、7月はニコンが5製品で最多になりました。ニコンの5製品はD750を除く4製品がZマウントのミラーレスです。SONYはα6000・α6700のAPS-C2機と、α7 IV・α7 IIIのフルサイズ2機に分かれました。
交換レンズ TOP10 メーカー・マウント別

区分 | 本数 | 内訳 |
|---|---|---|
メーカー | ニコン4/Canon4/SONY2 | — |
マウント(ミラーレス用) | 7 | Nikon Z 4本 / Canon RF 1本 / ソニー E 2本 |
マウント(一眼レフ用) | 3 | Canon EF 2本 / Canon EF-S 1本 |
レンズはニコンとCanonが4本ずつで並びました。ただし中身は分かれており、ニコンは4本すべてがZマウントのミラーレス用、Canonは4本のうち3本がEF・EF-Sの一眼レフ用です。
カメラ本体 TOP10ランキング【2026年7月】

【1位】Nikon D750 ボディ
項目 | データ |
|---|---|
平均取引価格 | 68,161円 |
発売年 | 2014年 |
先月順位 | 8位 |
2014年発売のフルサイズ一眼レフです。平均取引価格は7万円を下回り、TOP10では4番目に低い水準でした。TOP10にはフルサイズ機が7製品入っていますが、そのなかでは最も低い価格帯にあたります。
https://www.minnacamera.com/products/c246
【2位】Canon EOS R5 ボディ
項目 | データ |
|---|---|
平均取引価格 | 251,930円 |
発売年 | 2020年 |
先月順位 | TOP10圏外 |
TOP10で平均取引価格が最も高い機種です。4,500万画素クラスのフルサイズミラーレスで、25万円台での取引となりました。TOP10で唯一25万円を超えています。
【3位】Canon EOS R6 ボディ
項目 | データ |
|---|---|
平均取引価格 | 154,220円 |
発売年 | 2020年 |
先月順位 | 3位 |
前月3位から順位を保ちました。EOS R5と同じ2020年発売のフルサイズミラーレスで、画素数を抑えた常用機にあたります。平均取引価格はEOS R5の6割ほどの水準です。
【4位】Fujifilm X-S10 ボディ
項目 | データ |
|---|---|
平均取引価格 | 111,840円 |
発売年 | 2020年 |
先月順位 | TOP10圏外 |
TOP10で唯一の富士フイルム機です。APS-Cセンサーとボディ内手ブレ補正を小型のボディに収めたモデルで、11万円台での取引でした。
【5位】Nikon Z50 ボディ
項目 | データ |
|---|---|
平均取引価格 | 59,798円 |
発売年 | 2019年 |
先月順位 | TOP10圏外 |
Zマウント初のAPS-Cミラーレスです。5万円台での取引で、TOP10では下から2番目の価格帯にあたります。
【6位】SONY α6000 ILCE-6000 ボディ ブラック
項目 | データ |
|---|---|
平均取引価格 | 43,039円 |
発売年 | 2014年 |
先月順位 | TOP10圏外 |
TOP10で平均取引価格が最も低い機種です。2014年発売のAPS-Cミラーレスで、1位のD750と同じ年の製品にあたります。4万円台での取引でした。
https://www.minnacamera.com/products/c1967
【7位】SONY α6700 ILCE-6700 ボディ
項目 | データ |
|---|---|
平均取引価格 | 158,903円 |
発売年 | 2023年 |
先月順位 | TOP10圏外 |
TOP10で最も新しい2023年発売のAPS-Cミラーレスです。6位のα6000と同じAPS-Cのソニー機ですが、平均取引価格は約3.7倍の開きがあります。
【8位】SONY α7 IV ILCE-7M4 ボディ
項目 | データ |
|---|---|
平均取引価格 | 206,802円 |
発売年 | 2021年 |
先月順位 | 10位 |
前月10位から順位を上げました。フルサイズミラーレスの常用機にあたるモデルで、20万円台での取引です。TOP10では2番目に高い水準でした。
【9位】Nikon Z30 ボディ
項目 | データ |
|---|---|
平均取引価格 | 61,741円 |
発売年 | 2022年 |
先月順位 | TOP10圏外 |
ファインダーを省いた動画向けのAPS-Cミラーレスです。6万円台での取引で、Z50・α6000と並んでTOP10の低価格帯を占めました。
【10位タイ】Nikon Z6II ボディ
項目 | データ |
|---|---|
平均取引価格 | 147,853円 |
発売年 | 2020年 |
先月順位 | TOP10圏外 |
Z6の後継にあたるフルサイズミラーレスです。14万円台での取引で、TOP10のニコン5製品では最も高い価格帯にあたります。同数で並んだ先代のZ6とは約5.7万円の差がつきました。
【10位タイ】SONY α7 III ILCE-7M3 ボディ
項目 | データ |
|---|---|
平均取引価格 | 137,793円 |
発売年 | 2018年 |
先月順位 | TOP10圏外 |
8位に入ったα7 IVの先代にあたるフルサイズミラーレスです。13万円台での取引で、後継のα7 IVとは約6.9万円の差がありました。
【10位タイ】Nikon Z6 ボディ
項目 | データ |
|---|---|
平均取引価格 | 90,488円 |
発売年 | 2018年 |
先月順位 | TOP10圏外 |
Zマウント初期のフルサイズミラーレスです。9万円台での取引で、TOP10のフルサイズミラーレス6製品では最も低い価格帯でした。α7 IIIと同じ2018年発売の一本です。
カメラ本体 TOP10一覧【2026年7月】
順位 | 製品名 | ブランド | タイプ | 平均取引価格 | 発売年 | 前月順位 |
|---|---|---|---|---|---|---|
1 | D750 ボディ | ニコン | 一眼レフ | 68,161円 | 2014年 | 8位 |
2 | EOS R5 ボディ | Canon | ミラーレス | 251,930円 | 2020年 | TOP10圏外 |
3 | EOS R6 ボディ | Canon | ミラーレス | 154,220円 | 2020年 | 3位 |
4 | X-S10 ボディ | 富士フイルム | ミラーレス | 111,840円 | 2020年 | TOP10圏外 |
5 | Z50 ボディ | ニコン | ミラーレス | 59,798円 | 2019年 | TOP10圏外 |
6 | α6000 ILCE-6000 ボディ ブラック | SONY | ミラーレス | 43,039円 | 2014年 | TOP10圏外 |
7 | α6700 ILCE-6700 ボディ | SONY | ミラーレス | 158,903円 | 2023年 | TOP10圏外 |
8 | α7 IV ILCE-7M4 ボディ | SONY | ミラーレス | 206,802円 | 2021年 | 10位 |
9 | Z30 ボディ | ニコン | ミラーレス | 61,741円 | 2022年 | TOP10圏外 |
10タイ | Z6II ボディ | ニコン | ミラーレス | 147,853円 | 2020年 | TOP10圏外 |
10タイ | α7 III ILCE-7M3 ボディ | SONY | ミラーレス | 137,793円 | 2018年 | TOP10圏外 |
10タイ | Z6 ボディ | ニコン | ミラーレス | 90,488円 | 2018年 | TOP10圏外 |
10位は3製品が同数で並びました。この3製品のうち、α7 IIIは8位のα7 IVの、Z6は同じ10位のZ6IIの、それぞれ先代にあたります。同じシリーズの新旧がそろってTOP10に入った形です。
TOP10の平均取引価格は43,039円(α6000)〜251,930円(EOS R5)で、約5.9倍の開きがあります。発売年は2014年〜2023年です。
交換レンズ TOP10ランキング【2026年7月】

【1位】Nikon NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S
項目 | データ |
|---|---|
平均取引価格 | 214,858円 |
発売年 | 2020年 |
先月順位 | 1位 |
Zマウントの大口径望遠ズームです。TOP10で平均取引価格が最も高い一本で、21万円台での取引でした。TOP10に4本入ったZマウントレンズのなかでも、最も高い価格帯にあたります。
【2位】Canon RF 24-105mm F4 L IS USM
項目 | データ |
|---|---|
平均取引価格 | 132,569円 |
発売年 | 2018年 |
先月順位 | 2位 |
前月と同じ2位です。RFマウントの標準ズームで、広角から中望遠までを1本でカバーします。13万円台での取引でした。
【3位】Nikon NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR
項目 | データ |
|---|---|
平均取引価格 | 205,421円 |
発売年 | 2023年 |
先月順位 | 7位 |
前月7位から順位を上げました。望遠端600mmまでをカバーする超望遠ズームで、TOP10では2番目に高い20万円台での取引です。
【4位】Nikon NIKKOR Z 24-120mm f/4 S
項目 | データ |
|---|---|
平均取引価格 | 115,452円 |
発売年 | 2022年 |
先月順位 | 5位 |
Zマウントの高倍率標準ズームです。11万円台での取引で、前月5位からわずかに順位を上げました。
https://www.minnacamera.com/products/l2612
【5位】Canon EF 100mm F2.8L マクロ IS USM
項目 | データ |
|---|---|
平均取引価格 | 77,503円 |
発売年 | 2009年 |
先月順位 | 4位 |
TOP10で最も古い2009年発売のレンズです。EFマウントのマクロ単焦点で、7万円台での取引でした。発売から15年以上たった一本が上位に入っています。
【6位】SONY FE 50mm F1.4 GM SEL50F14GM
項目 | データ |
|---|---|
平均取引価格 | 147,510円 |
発売年 | 2023年 |
先月順位 | TOP10圏外 |
TOP10に2本入った単焦点のうちの1本です。開放F1.4の標準単焦点で、14万円台での取引でした。3位のNIKKOR Z 180-600mmと並び、TOP10で最も新しい2023年発売の一本です。
【7位】SONY FE 24-105mm F4 G OSS SEL24105G
項目 | データ |
|---|---|
平均取引価格 | 101,742円 |
発売年 | 2017年 |
先月順位 | 8位 |
ソニーEマウントの標準ズームです。10万円台での取引で、前月8位からわずかに順位を上げました。
【8位】Canon EF-S55-250mm F4-5.6 IS STM
項目 | データ |
|---|---|
平均取引価格 | 19,013円 |
発売年 | 2013年 |
先月順位 | TOP10圏外 |
TOP10で平均取引価格が最も低い一本です。APS-C一眼レフ用の望遠ズームで、1万円台での取引でした。TOP10で唯一の2万円未満です。
【9位】Canon EF 24-70mm F2.8L II USM
項目 | データ |
|---|---|
平均取引価格 | 148,901円 |
発売年 | 2012年 |
先月順位 | TOP10圏外 |
EFマウントの大口径標準ズームです。2012年発売ながら14万円台での取引で、TOP10では3番目に高い水準でした。
【10位】Nikon NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR
項目 | データ |
|---|---|
平均取引価格 | 77,448円 |
発売年 | 2020年 |
先月順位 | TOP10圏外 |
広角から望遠までを1本でカバーするZマウントの高倍率ズームです。7万円台での取引で、TOP10のニコン4本のうち最も低い価格帯でした。
交換レンズ TOP10一覧【2026年7月】
順位 | 製品名 | ブランド | マウント | タイプ | 平均取引価格 | 発売年 | 前月順位 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S | ニコン | Nikon Z | ズーム | 214,858円 | 2020年 | 1位 |
2 | RF 24-105mm F4 L IS USM | Canon | Canon RF | ズーム | 132,569円 | 2018年 | 2位 |
3 | NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR | ニコン | Nikon Z | ズーム | 205,421円 | 2023年 | 7位 |
4 | NIKKOR Z 24-120mm f/4 S | ニコン | Nikon Z | ズーム | 115,452円 | 2022年 | 5位 |
5 | EF 100mm F2.8L マクロ IS USM | Canon | Canon EF | 単焦点 | 77,503円 | 2009年 | 4位 |
6 | FE 50mm F1.4 GM SEL50F14GM | SONY | ソニー E | 単焦点 | 147,510円 | 2023年 | TOP10圏外 |
7 | FE 24-105mm F4 G OSS SEL24105G | SONY | ソニー E | ズーム | 101,742円 | 2017年 | 8位 |
8 | EF-S55-250mm F4-5.6 IS STM | Canon | Canon EF-S | ズーム | 19,013円 | 2013年 | TOP10圏外 |
9 | EF 24-70mm F2.8L II USM | Canon | Canon EF | ズーム | 148,901円 | 2012年 | TOP10圏外 |
10 | NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR | ニコン | Nikon Z | ズーム | 77,448円 | 2020年 | TOP10圏外 |
レンズTOP10の平均取引価格は19,013円(EF-S55-250mm)〜214,858円(NIKKOR Z 70-200mm)で、約11.3倍の開きがあります。カメラ本体の約5.9倍と比べると、レンズのほうが価格の散らばりが大きい結果でした。発売年は2009年〜2023年です。
先月の予想は当たったか
6月の記事で挙げた3つの予想を、7月のデータで確認します。
予想 | 結果 |
|---|---|
①GR IVは6月の上昇後、7月の価格帯と順位変化に注目 | 外れ寄り。GR IVは7月に47位相当まで下がり、上位から外れた |
②EOS R6 Mark IIは上位維持の有力候補。対抗はEOS R6とα7C II | 半分的中。EOS R6は3位に入ったが、EOS R6 Mark IIは13位相当、α7C II は14位相当に後退した |
③レンズは望遠ズームが強いまま、EF実用レンズが1〜2本残るか | 的中。NIKKOR Z 180-600mmが3位に入り、EF・EF-Sのレンズは3本がTOP10に残った |
カメラ本体の予想は外れ、レンズの予想は当たりました。6月時点で上位にいた製品を起点に予想を立てましたが、その前提が当てはまったのはレンズだけだったことになります。
編集部が予想する【2026年8月のトレンド】
【予想1】8月も、上位の半数近くを10万円未満の機種が占める
7月のTOP10は10万円未満が5製品と、ちょうど半数を占めました。1位のD750も7万円を下回っています。20万円以上は2製品にとどまりました。
8月も同じように、10万円未満が上位の半数近くを占めるとみています。6月のTOP10でも10万円未満は4製品で、比率は7月とほとんど変わりません。顔ぶれは7製品が入れ替わったのに、低価格帯の厚みだけは動いていないことになります。個々の機種が変わっても価格帯の構成は残る、という見方です。
【予想2】2024年以降に発売された機種は、8月もTOP10に届かない
7月のカメラ本体TOP10の発売年は2014年〜2023年で、2024年以降に発売された機種は1つも入りませんでした。最も新しいのは2023年発売のα6700(7位)です。2024年以降発売の機種では、Nikon Z50IIが15位相当で最上位となり、Nikon Z5IIが20位相当で続きました。7月に取引された製品のなかには、EOS R6 Mark III・α7 V・GR IV・X-E5 といった2025年発売の機種も含まれていますが、いずれも上位には届いていません。
8月のTOP10にも、2024年以降の機種は入らないとみています。フリマでは、発売間もない機種は手放す人がまだ少なく、上位に入るまでに時間差が生じやすいと考えられるためです。
【予想3】レンズは一眼レフ用が2〜3本残り、Zマウントが最多を保つ
7月のレンズTOP10は、Nikon Zが4本で最多、Canon EF・EF-Sの一眼レフ用が3本という構成でした。8位にはEF-S55-250mm(19,013円)のような低価格の実用レンズも入っています。
8月も、Zマウントが最多を保ちつつ、一眼レフ用が2〜3本残るとみています。レンズは6月TOP10のうち6本が7月も残っており、カメラ本体より顔ぶれが動きにくいためです。
本記事の主なデータポイント(引用用)
記事・メディア掲載時には、「みんなのカメラ調べ」と明記の上で引用いただけます。
注目ポイント | データ |
|---|---|
カメラ本体1位 | Nikon D750 ボディ(平均68,161円・2014年発売)。前月8位から上昇 |
カメラ本体2位 | Canon EOS R5 ボディ(平均251,930円)。TOP10で最も高い |
カメラ本体の価格帯 | 43,039円(α6000)〜251,930円(EOS R5)・約5.9倍。10万円未満5製品/10万円台5製品/20万円以上2製品 |
カメラ本体のメーカー内訳 | ニコン5・SONY4・Canon2・富士フイルム1(10位が3製品同数のためTOP10は12製品) |
カメラ本体のタイプ内訳 | ミラーレス11・一眼レフ1(一眼レフはD750のみ) |
同シリーズの新旧 | α7 IV(8位)とα7 III(10位タイ)、Z6II・Z6(ともに10位タイ)がそろってTOP10入り |
レンズ1位 | NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S(平均214,858円)。2カ月連続 |
レンズの価格帯 | 19,013円(EF-S55-250mm)〜214,858円(NIKKOR Z 70-200mm)・約11.3倍 |
レンズのマウント内訳 | ミラーレス用7本(Nikon Z 4/Canon RF 1/ソニー E 2)・一眼レフ用3本(Canon EF 2/EF-S 1) |
前月からの残留 | 6月TOP10のうち7月も残ったのはカメラ本体3製品・レンズ6製品 |
編集部コメント:上位に並んだのは「数年前の主力機」だった
7月のランキングを通して見ると、上位に並んだのは各社の最新モデルではありませんでした。カメラ本体で最も新しいのは2023年発売のα6700で、残りは2014年から2022年までの機種です。レンズも同じで、最も新しい2本が2023年発売でした。
発売年をたどると、偏りも見えます。カメラ本体では2020年発売が4製品(EOS R5・EOS R6・X-S10・Z6II)で最も多く、次いで2014年と2018年が2製品ずつでした。特定の年式に集まっている形です。
新製品はメーカーの発表やレビューで話題になりますが、フリマに並ぶのはその数年後です。誰かが買い替えて前の一台を手放したときに、初めて中古として流通します。7月の上位は、その「手放される側」に回った機種が並んだ結果だと読めます。だとすれば、いま上位にいる顔ぶれは、数年前に多く選ばれた機種の裏返しでもあるのかもしれません。8月以降も同じ年式が続くのか、それとも別の世代が上がってくるのかは、月をまたいで追う価値がありそうです。
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【2026年版】α7IIIとα7Cを徹底比較!選び方はファインダー・操作・動画運用で決まる
Sonyのα7IIIとα7Cで迷う人がつまずきやすいのは、「センサーが近い=画質も近い」と分かっていても、持ち歩きやすさや操作のしやすさ、動画での撮りやすさが実感として想像しにくい点です。実際には、ファインダーの見え方、ダイヤル配置、連続撮影や記録の安心感などが撮影テンポを大きく左右します。この記事では、スペックの数字だけではなく、静止画・動画・旅行・仕事用途ごとに、結局どちらが合うのかを判断できるよう比較します。

ソニー α7 IIIに最新ファームウェア4.04配信、安定性改善
ソニーはα7 III(ILCE-7M3)向けに本体ソフトウェアVer.4.04の配信を開始しました。更新内容は動作安定性の改善で、Ver.4.03以前が対象です。アップデートはWindows/macOSのPC経由のみで、メモリーカード更新は用意されません。

日中シンクロとは?逆光でも顔が暗くならない撮影の基本と設定
逆光のポートレートで、空はきれいなのに顔が真っ黒になったり、顔に合わせると背景が白飛びしたりして困った経験はないでしょうか。日中シンクロは、昼の強い自然光にストロボを足して「背景」と「人物」を別々に整える撮影法です。この記事では、日中シンクロとは何かという基礎から、必要な機材、失敗しにくい手順、シャッタースピードと同調速度の考え方、NDフィルターやハイスピードシンクロの使い分け、ガイドナンバー計算、直当てのコツまで、屋外で再現性を出すための判断基準をまとめます。

Sony α7 III ILCE-7M3のレビュー比較まとめ。イベント撮影と旅行の両方で頼れる万能機
Sony α7 III ILCE-7M3は、24.2MPの裏面照射フルサイズセンサー、広いAFカバー範囲と瞳AF、10コマ/秒連写、ボディ内5軸手ブレ補正、そして大容量バッテリーを搭載した“バランス型”の一台です。写真中心の人には満足度が高い一方、動画は4K60pや10bit内部記録がないため作り込み派には物足りなさが残ります。この記事では実機レビューや海外メディアのテスト傾向を踏まえ、Sony α7 III ILCE-7M3がどんな用途で強く、どこに注意が必要かを具体的な撮影シーン込みで掘り下げます。





