Canon EOS R6 Mark IIIのダイナミックレンジはSony α7 Vに届かず?

Canon EOS R6 Mark IIIのダイナミックレンジはSony α7 Vに届かず?

EOS R6 Mark III ボディ
EOS R6 Mark III ボディ
¥364,980
出品中の商品(5)
静止画も動画もバランスよくこなすフルサイズミラーレス。進化したデュアルピクセルCMOS AF IIは人物・動物・乗り物の被写体検出と粘り強い追尾で、素早いシーンでも迷いにくい。手ブレ補正は手持ち撮影をしっかり支え、街歩きや夜景も落ち着いた階調でまとめます。プリ連続撮影やオープンゲート対応の動画、カスタムピクチャーやカラーフィルターなどの作画機能も充実。高機能シューで拡張性も高く、作品づくりから記録まで頼れる一台。直感的なダイヤル操作と快適なファインダー表示で構図づくりもスムーズ。長時間の撮影でも扱いやすく、現場での判断を支える安定感があります。
α7 V ILCE-7M5 ボディ
α7 V ILCE-7M5 ボディ
出品待ち
直感的なダイヤル操作と素直な色づくりで、作品づくりから日常記録まで気持ちよく撮れるミラーレスカメラ。緻密なAFは人物や動物、乗り物の動きにも粘り強く反応し、歩き撮りでも安心。落ち着いた階調と自然なボケで被写体がすっと立ち上がり、逆光や夜の街でもトーンが破綻しにくい。ファインダーは見やすく、設定変更もスムーズ。動画の記録も扱いやすく、撮影から仕上げまでの流れが快適です。小型のボディは持ち出しやすく、グリップの安心感も良好。シャッターのレスポンスは軽快で、瞬間の表情を逃しません。カスタム設定でよく使う機能を呼び出しやすく、撮影シーンでの判断がシンプルになります。

Sony Alpha Rumorsが、PhotonsToPhotos(Bill Claff氏)の測定データをもとに、Canon EOS R6 Mark IIIとSony α7 Vのダイナミックレンジ差を取り上げました。結論から言うと、サイトの評価は「純粋なダイナミックレンジという観点ではα7 Vが技術的に優位」。特に低ISO域で差が大きく、条件次第では“約2段”近い開きがあるとしています。

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筆者
みんカメ編集部
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この記事のサマリー

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PhotonsToPhotosの測定をもとに、EOS R6 Mark IIIのダイナミックレンジは低ISO域でα7 Vに最大約2段近く遅れる可能性があると報じられた。

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ただし差は常に一定ではなく、メカシャッターで低ISOほど開きやすい一方、電子シャッターでは条件によってR6 Mark IIIが優位になる局面もあるという。

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結論としては、DR重視ならα7 Vが有利とされるが、実際の選択はシャッター方式や撮影ジャンルを踏まえて判断すべきだ。

まずは“どのISOで差が出るか”が重要

Via: Sony Alpha Rumors

今回の話で面白いのは、「いつでも常にα7 Vが大差で勝つ」というより、差が大きく出るゾーン(低ISO)と、差が縮むゾーン(高ISO)がハッキリしている点です。Sony Alpha Rumorsは、メカシャッター運用だとISO50〜600でα7 Vが大きくリードし、ISO800以降は差が一気に小さくなる、とまとめています。

ISO50〜600でα7 Vが“目に見える差”になり得る

記事内の整理によれば、

  • ISO50/100ではα7 Vが約1段リード
  • ISO200で差が1段強に拡大
  • ISO600付近まで差が伸び、最大で約2段近い開き

という流れ。Sony Alpha Rumorsは「1〜2段の差は見た目にも分かる差」と踏み込んでいます。

この“低ISOのDR差”が効くのは、例えば風景や建築、スタジオなどで、ハイライトを守りつつ暗部を後で持ち上げたい場面。要するに「シャドーを救える保険が厚いかどうか」に直結します。逆に言えば、低ISOで粘れるカメラほど、露出の自由度が増えるという話です。

全体はα7 V優位だが、ISO800だけR6 Mark IIIが逆転

一方、電子シャッターの比較になると“空気が少し変わる”のも注目点です。Sony Alpha Rumorsの記述では、ISO50〜600ではα7 Vが1/4〜1/2段ほどリードする一方、ISO800ではR6 Mark IIIが約1段リード。ただしそこから先は再びα7 Vがわずかに上回るという形です。

つまり「静音・無音で撮るために電子シャッターを多用する人」は、メカシャッター比較ほど“圧倒的な差”として受け取らない方がよさそうです。機種選びの現実解は、シャッター運用と撮影ジャンル次第で変わります。

別サイトでは“ピーク差”を約0.84段として紹介

参考までに、CanonRumorsもPhotonsToPhotosのデータをもとに、R6 Mark IIIのPDR(Photographic Dynamic Range)や電子シャッター時の数値に触れています。そこでは、メカシャッターでの測定PDRとして α7 V 12.47 / R6 Mark III 11.63(差 約0.84段)、電子シャッターでは α7 V 10.99 / R6 Mark III 10.5 などの数値が示されており、“最大値だけで見る”と差は1段未満に見える、という整理にもなります。

今回のSonyAlphaRumors記事は「ISOごとのカーブ上で差が大きくなる局面(低ISO側)」にフォーカスしている、と捉えると理解しやすいでしょう。

注意点:測定値は強い指標だが“唯一の答え”ではない

ダイナミックレンジは画作りの土台になる重要指標ですが、最終的な満足度はそれだけで決まりません。AF、連写、動画、ローリングシャッター、色作り、レンズ資産、そして何より「自分がよく使うシャッター方式(メカ/電子)」で評価は変わります。

今回の測定結果は、あくまで“現像耐性の傾向”を知るための強い材料。そこに、自分の撮影スタイルを重ねて判断するのが一番安全です。

まとめ:この話が刺さるのはこんな人

低ISOでシャドーを持ち上げる編集をよくする(風景・建築・作品撮り)人や、メカシャッター中心で最高画質を狙いたい人にはα7 Vの強みが特に効きやすいというのがSony Alpha Rumorsの見立てです。電子シャッター中心で撮り、ISO800付近も多用する場合は、条件によってはR6 Mark III側が有利になる局面があるという点も頭に置きたいところです。

Sony α7 VとEOS R6 Mark IIIの最新情報をチェック

Sony α7 VとEOS R6 Mark IIIのスペック・価格・競合比較については、こちらの記事で詳しくまとめています。

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