【リーク】Canon EOS R3 Mark IIの発売日はいつ?価格予想・比較・予約まとめ

【リーク】Canon EOS R3 Mark IIの発売日はいつ?価格予想・比較・予約まとめ

SNSやフォーラムで話題沸騰中の「Canon EOS R3 Mark II」。グローバルシャッター採用の噂や発売時期の見通し、そしてライバル機α9 III・Z9とのガチンコ勝負など、気になる要素が山盛りです。本記事ではリークを丹念に整理しつつ、現在判明している仕様・価格帯の予測、予約開始タイミングの読み方まで徹底解説。プロはもちろんハイアマチュアもワクワクできる内容をお届けします。

この記事のサマリー

秒60コマのグローバルシャッター搭載がほぼ既定路線、動体歪みとさよなら。

発売は25年秋が本命、遅くとも26年春──冬季五輪の現場投入を睨んだスケジュール。

価格は税込80〜90万円が最有力、R1より30万円ほど安い“プロの現実解”。

α9 IIIは機動力、Z9は高画素、そしてR3 Mark IIはスピード×高感度で勝負する三つ巴。

今のうちにCFexpress Bと望遠Lレンズを確保し、予約開始10時ジャストに備えよう。

最新リークで見えた「R3 Mark II」注目ポイント

海外フォーラムを中心に拡散している図面と文書には、24 MP級積層CMOSの続投案と、完全新規のグローバルシャッター型の二案が併記されています。どちらも秒60コマ超の電子シャッター連写を想定しており、現行R3の30コマ/秒を大幅に超える計算です。AFエリアは画面100%カバー、視線入力AFはアルゴリズム刷新と記載。ユニバーサル設計の縦グリ一体ボディは堅持される見込みで、防塵防滴シーリングも1 DX III同等以上と明記されています。

高速連写とグローバルシャッターのインパクト

もし全画素同時読み出しが実現すると、電子先幕でもフラッシュ同調1/1000秒超が視野に入ります。歪みゼロのパン撮影はもちろん、競技の閃光も黒ケラレなしで同期可能。スポーツ紙カメラマンには朗報でしょう。さらにローリングシャッター歪みを嫌った映画プロダクションの静止画班も、高フレーム静止画出力で活用範囲が一気に広がります。

一方でベースISOが高くなる副作用が懸念されますが、CanonはCinema EOSで培ったDGO(デュアルゲイン出力)回路を応用し、S/N比を押し上げる方策を検討中との噂。これが事実なら、α9 IIIで指摘されたハイライト側ノイズを巧みに抑え込めるかもしれません。

視線入力AFの改良点に期待

初代R3では測距点ジャンプのレスポンスが追いつかず、動物撮影で機能を切るユーザーも少なくありませんでした。Mark IIは瞳トラッキングのサンプリングレートを倍増し、目線検出と被写体認識を同じDSPで処理する設計とリーク文書に記載。ファインダー内の任意点を「見る→シャッター半押し」だけで即追尾させる挙動が、鳥やドリフト走行の撮影で威力を発揮しそうです。

また、アイカップ周囲を薄くしつつ遮光性を保つ新素材が盛り込まれ、メガネ装着時でも目線入力精度が落ちにくいとのこと。EOSユーザーコミュニティでは「これなら視線版AF-ONに本格移行できる」と歓喜の声が上がっています。

R3 Mark IIの発売日と予約開始タイミングを大胆予測

カレンダーとカメラ

内部ロードマップ流出情報によれば、開発コード「Project N3」が2026年Q1〜Q2納品となっており、製造前倒しが順調に進めば2025年秋発表→年末出荷も射程に入ります。

過去の1D X系統は五輪前年に発表→同年末発売が定番だったことを踏まえると、26年2月ミラノ冬季五輪を見据えた25年後半ローンチが最有力です。逆算すると製品は25年秋には店頭に並んでいないと間に合わない。となると、25年9〜11月発表→12月下旬出荷、これが最も筋が通るシナリオです。

CanonはR1で得たプロ現場の声を反映しながら、R3 Mark IIを“価格控えめ高速機”として位置づける方針と見られます。

予約開始は発表当日午前10時が定石

R5 IIは発表と同時に公式オンラインストアおよび家電量販各店で予約受付が始まり、初回割り当て分は1時間足らずで完売しました。R3 Mark IIも同スキームが濃厚。確実に発売日に手に入れたいなら、公式ストアでのチャットサポート経由予約か、量販店のプレミアム会員枠を活用しましょう。ポイント還元率は5〜10%が想定され、税込90万円の場合は最大9万円相当の付与が見込めます。

さらにCPS Gold以上の会員は、リースプランと同時に優先出荷枠を確保可能。報道系の法人契約で台数を抑える場合は、今のうちに担当営業へヒアリングしておくと混乱を避けられます。

流通在庫と転売リスクの回避策

初代R3は発売直後に供給不足が深刻化し、フリマアプリで新品が定価+15万円で取引されるケースが散見されました。Mark IIも需要過多が濃厚ですが、グローバルサプライチェーンは改善が進んでいるため、第二ロット以降は比較的スムーズに出回る見込みです。あせって上乗せ価格の転売品に飛びつくより、公式再入荷通知を受け取れる環境を整える方が賢明と言えるでしょう。

一方で海外版を並行輸入する手もありますが、国内保証対象外やファームウェア遅延というリスクが付きまといます。プロユースで長期運用するなら、正規流通品にこだわったほうが総合的な安心感は段違いです。

R3 Mark IIの予想スペックを項目別にチェック

スペックボード
  • センサー:24.1 MP積層 or 28.7 MP GS
  • 連写:電子60 fps(AF/AE追従)
  • 動画:6K 60p RAW内部 / 4K 120p 10bit
  • EVF:944万ドット・240 fps
  • カード:CFexpress B ×2(RAW 1000枚超バッファ)

信頼度の高いリークを整理すると、センサーは24.1 MP BSI積層CMOSまたは28.7 MPグローバルシャッターCMOSの二択。

連写は電子シャッター60 fps(AF/AE追従)、バッファはCFexpress B×2スロット運用でRAW1000枚超を想定。EVFは944万ドット・240 fps駆動。動画側は6K 60p RAW内部、4K 120p 10bit 422、ProRes収録を正式サポートと記載されています。

高速性能と熱対策のバランス

秒60コマ連写は膨大なデータ量を生むため、バッファメモリが現行R3比で2.5倍に拡張。隣接するメイン基板の放熱はR1で採用したベイパーチャンバー式ヒートパイプを短縮構造で内蔵し、外見を変えずに放熱面積を30%増やしています。これにより60コマ×5秒の連写後でも内部温度はR3並みに収まる計算。動画撮影でも6K RAWを30分以上連続で回せるとのシミュレーション結果がリークされています。

バッテリーはLP‑E19を継承しつつ、効率改善で撮影枚数が15%向上。新設計のパワーマネジメントICが瞬時電流を平滑化し、急激な残量低下を防止するため、野鳥撮影の待機でもバッテリーゲージの乱高下が起こりにくくなるそうです。

静止画・動画AFの進化点

Dual Pixel Intelligent AF IIはR1で初搭載されたクロス位相検出をMark II向けに最適化。被写体認識は「車」「鳥類」「昆虫」「ヘルメット」の5モードが自動切替に統合され、設定ダイヤルを迷う時間が減ります。動画AFはピント送り速度のカーブプリセットが追加され、シネマライクなフォーカスシフトをワンタッチで再現可能。YouTuberがワンオペで商品レビューを撮る場面でも滑らかな被写体スイッチが期待できます。

加えて、R5 IIで好評の「プリレック静止画」も実装予定。シャッター半押し状態を最大1.5秒分バッファし、実シャッター後に過去フレームを含めて書き込むため、ホームラン直前のバット接触や野鳥の飛び立ち瞬間も確実にモノにできます。

R3 Mark IIと競合フラッグシップ機との実力差

競合比較
  • α9 III:120 fpsと小型軽量だがバッテリー保ちは短め。
  • Z9:45 MPの解像力と8K動画。ただし連写は20 fps止まり。
  • R3 Mark II:60 fps&高感度。しかも縦グリ一体でLANポート標準。

α9 IIIは世界初のフルサイズグローバルシャッター機で120 fps連写を実現していますが、24 MP据え置き・ベースISO 250という点が賛否両論。Z9は45 MP・20 fpsで解像度に振った万能フラッグシップ。R3 Mark IIはα9 IIIほどのフレームレートを狙いつつ、Z9ほどの高画素競争を避ける“スピード×高感度”特化路線で棲み分ける形になります。

スピード命のスポーツはR3 Mark IIとα9 IIIの一騎討ち。8Kスチル切り出しや大判プリントならZ9。自分のフィールドを見極めれば答えは自ずと出る。

α9 IIIとの比較:歪みゼロ対決

両機が同じグローバルシャッターでも、CanonはデュアルピクセルAFと視線入力AFの二段構えで被写体捕捉力を上げる点が差別化要素です。また、縦グリ一体ボディゆえバッテリー長持ちで、連写の持続時間はα9 IIIより30%長いと推定。LAN端子標準搭載でFTP直送できるのは報道現場における大きなアドバンテージとなります。

ただしα9 IIIは小型軽量でジンバル適性が高く、フラッシュ同調1/80,000秒という変態的スペックも魅力。取材や広告撮影でストロボ自由度を求めるならソニーが一歩リード。どちらが正解かは用途とシステム投資の方向性によって変わるでしょう。

Z9/Z8との比較:高画素か高速か

ニコン陣営は45.7 MPの解像度でリタッチ耐性と被写体クロップに強みがあります。一方で20 fps連写が限界のため、瞬間捕捉ではR3 Mark IIが有利。特に室内競技での高ISO連写では、R3 Mark IIの低ノイズ+高速AFが画質と歩留まりを両立させる可能性が高いです。

ニコンはAFエリア選択周りの操作系が独特で慣れが必要とされますが、CanonはRシリーズ共通UIで一貫性が高い点も乗り換え障壁を下げています。加えてRFレンズ群の最新超望遠が立て続けに刷新されているため、システムとしての将来性でもCanonが優勢と見るプロも少なくありません。

R3 Mark IIの購入前に押さえたい実践ポイント

チェックリスト

ハイエンド機は本体だけでなく周辺機材まで含めた予算組みが成功の鍵。CFexpress B 2枚、高速カードリーダー、大容量SSD、そして最低2本のレンズまで揃えると総額が跳ね上がるため、事前に資金計画を立てましょう。

特にRAW動画を扱う場合は、毎時1TB超のデータが発生する可能性もあり、PCのNVMe SSD増設や10 GbEネットワーク構築も視野に入ります。納期前にショップと見積もりを詰め、機材到着日にテスト撮影へ移れる体制を確保しておくとスムーズです。

レンズ選定:高速AFと手ブレ補正の最適解

  • RF100‑300 mm F2.8 L:試合会場スタンド後方でも届く魔法の筒。
  • RF200‑800 mm:野鳥勢の救世主。R3 IIの高速AFと相性◎。

スポーツ中心ならRF100‑300 mm F2.8 Lは鉄板。光学手ブレ補正5.5段+ボディIBISで実質8段近い補正となり、ISO感度を1段落とせます。軽量化を重視するならRF70‑200 mm F4 L+1.4×テレコンという裏技も。これで300 mm F5.6相当を2 kg以下に収められます。

野鳥+風景の二刀流を狙うフォトグラファーにはRF200‑800 mm F6.3‑9の新作が好相性。画質はLレンズに及ばないものの、携帯性と価格バランスに優れ、R3 Mark IIの高速AFが威力を最大化します。動画メインならRF15‑35 mm F2.8 Lが定番。角型フィルター併用でVlogにも星景にも対応でき、被写界深度の浅いシネマライクなルックが手軽に得られます。

アクセサリーとワークフローの最適化

  • CFexpress B 512 GB×2:RAW1秒=1GB時代の生命線。

連写主体の現場ではCFexpress Bを512 GB×2以上確保し、撮影後すぐにUSB4対応カードリーダーでPCへ取り込みます。Lightroom ClassicはRAWバッジ付けが重くなりがちなので、初期セレクトはPhotoMechanicを推奨。カラーラベルで選別後、LRへ読み込むと作業効率が2倍以上に向上します。

外ロケではスマホ経由5Gテザリングで即納を求められるケースが増えています。R3 Mark IIは有線LANポート自体に給電機能も備えるとのリークもあり、屋内競技場で据え置き運用する際はPoE+に対応したスイッチを用意すると配線がシンプルになります。

R3 Mark IIのレンズとアクセ選びをさらに極める

レンズラインナップ

R3 Mark IIの性能をフル活用するなら、ボディ側の高速性を邪魔しない“軽量高スピード”レンズが理想。例として単焦点RF135 mm F1.8 LはインナーフォーカスでAF駆動時間0.14 秒。バスケットやスケート競技で被写体が急接近しても視線入力との併用で即フォーカスが合います。手持ちでのパンニングにも強く、メカニカルローリング補正がR3 Mark IIの高速読み出しと相乗し、シャープさを維持。

動画制作者向けの必携ギア

  • Angelbird SE外付けSSD:6K RAWをライブバックアップ。

Ronin RS4 Proに専用マウントプレートを仕込めば、縦グリ一体ボディでも重心調整が一発で決まります。長回し時はTASCAM CA‑XLR2d‑CでXLR入力を確保。グローバルシャッターのおかげでLED照明のフリッカーも出にくいため、可変式RGBパネルライト1枚で多彩なシーンを演出できます。

さらに外付けSSDはAngelbird SE 1TBが相性良好。USB‑C Gen 2×2対応で、6K RAW 60p記録をダイレクト保存してもドロップフレームゼロをメーカーが保証。RAWカメラ→SSD→DaVinci Resolveの高速ワークフローを組むことで、現場納品の時短が図れます。

長期運用を見据えたメンテナンス

シャッター耐久は電子主体で100万回超が想定されますが、センサー清掃は従来通り必要です。超音波ダストリダクションに加え、シャッターユニットが閉じてセンサーを保護するR方式を継承。砂塵の多いラリー現場では、撮影終了後にロケットブロアで外装の粉塵を飛ばし、アルコールシートでグリップ部を拭く程度でトラブルを大幅に抑えられます。

バッテリーは3年で容量が20%低下すると言われるため、ファームウェアの「バッテリー情報」で劣化度を定期チェックし、LP‑E19Nへの計画更新を推奨します。純正の急速充電器LC‑E19とモバイルバッテリーPD100 W出力の組み合わせなら、屋外でも1本40分で満充電が可能です。

まとめ

R3 Mark IIは「グローバルシャッター×秒60コマ」という次世代スペックを備えつつ、R1より手頃な価格でプロ市場を広くカバーする存在になりそうです。発売時期は2025年秋が本命、価格は税込80〜90万円と予測。購入を検討するなら、今のうちにCFexpress Bや高速SSDを揃え、RFレンズの選定も進めておくとスタートダッシュで差を付けられます。正式発表の日を心待ちにしながら、次の撮影計画を練り上げましょう。


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