【リーク】Canon EOS R8 Vの発売日はいつ?価格予想・比較・予約まとめ

【リーク】Canon EOS R8 Vの発売日はいつ?価格予想・比較・予約まとめ

Blackmagic Cinema Camera 6K
Blackmagic Cinema Camera 6K
映画的な階調と粘りのある色再現で、人物の肌や夜景の空気感をしっとり描くシネマカメラ。ログ収録やラチチュードを活かしたカラーグレーディングがしやすく、余裕の素材で編集耐性も高い。直感的な画面操作と分かりやすいメニューで、現場での設定変更も素早く、少人数の撮影でも機動力を発揮します。ポートレートからドキュメンタリー、商品カットまで、質感重視の映像づくりにフィット。フォーカスアシストや露出補助が見やすく、ピントと明るさの追い込みも迷いません。しっかり握れるグリップ感で、手持ちやジンバル運用も構えやすいのも魅力。
EOS R8 ボディ
EOS R8 ボディ
¥164,580
出品中の商品(8)
軽快な機動力と素直な発色が心地よいボディで、思い立った瞬間にすぐ撮影へ入れます。立ち上がりが速く、堅実なAFとバランスのよい測光で、仕上がりのイメージに素直に近づけます。ファインダーの視認性が高く、被写体との距離感を保ったまま設定を詰められるのも長所です。スナップやポートレート、日常の動画まで気負わず使え、移動の多い撮影でもテンポを保ちやすい設計。色と階調のつながりが滑らかで、撮って出しでもまとまりがよく、後処理の負担が軽く感じられます。身軽さを保ちながら作品作りの芯を磨ける、前向きな挑戦を後押しする相棒です。
LUMIX S5 IIX(DC-S5M2X) ボディ
LUMIX S5 IIX(DC-S5M2X) ボディ
出品待ち
撮って出しの気持ちよさと後編集のしやすさを両立した画づくりが魅力のボディ。合焦が素早く迷いにくいAFと信頼できる手ブレ補正で動きのある被写体にも対応。静かな操作感と見やすいビューファインダーが集中を支えます。現場志向のワークフローにも取り入れやすい設計です。落ち着いた発色と粘りのあるハイライトで、光の階調を丁寧にコントロール。カスタムの柔軟性が高く、現場ごとに操作を最適化できます。堅実な端子配置や操作レスポンスも好印象で、制作の流れを止めません。
VLOGCAM ZV-E1 ボディ
VLOGCAM ZV-E1 ボディ
¥194,290
出品中の商品(1)
絵作りに余裕のある描写と滑らかな階調で、室内のトークから夕景の街並みまで落ち着いたトーンにまとめやすいカメラ。顔をしっかり捉えるAFと自然なボケで、被写体がすっと浮かび上がります。わかりやすいタッチ操作で設定の意図が反映しやすく、ミスが少ない。静音寄りの操作感は撮影に集中したい場面でも安心。自撮りしやすい可動式モニターで、構図確認もスムーズ。動画と写真を行き来しながら、表現を無理なく磨けます。撮った素材は階調が豊かで、後処理の自由度も感じられます。ローライトの雰囲気を活かしつつ、落ち着いた映像にまとめやすい。

フルサイズ動画機に待望の新星が登場する。そんな噂が沸騰しているのが「Canon EOS R8 V」。手が届く価格帯で4K120p、デュアルピクセルAF、Vlog設計を兼ね備えるという情報に、映像クリエイターの期待は最高潮に達しています。本記事では最新リークを基に、注目スペックや競合比較、発売スケジュールの読み方まで一気に掘り下げます。

Author
筆者
みんカメ編集部
みんなのカメラ編集部によるカメラに関する最新情報・レビューなどを毎日配信しています!ためになるプロのテクニックもご紹介。

この記事のサマリー

チェックアイコン

Canon EOS R8 Vは、EOS R8ベースのフルサイズVlog/動画特化機として噂されているが、あくまで公式未発表のリーク段階。

チェックアイコン

24.2MPフルサイズ、4K60p/4K120p、C‑Log3+10bit 4:2:2、デュアルピクセルAF II、小型・軽量ボディなどが噂スペックで、一方でEVF・IBIS・デュアルスロットは省略される見込み。

チェックアイコン

ファンレスながら長回しに強い冷却設計やジンバルとの相性の良さが魅力で、R6 II/IIIやR5のBカメ、Vlog用サブ機としてのポジションが見込まれる

チェックアイコン

価格はボディ約1,799ドル(約28万円)、キット約1,999ドル(約31万円)が予想され、R8とR6 Mark IIIの“隙間”を埋めるラインに位置するが、発売時期は2026年前半ならラッキー、というレベルの不確実さ。

チェックアイコン

4K60/120pのフルサイズ動画機を中期的に狙うなら「R8 V待ち」もアリだが、今すぐ仕事や制作で使うならR8/R50 V/R6 IIIなど現行機を買って撮り始めた方が現実的。

目次

EOS R8 Vとは? Vシリーズのフルサイズ候補

【リーク】Canon EOS R8 Vの発売日はいつ?価格予想・比較・予約まとめ

EOS R8 V(EOS R8V)は、現行のフルサイズ機「EOS R8」をベースに、“Vlog・配信・動画制作に振り切ったバージョン”として噂されているモデルです。

・EOS R50 V:APS‑Cのエントリー向けVlog機
・PowerShot V10 / V1:コンパクト系のVlog・配信用カメラ
・そしてフルサイズ担当としてEOS R8 V?

というラインナップ構成が想定されています。フルサイズ動画機の新候補として、EOS R50 V に続く“Vシリーズ”のフルサイズ版になるのでは?という噂が、海外リークサイトを中心ににぎわっています。

一方で、キヤノンに信頼筋を持つCanon Rumorsは、「EOS R8 Vという名前のカメラについて、メーカー筋から直接の情報は来ていない」と述べております。つまり、「コンセプトとしてはすごくあり得るし、各社も期待している。けれど“本当に出るかどうか”はまだ五分五分」くらいの温度感で見ておくのが現実的です。

EOS R8 V噂されている主なスペック一覧

リークで最も注目されるのは、4K120fps・6Kオーバーサンプリング・デュアルピクセルCMOS AF IIの三本柱です。24MPフルサイズセンサーは高速読み出しを実現し、ローリングシャッターを劇的に抑制。シネマルックと機動力を両立した“ポータブル・シネカム”という新カテゴリーを切り開く可能性があります。

噂段階ではありますが複数の海外メディアがほぼ同じ内容のスペックを掲載しており、整理すると以下のようになります。

項目

内容

センサー

24.2MP フルサイズCMOS(EOS R8/R6 Mark IIと同世代とされる噂)

画像処理エンジン

DIGIC X

動画解像度

4K60p(6Kオーバーサンプリング・ノークロップ)/4K120p(約1.2倍クロップ)

ログ/画質

Canon Log 3、10bit 4:2:2(H.265)、HDR PQ対応の可能性

録画時間

“4Kでも実質無制限”という噂

オーディオ

4ch 24bit収録対応(R50 Vと同系統とされる噂)

ボディ

EVFなし/バリアングル液晶/シングルSD(UHS-II)スロット/重量500〜600g前後

手ブレ補正

ボディ内手ブレ補正(IBIS)は「非搭載の見方が優勢」

4K120p×6Kオーバーサンプリングの破壊力

4K60pが当たり前になった現在でも、120p収録は依然としてハイエンド専用領域です。R8 Vが実現すれば、滑らかなスローモーションを誰でも手軽に作り込めます。6K全画素読み出しを活かしたオーバーサンプリングは細部のモアレやジャギーを抑え、肌の質感や髪の毛先まで自然に描写。ハイフレームでも妥協のないディテールはコンシューマー機では希少です。

さらにC‑Log3・10bit 4:2:2記録に対応することで、編集耐性もプロ機並みに向上します。ノイズリダクションやカラーグレーディングで破綻しにくく、昼夜の撮影を同一ルックで統一する作業が格段にラクになるでしょう。

デュアルピクセルAF IIの被写体認識

被写体検出アルゴリズムは人・動物・乗り物と幅広く、深層学習で学習量を重ねるごとに追従精度がアップデートされる仕組みです。R8 Vでは瞳優先AFが動画でも滑らかに機能し、ジンバル上で被写体が横切っても迷いにくい挙動が期待されます。AF‑C使用時のラックフォーカスもスムーズで、手動ピント送りが苦手なビギナーでも映画的な表現を実現できます。

AFトランジション速度と感度はメニューで段階調整でき、ドキュメンタリーから商品レビューまで場面に応じた設定が可能。これにより「撮影に集中してもピントは外さない」という安心感が得られます。

動画クリエイター視点でのメリット・デメリット予想

映像制作者が口をそろえて語るのは、軽量ボディと冷却耐性のバランスの良さです。金属シールド一体型の放熱フレームと発熱源の最適配置により、真夏の屋外でも撮影停止を回避できるという情報があります。

メリットになりそうなポイント

観点

内容

フルサイズ×4K60pオーバーサンプリング

R8譲りの6K全画素読み出しが前提なら、細部の解像感とノイズ耐性のバランスが非常に良く、YouTube〜案件撮影までメインカメラとして耐えられる画質が期待できる。

4K120p(クロップ)

FHD120p止まりの機種と比べてスローモーション表現の質が一段アップ。R6 Mark IIがFHD120p止まりである点を踏まえると、動画特化の強力な差別化ポイントになり得る。

C-Log3+10bit 4:2:2

グレーディング耐性が高く、R6 II / R6 III / R5シリーズと色やルックを揃えやすい。上位システムのB-camとしても扱いやすい構成。

軽量ボディ(約500〜600g)

VシリーズらしくEVFを省いた軽量ボディが予想され、ジンバル運用や旅・ロケ撮影との相性が抜群。長時間撮影でも機動力を確保しやすい。

デメリット・割り切りになりそうなポイント

項目

内容

EVFがない

写真用途や屋外撮影でのピント追い込みが難しく、動画メインでも「ファインダーで構図を決めたい」派には不向き。R8やR6 IIIの方が快適な運用ができる。

ボディ内手ブレ補正(IBIS)が期待薄

海外の噂ではIBIS搭載の可能性も書かれているが、Canon Rumorsは「それはさすがにないだろう」と慎重姿勢。手持ち動画中心の場合はIS付きRFレンズやジンバル前提の運用が必要になりそう。

シングルスロット

EOS R8と同様にSDカード1枚構成が濃厚で、バックアップ収録が必要な案件では不向き。安全性重視ならR6 IIIクラス以上が無難。

要するに、「IBISとEVFとデュアルスロットを捨てて、そのぶん価格と軽さと4K120pに振ったフルサイズVlog機」という性格のカメラになりそうだ、と整理できます。

冷却ファン非搭載でも長回しを実現

大きなトピックとしては、小型動画機では内蔵ファンを採用するモデルが増えていますが、R8 Vはパッシブ冷却で60分以上の4K撮影が可能と噂されています。可動部がないため作動音が入らず、静寂が求められる舞台撮影でも重宝。ファンレスは防塵性能の面でも有利で、屋外ロケが多いVloggerとの相性が抜群です。

発熱対策として、DIGIC Xプロセッサのクロック制御とセンサー裏面のグラファイトシートが採用されるとの報道も。ハイブリッド冷却を用いることで回路を強制停止させる前に温度低下を図る仕組みが組み込まれる見込みです。

ジンバル運用の相性◎

重量600 g未満―これはZhiyun Crane M3SやDJI RS3 Miniに載せてもモーターの悲鳴が聞こえないラインです。ジンバルと組めば、手ブレ補正非搭載の弱点はほぼ消えます。むしろIBISなしのおかげで発熱と重さが抑えられたと考えればポジティブです。

静止画はどこまで狙えるのか

EVFを省いた設計からも分かるように、R8 Vの優先度は動画寄りです。それでも24MPセンサーとRAW14bit出力を活かせば、SNSやウェブメディア掲載には十分な解像力を確保できます。

6fpsメカシャッターと電子シャッター活用

連写6コマ/秒は動体撮影用としては控えめですが、スローシャッターとの両立を考えると妥協点として成立します。完全電子シャッターでは最大1/16000秒まで対応すると噂され、屋外の開放F1.2撮影やフリッカーフリーのインドア競技撮影など、ピンポイント用途で威力を発揮します。

電子シャッター時の歪みは読み出し高速化でかなり抑えられる見込みです。AF‑ON+バックボタン式で電子先幕を使い分けると、動体と静物のどちらもストレスなく撮影できそうです。

カラーサイエンスとポートレート描写

キヤノン独自のColor Matrixにより、肌色の階調は同クラスの他社機より一段滑らかという評価が定着しています。外部ストロボ使用時もプリフラッシュ制御が正確で、ホワイトバランスが揺れにくいのが強み。小規模スタジオでのEC撮影や七五三の出張撮影といった「写真も必要だけど機材は軽くしたい」案件で価値を発揮します。

なお、EVFが無い不便を補う策として外部モニターをホットシューに装着する運用を提案したいところ。軽量5インチ級なら総重量はR6 Mark II単体と大差ありません。

価格・キット構成の予想とコスパ感

現在出ている情報をまとめると、価格予想はほぼ横並びです

製品候補

価格

EOS R8 V ボディ

1,799ドル前後(281,000円)

EOS R8 V RF24‑50mm IS STMキット

1,999ドル前後(312,000円)

発売時のEOS R8が約24万円台、R6 Mark IIIが30万円台後半クラスであることを考えると、ラインナップ上の“隙間”にきれいに収まる価格帯です。

みんカメ編集部としてのざっくり評価は、

・R8より動画寄りに振りたい人には「妥当〜割安」

・R6 Mark IIIほどの静止画性能やプロ用途の信頼性は要らない人には「かなりおいしいライン」

といったところです。

ランニングコストと運用の現実

LP‑E17採用ならバッテリー2本、LP‑E6NH採用なら1本で半日撮影を想定。前者は単価が安く、後者は本数を減らせるというメリットがあり、どちらでもトータルコストは大差ありません。SD XC V90カード256GBが1枚あれば4K60pで2時間弱、120pで1時間弱確保可能。予備を加えてもメディア費は2万円台に収まります。

以上を踏まえると、個人クリエイターがクラウドファンディングで機材費を組む場合でも現実的な資金計画を立てやすいでしょう。

発売時期の噂と最新タイムライン

発売時期については、かなり情報が錯綜しています。

・一部の噂では「2025年中の発表」とされていたものの、実際にはここまで動きなし。
Digital Camera Worldは「噂が正しければ2025年末〜2026年前半」と紹介しつつ、その根拠も“噂サイト発の情報に過ぎない”と明言しています。
Canon Rumorsも「メーカー筋からR8 Vに関する具体的な話は来ていない」としており、現状では“時期未定”に近い状態です。

リーク筋は「2025年Q4まで公式発表なし」としていたものもありつつ、NAB Show 2026の前に正式発表→初夏発売というシナリオを有力視しています。予約は発表直後にスタートし、初回ロットは即完売が予想されるため、情報解禁と同時に動ける準備が肝要です。

キヤノン過去モデルから見る発表傾向

R5 Cは1月発表3月発売、R8は2月発表4月発売と、新シリーズは第1四半期に姿を見せる例が多数。R8 Vも2月のCP+で“開発発表”→4月予約→6月発売の流れが十分あり得ます。大型イベントが控える年は、メディア露出と販促が一気に加速するため、タイミングとしては理にかなっています。

このパターン傾向からしても、R8 Vが本当に出るなら「2026年前半」という読みがいちばん現実的かな、というのが編集部の見立てで

量販店のポイント還元率やキャッシュバックキャンペーンは発売後3ヶ月以内に設定されることが多く、予約段階で最安値は狙いにくい反面、入手優先なら予約一択。ポイント重視なら第2ロット以降を狙う戦略も視野に入れましょう。

競合モデルとの比較で見える立ち位置

EOS R8 Vが出た場合、ぶつかるライバルはだいたいこのあたりと想定されます。

機種

立ち位置・性格

本カメラ(EOS R8 V 噂)

フルサイズ×4K60p/120p狙いのVlog・動画特化機候補。EVF・IBIS・デュアルスロットは削り、価格と軽さと動画スペックに振った「ライト志向のフルサイズ動画ボディ」。

Canon EOS R50 V

APS-CのエントリーVlog機。価格とシステムの総額を抑えつつ、日常VlogやSNS用途を気軽に始めたい人向けの“最初の一本”ポジション。

Sony ZV-E1

高感度・IBIS・AI系機能を重視したフルサイズVlog機。手持ち撮影や歩き撮り中心のクリエイター向けで、「身軽さと歩き撮り耐性」に全振りしたタイプ。

Canon EOS R6 Mark III

高画素静止画と動画を両立したハイブリッド上位機。IBIS・デュアルスロット・信頼性重視で、仕事・案件撮影の“メイン機”を担うプロ/ハイアマ向け。

Sony FX3などシネマ系コンパクト

ワークフロー前提のシネマ仕様ボディ。ロングテイクや本格的なライティング現場、プロダクションでの運用を前提にした「ガチ案件用」小型シネマカメラ。

R50 V vs EOS R8 V

R50 VはAPS‑C、ボディを含めたシステム全体が安く・軽く収まる。対してR8 Vはフルサイズでボケ量と暗所耐性アップ。価格は倍近くになるが、シネマEOSほどではない。

「フルサイズで撮りたい/背景をもっとぼかしたい/ナイトシーンが多い」ならR8 V候補、「SNSメインで画質はR50 Vでも足りる」ならR50 Vで十分、という分かれ方になりそうです。

ZV‑E1 vs EOS R8 V

ZV‑E1は12MPセンサーで高感度・手ブレ補正に振ったVlog機。IBIS搭載。R8 Vは24.2MPで解像感重視、IBISなし(と言われている)。そのぶん軽量で熱に余裕が期待できるといった対比です。

手持ち歩き撮影メインならZV‑E1、三脚・ジンバル・スタジオが中心ならR8 V、というすみ分けが見えてきます。

R6 Mark III vs EOS R8 V

R6 Mark IIIは32MPクラスの静止画性能、7K RAW動画、IBIS、デュアルスロットなど“なんでもできる”ハイブリッド機。価格もボディ30万円台後半クラス。対するR8 Vは静止画はR8相当、動画性能は4K120pなど一部でR6 IIIを超えるが、EVF/IBIS/デュアルスロットを省いた割り切り仕様。

すでにR6 II / R6 IIIをメイン機にしている人にとっては、R8 Vは「軽いB‑cam」「Vlog専用サブ」としてちょうどいい位置づけになりそうです。

今買うなら? R8 Vを「待つべき人/待たなくていい人」

噂機種のいちばん難しいところがここですよね。R8 Vを待つか、R8 / R50 V / R6 Mark IIIなど現行機を買うか。

R8 Vを待った方がよさそうな人

  • フルサイズで4K60p/4K120pを使いたいが、予算はボディ20万円台後半までに抑えたい
  • 動画メインで、静止画は「記録写真レベルに撮れればOK」
  • すでにキヤノンRFレンズをいくつか持っていて、ボディだけ買い足したい
  • B‑camやVlog用に「軽くてそこそこ高画質なフルサイズ動画機」がほしい

R8 Vを“待たない方がいい”人

  • すでに動画の案件が始まっていて、「今すぐにでも」フルサイズ動画機が必要
  • EVFがないと撮影しづらい(ファインダー派)
  • シングルスロットに不安がある仕事用途(ブライダル、長時間イベントなど)
  • 手持ち撮影が多く、IBIS付きのボディが欲しい

編集部としては下記のスタンスが現実的な判断だと考えます。

・2026年くらいまでじっくり準備できるなら「R8 V待ち」もアリ

・そうでなければ、R8 / R50 V / R6 IIIのいずれかを買って撮り始めた方が、撮影スキルも案件の幅も確実に伸びる

R8/R6ユーザーは買い替えるべきか

R8無印はスチル性能が強み、R6 Mark IIは万能ハイエンドモデル。それでも4K120pや前面RECボタン(もし搭載されればしいなら、R8 Vへのステップアップは魅力的です。ここでは買い替え判断のポイントを整理します。

R8→R8 Vのアップグレード価値

ボディ形状は似ていても、今の情報が実現すれば動画周りは別物と言えるほど刷新される見込みです。R8で痛手だった発熱停止とバッテリー消耗は、大幅に改善される可能性があります。シングルスロットが共通仕様なので、バックアップ録画が必須の業務では依然としてネックになる点は要注意です。

静止画が中心なら現行R8でも十分ですが、YouTubeやショート動画を本格運用したいユーザーには、R8 Vのほうが編集時間と周辺投資を抑えられるため、総合的な費用対効果が高くなるでしょう。

R6 II→R8 Vの二台体制メリット

R6 IIオーナーがR8 Vをサブに導入すれば、本番撮影をR6 II、B‑camやタイムラプスをR8 Vが担う強力コンビが完成します。同一センサー世代でカラー合わせが容易な上、レンズ共有によるコスト削減も可能。IBIS非搭載かどうかは要確認ですが、ジンバル運用前提なら問題になりにくいでしょう。

一方、R6 IIの高感度やEVFに慣れたユーザーは、R8 Vの省略仕様を不便に感じる場面も想定されます。ワークフロー次第で適材適所を見極めることが重要です。

出たら組み合わせたいレンズ・アクセサリー案

EOS R8 Vが噂どおりの“軽量フルサイズ動画機”として登場した場合、こんな組み合わせが相性がよいでしょう。

標準ズームレンズ

レンズ

内容

RF24-50mm F4.5-6.3 IS STM

キットレンズ候補。軽量でジンバル運用しやすく、トーク+日常Vlogの土台として使いやすい万能セットアップを作れる。

RF24-105mm F4-7.1 IS STM

1本で広い画角をカバーしたい人向け。4K60pオーバーサンプリング前提なら解像感は十分で、外ロケや旅撮影の“頼れる1本”。

明るめ単焦点

レンズ

内容

RF35mm F1.8 MACRO IS STM

室内のトーク、商品レビュー、料理撮影など“寄れる35mm”が強いシーンに最適。背景を柔らかくぼかしつつ情報量も保てる万能焦点距離。

RF50mm F1.8 STM

低予算でボケを増やせる定番レンズ。ポートレート系Vlogや商品カットのアクセントづくりにも向く“コスパ最強50mm”。

ジンバル・モニターなど

アクセサリー

内容

軽量ジンバル(DJI RS 3 Mini / Zhiyun Crane M3S)

約600gクラスのボディと相性が良く、旅撮影でも機動力を確保したまま安定ショットが撮れる。Vlog用途なら“最適解”の重量バランス。

外部モニター(5インチ前後)

EVFなし前提で構図確認の安定性を確保できる。屋外の日差しやピント追い込みの精度が上がり、ワンマン撮影の安心感が段違い。

噂のまとめ:EOS R8 Vに関するFAQ形式で

飛び交う噂情報の整理として、最後に気になる点の回答を整理します。

Q1. EOS R8 Vは正式発表されていますか?

A1. いいえ。2025年11月時点でEOS R8 Vはキヤノン公式には一切アナウンスされておらず、海外のニュースサイトや噂サイトが取り上げている“噂段階のカメラ”です。

Q2. EOS R8 Vの噂スペックをざっくり教えてください

A2. もっとも多い噂では、24.2MPフルサイズセンサー、DIGIC X、6Kオーバーサンプリングの4K60p、4K120p(1.2倍クロップ)、C‑Log3+10bit 4:2:2、フルサイズ初のVシリーズ機、という構成が想定されています。ボディはEVFレスで、R50 Vに近い小型デザインになると言われています。

Q3. 価格はいくらになりそうですか?

A3. 海外の予想ではボディ1799ドル、24‑50mmキット1999ドルあたりが有力です。日本円に直すと、ボディ単体でおおよそ28万円前後がひとつの目安になります。

Q4. 発売日はいつになりそう?

A4. 「早ければ2025年末〜2026年前半」と紹介されていたこともありますが、その根拠となっているのは噂サイト発の情報で、Canon Rumors自身も“願望寄り”と慎重なコメントを出しています。これまでの傾向から予想すると2026年前半の登場期待はあり。現時点では「2026年前半に出たらラッキー」くらいの感覚で捉えておくのが安全です。

Q5. EOS R8 Vを待つより、今R8やR6 Mark IIIを買った方がいいですか?

A5. 仕事で今すぐ使うカメラが必要なら、待たずにR8 / R50 V / R6 Mark IIIといった現行機を選ぶ方が総合的なリターンは大きくなりやすいです。EOS R8 Vはあくまで“出たら面白い選択肢”として、余裕のある人が期待しておくくらいの立ち位置、と考えておくと後悔しにくいはずです。

まとめ

Canon EOS R8 Vは、フルサイズの映像表現を軽量ボディと手頃な価格で引き寄せる存在になりそうです。4K120p、C‑Log3、進化版デュアルピクセルAFが揃えば、個人クリエイターの制作環境は一段と自由度を増します。発売は2026年前半が有力視されるため、今のうちに資金と周辺アクセサリーを整えておくとスムーズにスタートダッシュを切れるでしょう。予約開始の一報が流れたら、今回のチェックポイントを思い出し、抜かりなく「ポチる」準備を整えておいてください。


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