
【Canonカメラ/レンズ】2026年の動向まとめ R3II・R7II・レンズ噂を整理




Canonの新ボディやRFレンズに関して未確定段階ながらも注目が集まるリーク情報が複数登場してきており、2026年はCanonの動きが活発化しそうな見込みです。「EOS R3 Mark II」「EOS R7 Mark II」といった後継機の噂に加え、動画志向の“V”系(EOS R8 Vなどの未確認情報)、レトロデザインモデル、コンデジの新展開まで幅広く話題が広がっており、買い替えや買い増しの判断が難しくなりがちです。この記事では事実と予想も切り分けて整理しつつ、2026年はCanonがどのような動きをするのか現時点で見えることを解説していきます。
この記事のサマリー

2026年のCanonは、高速ミラーレス・動画/配信・小型化の動きが同時進行と整理。

未発表の噂(R3 Mark II/R7 Mark II等)は、裏取り度で「リーク/噂/推測」に分類。

グローバルシャッターや電子シャッター運用は利点と弱点があり、暗所画質や歪み対策が鍵。

動画志向はV系・PowerShot系を中心に、用途で“静止画優先/動画優先”を選び分ける。

買い時はレンズ軸が基本。撮影予定日から逆算し、レンタル・中古相場で買い直しを減らす。
2026年のCanonは“高速・動画・小型”が同時進行

2026年に向けた未確認情報は、プロ向け高速機、APS-Cの更新、動画・配信向けの新機、コンデジ系の新展開、RFレンズ追加と幅広いです。
噂は裏取りで分ける
リークは当たり外れが混ざります。まずは「裏取りの強さ」でラベル分けするのが安全です。公式情報に近い話、複数の噂で一致する話、根拠が薄い推測。混ぜないだけで誤解が起きにくくなります。
粒度もチェックします。型番・時期・対象ユーザーが揃っているか、後出しで条件が変わっていないか。あわせて、見出し先行で断定口調になっていないかも確認すると、情報に振り回されにくくなります。
買い時はレンズ基準
買い時で迷ったら、まずレンズを基準に考えると整理しやすいです。ボディは数年で更新されますが、レンズは長く使い、写りの傾向まで左右します。一般に、ボディと比べると価格変動が緩やかなケースもあります。
ポートレートなら標準域の明るい単焦点、野鳥やスポーツなら望遠ズームを先に確保すると、満足度が上がりやすいです。ボディを替えてもレンズは残るので、投資がムダになりにくいのも利点です。動画を本格的に始める人は例外で、放熱や記録方式、端子類などボディ依存の要素が大きめです。静止画中心なら「今の不満がレンズ由来か」を切り分けるだけでも、選択肢が絞れます。
2026年に登場と噂される主要トピック
区分 | 話題 |
|---|---|
フル | R3II/レトロ |
APS-C | R7II/R10後継 |
動画 | フルサイズV系(R8 Vなど)/Vシリーズ拡充 |
コンデジ | G7 X系 |
レンズ | ハイブリッド系単焦点(追加焦点距離)/超望遠RF化/RF-S・サードパーティ拡充 |
一眼レフ | 2026向けの具体的なリークは少なめ |
EOS R3 Mark IIの噂:次世代高速機の候補

「EOS R3 Mark II」は現時点で公式発表がない一方、リークサイトなどで後継機として複数言及されてきています。スポーツ・野鳥向けの高速機として、センサー読み出し速度や連写性能、被写体検出の強化が話題になりやすい領域です。
グローバルシャッターの噂要点
噂でインパクトが大きいのが「グローバルシャッター」採用です。全画素を同時に読み出す方式で、電子シャッターでも被写体や背景が斜めに歪む現象(ローリング歪み)が起きにくくなる可能性があります。スポーツでは、ラケットやバットが歪んで写るストレスを減らせます。屋内競技ではLED照明由来のバンディングが出にくくなる可能性もあり、歩留まりに影響します。動画でもローリング歪みが目立ちにくくなることが期待されます。
一方で、グローバルシャッターは一般に高感度ノイズやダイナミックレンジとのバランスが課題になりやすいと言われます。価格や特性の差も出やすいため、採用された場合は暗所画質の評価が重要になります。競合ではソニーがα9 IIIでグローバルシャッターを採用しており、もしR3 Mark IIが同方式を採るなら、高感度画質やダイナミックレンジとのバランスが注目点になります。
待つ?買う?現行機と競合で判断
待つ価値が大きいのは、連写と追従AFで「一瞬の差」を削りたい人です。野鳥の飛び出しやゴール前の接触プレーなど、歪みやブラックアウトの影響が出やすい場面ほど、新世代の恩恵が出やすくなります。一方、いま現場で困っているなら現行機で解決する手もあります。EOS R1やEOS R5 Mark IIは公式に発表・販売されているフルサイズミラーレスで、被写体検出AFと高速連写を特徴とします。EOS R3も現場機として完成度が高く、撮影機会を優先したい人には現実的な選択肢です。
競合の代表例としては、ソニーはα9系の高速機、ニコンはZ9系の耐久性のあるフラッグシップが比較対象になりやすいです。Canon側はRFマウントの望遠レンズ群を含めたシステム全体で組みやすい点があり、手持ちのレンズ資産と撮影ジャンルで判断すると整理しやすくなります。
噂の細部は更新が早いので、深掘りしたい人向けにこちらの記事で最新情報をまとめていきます。
EOS R7 Mark IIの噂:APS-Cが“電子シャッター運用”に寄る可能性

APS-Cの次の主力として噂され期待が高まりつつあるモデルが「EOS R7 Mark II」です。高速連写と被写体認識の強化が取り沙汰され、野鳥・鉄道・運動会など“動きもの”用途での更新が期待されています。時期は未確定ですが、2026年に登場する可能性があるという見方もあります。ここでは、仮に電子シャッター運用の比重が増える場合に、メリットと注意点がどう変わるかを整理します。
電子シャッター中心になると、運動会と野鳥で何が変わる?
一部のリークで見かけるのが「メカシャッターを省き、電子シャッター中心になる」という話です。もしそうなれば、部品点数の削減や連写性能の設計自由度が増える可能性があります。動きもの撮影では、無音連写が運用面のメリットになることもあります。
APS-Cは焦点距離が実質約1.6倍相当になるため、望遠が必要なジャンルと相性が良いです。R7系が高速化すれば、鳥の羽ばたきのピークや、子どもの表情が変わる瞬間を“後から選べる”余裕が増える可能性があります。結果として選別や現像の手間が減るケースもあります。
他社でも高速APS-C機の噂が報じられており、各社が“動きものAPS-C”を強化する流れは継続しそうです。もしR7 Mark IIが登場するなら、AFの追従と連写バッファの深さが実戦の差になりやすい領域です。
レンズはRF-Sだけに縛らない:資産を残す組み方
R7系を活かすなら、レンズ選びが重要です。被写体が遠いジャンルでは、望遠ズームの“持ち出せる重さ”が結果を左右します。まずは軽量ズームで撮影回数を増やし、足りない焦点域だけを追加する方が無駄が少なくなります。
純正RF-Sだけに縛らず、フルサイズ用RFレンズをAPS-Cで使う発想も現実的です。周辺画質を使い切りやすく、結果的に安定した描写になりやすい組み合わせもあります。加えて、APS-C向けを中心にサードパーティAFレンズも増え始めているため、価格帯の選択肢が広がっています。
EOS R7 Mark IIについての最新情報はこちらの記事にまとめていきます。
EOS R10 Mark IIの噂と、EOS R50 Vの立ち位置:家族・旅・動画の選び分け
R7ほど尖らないAPS-C帯では、「EOS R10」クラスの更新が噂されています。一方で動画寄りのエントリーは、すでにEOS VシリーズのEOS R50 Vが公式に登場しており、役割分担が見え始めました。2026年に向けては“写真も動画もほどほど”のR10系と、“動画中心”のV系がどう並ぶかが注目点です。
R10後継が出るなら注目されやすいのはAF・操作性・動画の安定
R10後継が出る場合に注目されやすいのは、まず被写体検出AFの底上げです。現行機でも人物・動物検出は実用的ですが、被写体や条件によって追従が難しくなる場面もあります。日常の失敗を減らす方向の改良は、更新理由になりやすいポイントです。
動画面では、4K撮影のクロップ、ローリング歪み、長回し時の熱停止などが現実的な関心事です。Vlog用途では「止まらないか」「手ブレ補正が不自然にならないか」が優先されやすく、改善が入れば買い替えの理由になります。
ただし、上位のR7系が同時期に更新される場合、R10系は“軽さと価格”を優先する設計になる可能性もあります。どこを残し、どこを伸ばすかが見どころです。
待ちすぎない判断軸:撮影予定日から逆算する
噂が増える年ほど、待ちすぎ問題が起きます。旅行、運動会、ライブなど、撮影の本番は待ってくれません。撮りたい日が決まっているなら、その日に間に合う機材を優先した方が後悔が少なくなります。
いま買う場合は「レンズ込みで軽いセット」を意識すると継続しやすいです。標準ズーム一本で始め、足りないと感じたら単焦点を足す。こうすると、ボディが更新されてもレンズが残り、買い替えの負担が小さくなります。
R10系の噂と、EOS R50 Vのような動画寄りラインの動きは連動しやすい領域です。写真派の“撮る楽しさ”に効くのが次の話題。次章では、レトロ系EOSのトピックに移ります。
レトロ系EOSの噂:操作系と携帯性で選び分ける
「AE-1風のレトロデザインEOSが出るかも」という噂は、いくつかのリークサイトで共通して話題になっています。スペック競争とは別に、外観や操作感を重視するモデルが登場すれば、スナップ用途を中心に選択肢が増えます。ここでは、レトロ外観が実用品として成立する条件と、向き不向きを整理します。
レトロ外観が実用になる条件は、操作系の噛み合わせ
レトロ機が外観だけで終わらないためには、操作系が噛み合う必要があります。シャッター速度や露出補正を物理ダイヤルで扱えると、設定変更の感覚が掴みやすく、撮影テンポが安定しやすくなります。特にスナップでは、ファインダーを覗いたまま設定を変えられるかが重要です。背面メニュー操作の割合が減ると、シャッターチャンスに間に合いやすくなります。初心者でも露出の変化を体感しやすい利点があります。
一方で、レトロ外観は握りやすさや放熱とトレードオフになりがちです。小型化しすぎると重いレンズでバランスが崩れ、長時間の撮影で疲れやすくなります。デザイン優先でも、グリップやボタン配置が実用寄りかは確認ポイントです。もし“写真寄り”のモデルとして登場するなら、操作性と持ち歩きやすさの両立が評価軸になります。デザインだけでなく、ファインダー倍率やバッテリー持ちも併せてチェックしたいところです。
刺さる人・刺さらない人:レンズと撮影ジャンルで見極める
動画より写真が中心で、持ち歩いて撮る頻度を上げたい人は相性が良い可能性があります。操作に触れる回数が増えるほど、撮影体験の満足度に影響しやすいタイプのカテゴリーです。相性が良いのは、小型の単焦点レンズです。35mm前後で街を切り取り、50mm前後で人物や小物を少し寄って撮る。こうした運用は、被写体との距離感を意識しやすくなります。
逆に、超望遠や大型ズームを多用する人は、グリップの深いボディの方が快適です。レトロ機は万能性よりも撮影体験を優先する方向に寄る可能性があるため、用途が明確な人ほど合否が分かれます。発表が出たら、外観だけでなくファインダー、手ブレ補正、バッテリー、端子類の使い勝手を確認してください。次は動画・配信向けの話題へ進みます。
Vlog機:EOS R8 V(噂)とPowerShot V1(現行)を軸に考える

Canonはすでに動画志向の製品としてPowerShot V1やEOS R50 Vを投入しており、動画・配信向けの流れが明確になっています。そのうえで、2026年に向けてはフルサイズの小型Vlog機(EOS R8 Vなどの噂)や、PowerShot Vシリーズの派生・上位機が取り沙汰されています。動画は放熱や端子などボディ設計が結果を左右するため、出るなら性格がはっきり分かれます。
R8 V噂:配信で効くポイント
「EOS R8 V」が出るという話は未確認情報の一つで、現時点で公式に確定した製品ではありません。仮にフルサイズの小型Vlog機として登場するなら、狙いは“軽いフルサイズで配信まで完結”の方向性になりやすいです。配信・長回しで困りやすいのは、熱で止まることと、手ブレ補正の不自然さです。もし放熱設計や電子補正のチューニングが強化されるなら、ジンバル無しでも見やすい揺れに寄せられる可能性があります。自撮り中心の人ほど影響が出やすい領域です。
競合ではソニーがフルサイズVlog機を展開しています。Canonが対抗するなら、AFの安定や色調整のワークフロー、音声入力やUSB給電の扱いやすさなど、運用面の完成度が比較点になります。ただ、写真派にとっては“動画寄りの割り切り”が気になるところです。ファインダー省略や操作系の簡略化があると、静止画の撮り心地は変わります。購入前に自分の撮影比率を棚卸ししておくと判断が早くなります。
PowerShot V1の強みと設定のコツ
Vlogはレンズ交換が必須とは限りません。PowerShot V1のようなコンデジ型の魅力は、電源を入れてすぐ撮れることです。レンズ交換の手間やゴミのリスクが少なく、旅先や日常でも運用がシンプルになります。「背景を大きくぼかしたい」「暗所でも画質を落としたくない」なら交換レンズ機が有利です。逆に「軽くて失敗が少ない」「マイクと小型三脚で完結」ならコンデジ型が優位になりやすいです。継続できる運用を優先すると満足度が上がります。
実用面では、顔認識AFを基本にし、シャッター速度を下げすぎないのが重要です。室内なら照明のフリッカーに合わせた設定でチラつきが減る場合があります。音声は外付けマイクを優先し、被写体との距離を縮めるのが効果的です。動画系の話題はコンデジ復権とも繋がります。次は、G7 X系の噂と“持ち歩き高画質”の流れを見ていきましょう。
コンデジ復権:G7 X系後継で“持ち歩き高画質”が再加速

スマホ全盛でも、コンデジが再評価される動きは確認できます。実際にPowerShot G7 X Mark IIIはSNSで再注目され、入手しづらい時期もありました。2026年に向けては「G7 X Mark IV」などの後継が噂され、Vlog用途と“写真の質感”を両立する小型機が増える可能性があります。買うなら、どこがスマホと違うのかを把握しておくと判断が速くなります。
暗所とズームが強い:刺さる理由
コンデジが支持される理由は、スマホが苦手な部分に集中できるからです。たとえば室内の子どもや夜景。センサーが大きめの機種ほど高感度ノイズが抑えやすく、シャッター速度を確保しやすくなります。さらに、光学ズームの自然さもポイントです。スマホのデジタルズームは解像が落ちやすい一方、コンデジはレンズで寄れるため輪郭が残りやすい傾向があります。運動会で顔を大きく写したい、旅先で建物の細部を切り取りたい、といった場面で効きます。
リーク通りG7 X系が出るなら、AFの追従と動画の扱いやすさが更新点として注目されます。タッチAFのレスポンス、顔検出の粘り、4Kの熱耐性など、スペック表では見えにくい部分が体感を左右します。作例とレビューを待って判断するのが安全です。もう一つの魅力はポケット性です。大げさに構えず撮れるので、街角スナップや家族の記録で“撮る回数”が増えやすくなります。撮影回数が増えるほど経験を積みやすいため、持ち歩けること自体が価値になります。
失敗しにくい設定のコツ
コンデジで失敗しやすいのは、暗所でシャッター速度が落ちてブレることです。最低シャッター速度を設定できる機種なら、1/125秒前後を基準にすると安定しやすくなります。子どもなど動きがある場合は、もう少し速めが無難です。次にAF。顔検出を基本にしつつ、被写体が小さいときはタップで狙いを固定します。合焦後に構図を大きく変えるとピントが外れやすいので、被写体を画面内で追い続ける意識が役立ちます。
手ブレ補正は万能ではありません。補正が効くのは自分のブレで、被写体の動きは止まりません。暗い場所で動く被写体を撮るときは、ISOを上げてでもシャッター速度を確保する方が結果が良くなることがあります。コンデジは、撮ったらすぐ見返し、ブレた原因を一つずつ直す運用と相性が良いです。次はRF単焦点と動画対応レンズの動向へ進みます。
RFレンズ2026:ハイブリッド単焦点と買い時
ボディの噂が派手でも、システムの満足度を決めるのはレンズです。CanonはRFマウントで単焦点・ズームを拡充しつつ、静止画と動画の両方を意識した“ハイブリッド”系レンズも増やしています。近年はF1.4のL単焦点群が展開され、追加焦点距離が出るかが注目点です。ここではレンズ側の“買い時”を整理します。
VCM系F1.4のメリット
F1.4のL単焦点が評価される理由は、写りだけではありません。シリーズでサイズ感や操作系が揃うと、交換の手順がシンプルになり、ジンバルやリグ運用でもバランス調整が楽になる場合があります。動画ではフォーカスブリージング(ピント移動で画角が変わる現象)が課題になりやすいです。近年のハイブリッド設計では、レンズ側のブリージング抑制に加え、対応ボディでは電子補正(フォーカスブリージング補正)も利用できるため、ラックフォーカスが自然に見えやすくなります。
追加焦点距離の噂:待つ判断
2026年に追加されそうだと注目されているのは、シリーズの“穴”を埋める焦点距離です。たとえば超広角寄り、あるいは中望遠寄り。ここは推測も混ざるので、断定せず「出たら候補が増える領域」として捉えるのが安全です。超広角が増えれば、風景や建築で選択肢が広がります。中望遠が増えれば、ポートレートや舞台撮影での圧縮効果が使いやすくなります。どちらも、被写体が明確な人ほど投資回収が早いジャンルです。
望遠レンズの噂:超望遠RF化で現場が変わる
2026年に動きが出る可能性があるのが、望遠・超望遠のRFレンズです。望遠レンズは撮影ジャンルの“できること”を直接増やします。EFで定番だった300mm F2.8や500mm F4クラスのRFネイティブ化を望む声があり、噂としても取り上げられることがあります。ここでは、出た場合に何が変わるかを具体的に見ます。
超望遠RF化の期待点
300mm F2.8や500mm F4クラスは、スポーツと野鳥で基準になりやすい領域です。RF化で期待されるのは画質だけでなく、小型軽量化や手ブレ補正の連携強化です。手持ち運用が現実的になると、撮れる場所や撮り方が増えます。また、RFマウントではボディ側の被写体認識とレンズ側の駆動が噛み合うことで、運用が安定する場合があります。テレコン常用の想定がある人は、装着時のAF挙動や画質の落ち方が判断材料になります。
価格は高額になりやすい領域なので、導入するなら“撮影頻度”が重要です。月に数回以上のスポーツ・野鳥がある人は投資価値が出やすい一方、年数回ならレンタルや中古も含めて比較すると合理的です。ボディ更新と同時に揃える必要はありません。まずレンズだけ更新して現行ボディで使い、ボディは次の更新で替える運用も現実的です。
ズーム派の選び方
ズーム派には「寄れる範囲」と「持ち歩ける重さ」が重要です。200-600〜200-800mm級のズームは運用の自由度が高く、すでにRF 200-800mmなどの選択肢もあります。今後この帯域がどう増えるかは噂の注目点です。
選び方は、撮影場所の距離を把握するところから始まります。スタンド席なら300〜400mmで足りることも多い一方、野鳥は600mm以上が欲しくなりがちです。足りないと感じた距離を“どれくらいの頻度で使うか”が、買い足しの判断軸です。
明るさも重要です。F値が暗いレンズは軽くて安い反面、シャッター速度が稼ぎにくくなります。屋内競技や夕方の野鳥が多いなら、多少重くても明るいレンズが有利になるケースがあります。望遠はボディ更新より満足度の差が出やすいジャンルです。次章では、レンズ選択肢を広げるサードパーティとRF-Sの動きを見て、コスパを整えます。
サードパーティ&RF-S:レンズ選びの自由度が上がる
RFマウントの魅力を底上げするのが、サードパーティレンズとRF-Sの充実です。APS-C向けを中心に、純正だけでは埋まりにくかった価格帯や焦点距離の選択肢が増えています。ただし互換性やAF挙動には差が出るため、買う前に見るべきポイントも押さえておきたいところです。
サードパーティの恩恵と注意点
サードパーティが増えると価格や性能の選択肢が広がります。同じ焦点距離でも「軽さ優先」「明るさ優先」「寄れるマクロ寄り」など性格が分かれ、撮影スタイルに合わせやすくなります。特にAPS-Cでは、F2.8通しの標準ズームや明るい単焦点が選ばれやすいです。これらはボケと暗所の両方に効き、家族写真や夜のスナップで差が出やすい領域です。純正で揃えると高額になりがちなため、候補が増える価値はあります。
注意点はAFと手ブレ補正の挙動です。被写体認識の追従、動画でのブリージング、ボディ更新後の互換性はメーカーごとに差が出ます。購入前に最新ファーム対応や作例を確認し、可能なら実機でピント挙動を確かめると安心です。純正の強みは、アップデートとサービスの安心感です。サードパーティは「用途が明確で、コスパが刺さる一本」を狙うと満足度が上がりやすくなります。
RF-Sを賢く増やすコツ
RF-Sで揃えるなら、まず標準ズームで「よく撮る距離」を把握するのが近道です。旅や日常なら高倍率ズームが便利で、1本で広角から中望遠まで回せます。次に、暗い室内や背景ボケが欲しくなったら明るい単焦点を足します。標準域のF1.8前後は、最初の一本として分かりやすい投資です。シャッター速度を確保しやすく、人物の表情も立体的に写しやすくなります。APS-Cでも背景ボケは十分狙えます。
望遠は用途で決めましょう。運動会や動物園なら軽い望遠ズームでも足りることが多い一方、野鳥や飛行機は距離が足りなくなりやすいです。レンタルで必要な焦点距離を体感してから買うと、買い直しを減らせます。
2026年はボディの噂も多い年ですが、レンズを整えると今のカメラの使い勝手が大きく変わります。最後に、全体を短くまとめて次の一歩を提案します。
2026年のCanonカメラ/レンズ動向のまとめ
2026年のCanon カメラ/レンズ動向は、EOS R3 Mark IIやEOS R7 Mark IIなどの後継機の噂、レトロ系EOSの観測、フルサイズVlog機(EOS R8 Vなど)の未確認情報、G7 X系コンデジの噂、そしてRFレンズの拡充が同時に語られています。噂の確度を分けながら、撮影予定日から逆算して待つか買うかを決めましょう。すでに公式に登場しているEOS R50 VやPowerShot V1のような動画向けモデルも踏まえ、静止画中心か動画中心かで選び分けると迷いが減ります。
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