
50mm単焦点レンズの魅力 用途別・メーカー別おすすめと選び方ガイド








近年、標準レンズの代表格として愛されているのが50mmの単焦点レンズです。人間の視野に近いとされる自然な画角で、スナップからポートレートまで幅広く撮影できるうえ、明るい開放F値で大きなボケも楽しめます。一方で、各メーカーから似たスペックのモデルが多数出ているので、どれを選べばいいか迷いやすいのも事実。この記事では、50mm単焦点レンズの特長から失敗しない選び方の軸を整理しつつ、メーカー・用途別におすすめの50mm単焦点レンズを具体的に紹介していきます。
この記事のサマリー

50mmの単焦点レンズが「標準レンズ」と呼ばれる理由と、そのメリットを整理します。

センサーサイズ・F値・AF性能など、失敗しない選び方のチェックポイントを具体的に解説します。

主要メーカー(Canon・Nikon・Sony・FUJIFILM・OM SYSTEM・SIGMA)のおすすめモデルを用途別に紹介します。

表形式の比較とシーン別の選び分けで、自分に合う1本をイメージしやすくします。
50mmの単焦点レンズが愛される理由

50mmの単焦点レンズは、多くの人にとって「最初の1本」として選ばれやすい定番レンズです。標準レンズと呼ばれる理由や、なぜ写真がきれいに見えるのかを知っておくと、あとからレンズ選びで迷いにくくなります。ズームレンズしか使ったことがない人でも、50mmの特徴を理解しておけば、自分に合うかどうか判断しやすくなるでしょう。
人間の視野に近い“標準画角”
フルサイズ機での50mmは、広すぎず狭すぎない自然な画角とされています。実際に覗くと、目で見た印象に近い遠近感で写るため、構図を考えるときに違和感が出にくいのが特長です。とくにスナップ撮影では、目の前の景色をそのまま切り取る感覚で撮りやすい画角です。
また、広角ほど誇張されず、望遠ほど圧縮もされないため、人・風景・日常写真まで幅広く対応できます。50mmは「どんな被写体でも無理なく撮れる」バランスの良さが魅力のレンズです。
ボケ表現と軽さ・価格のバランス
50mmの単焦点レンズには、F1.8やF1.4といった明るいモデルが多く、背景を大きくぼかした写真が撮りやすいのも魅力です。ズームレンズから乗り換えると、ボケの量の違いをはっきり実感できるでしょう。
それでいてレンズは小型・軽量なものが多く、持ち歩きやすい点もメリットです。価格も比較的手頃で、数万円前後から高画質な単焦点を選べます。まずは50mmから単焦点を試してみる、という選び方が今も定番なのは、このバランスの良さが理由です。
50mmの単焦点レンズを選ぶときの基本軸

店頭やネットを見ていると、似たような50mmの単焦点レンズがいくつも並んでいて混乱しがちです。ここでは、どのメーカーであっても共通してチェックしておきたい「選び方の軸」を整理していきます。センサーサイズと画角の関係、F値やAF性能、レンズのサイズや価格のバランスを理解しておくと、自分にとってのベストな一本を絞り込みやすくなります。
フルサイズかAPS-Cかで画角が変わる
同じ50mmの単焦点レンズでも、使うカメラのセンサーサイズによって見える画角は変わります。フルサイズ機ではいわゆる標準画角ですが、APS-C機に付けると1.5倍前後のクロップがかかり、実質的には75mm前後の中望遠として振る舞います。この違いを把握せずに買ってしまうと「思ったより寄りすぎてしまう」というギャップが生まれがちです。
もし今使っているのがAPS-C機で、人の目に近い感覚の画角を求めているなら、35mm前後の単焦点レンズも候補に入れてみると良いでしょう。換算で50mm前後になり、街歩きスナップや家族写真などで使いやすい距離感になります。逆に、ポートレートをしっかり撮りたいなら、あえてAPS-Cに50mmを組み合わせて「ちょっと長めの標準」として使うのも一つの選択肢です。
F値・AF・サイズと予算のバランスを見る
50mmの単焦点レンズには、F1.8・F1.4・F1.2といったさまざまな明るさのモデルがあります。数字が小さいほど背景はよくぼけ、暗所にも強くなりますが、そのぶんレンズは大きく重く、高価になります。迷っている人向けに超簡潔にまとめるとこのように整理でき、最初の50mmなら、ほぼ間違いなくF1.8で十分です。F1.4やF1.2は「必要になってから選ぶ」レンズで、ボケ量よりも扱いやすさを重視した方が後悔しません。
あなたの状況 | おすすめ |
|---|---|
初めて単焦点を買う | 50mm F1.8 |
人物撮影がメイン | 50mm F1.4以上 |
APS-C機で1本目 | 35mm F1.8前後 |
仕事・本気の作品撮り | 50mm F1.2(必要なら) |
AF性能もチェックしておきたいポイントです。最新のミラーレス用レンズは静かで滑らかなモーターを採用したものが増え、瞳AFとの組み合わせでポートレートにも動画撮影にも強くなっています。一方、旧来設計のレンズはAF速度がややゆっくりだったり、動画時に駆動音がマイクに乗りやすい場合もあります。静止画中心なのか、動画も撮るのかによって優先すべき点は変わってきます。
サイズと予算も現実的な問題です。大口径の50mmの単焦点レンズは写りこそ魅力的ですが、常にカメラバッグに入れて持ち歩くには負担になる大きさになることもあります。まずはF1.8前後の軽いレンズから始め、必要性を感じたら上位モデルにステップアップする、という段階的な買い方がおすすめです。
用途別に見る50mm単焦点レンズの向き・不向き
50mmの単焦点レンズは万能と言われますが、得意なシーンと少し苦手なシーンがあります。自分がよく撮る被写体やシチュエーションと照らし合わせることで、「本当に50mmから始めるべきか」「別の焦点距離と組み合わせた方がいいか」が見えてきます。ここではポートレート、スナップ、動画といった代表的な用途ごとに、50mm単焦点の向き・不向きを整理していきましょう。
まずは用途別の向き不向きを1つの表にまとめました。
用途 | 50mm単焦点は向いている? | 理由・使いどころ |
|---|---|---|
ポートレート | ◎ 非常に向いている | 自然な遠近感で顔や体のバランスが崩れにくく、F1.8以上なら背景ボケも作りやすい |
環境ポートレート | ○ 向いている | 一歩下がれば背景も入れられ、被写体と環境のバランスが取りやすい |
日常スナップ | ○ 向いている | 誇張のない画角で街の空気感や生活感を素直に切り取れる |
テーブルフォト・物撮り | ○ 向いている | 歪みが少なく、被写体の形を自然に表現できる |
動画(人物・トーク) | ○ 条件付きで向いている | 半身・バストアップに最適。ただし手ブレ対策が重要 |
風景(広い景色) | △ やや不向き | 画角が狭く、引きの風景や広がりのある構図は作りにくい |
建築・室内撮影 | △ やや不向き | 後ろに下がれない場面ではフレーミングが難しい |
スポーツ・野鳥 | ✕ 不向き | 焦点距離が短く、被写体に寄れない |
ポートレート・スナップ・動画での使い勝手
ポートレート撮影では、フルサイズ機の50mmは全身からバストアップまで幅広く対応できる定番の焦点距離です。背景を適度にぼかしつつ、顔や体のバランスが自然に写るので、被写体の雰囲気をそのまま引き出しやすいのがメリットです。少し後ろに下がれば環境を入れたポートレートにも向き、撮影場所を選ばない柔軟さがあります。
スナップ撮影では、50mmの単焦点レンズは自分が動くことでフレーミングする感覚を鍛えるのにぴったりです。足で前後しながら、画面のどこに主役を置くかをじっくり考えるようになります。広角のような誇張も望遠のような圧縮も少ないため、街の空気感や生活感を素直に切り取れるのも大きな魅力と言えるでしょう。
動画撮影においても、50mmは人の表情や半身を撮るカットで非常に使いやすい画角です。ただし、手持ち撮影では揺れが目立ちやすいので、ボディ内手ブレ補正付きのカメラかジンバルと組み合わせると安心です。AFが静かでスムーズなレンズを選べば、トークシーンやインタビュー動画のメインレンズとして十分活躍してくれます。
初めての1本としておすすめできる人、別の焦点距離が向く人
50mmの単焦点レンズが最初の1本として特におすすめできるのは、人を撮る機会が多い人です。家族写真や友人のポートレート、日常スナップで人物を中心に撮りたい場合、標準レンズの自然な遠近感と大きなボケは非常に頼りになる相棒になります。F1.8クラスであれば価格も手頃で、単焦点デビューにぴったりです。
一方、風景や建物、大人数の集合写真をメインに撮りたい人は、最初の単焦点として35mm前後の広めのレンズを選んだ方が快適なことも多いです。旅行先での街並みや室内での撮影では、50mmだと一歩下がりきれずに窮屈に感じる場面も出てきます。自分の写真フォルダを見返して、どんな構図が多いかを振り返ると、適した焦点距離のヒントが見つかるはずです。
スポーツ観戦や野鳥撮影のように、遠くの被写体を狙うことが多いなら、50mmの単焦点レンズだけでは明らかに距離が足りません。その場合は望遠ズームをメインにしつつ、サブとして50mmを持つ形が現実的です。どのレンズが「主役」で、どのレンズが「サブ」なのかを意識してシステムを組むと、無駄な買い物を減らせるでしょう。
50mm 単焦点レンズのおすすめ早見表
ここからは50mm単焦点レンズの具体的なおすすめ機材を紹介していきます。まずは一覧早見表です。
製品名 | 一言サマリー |
|---|---|
Canon RF50mm F1.8 STM | EOS Rユーザーの「まず1本目」に最適な軽量・低価格標準単焦点 |
Canon EF50mm F1.2L USM | ボケと空気感の表現に特化した、EFマウントを代表する大口径標準レンズ |
NIKKOR Z 50mm f/1.8 S | Zボディの高画素に余裕で応える、高解像オールラウンド標準 |
Sony FE 50mm F1.8 | フルサイズEマウント入門にちょうどいい、コスパ重視の撒き餌レンズ |
Sony FE 50mm F1.4 GM | 写真も動画も一本勝負できる、現行ソニー本命標準レンズ |
SIGMA 50mm F1.4 DG DN Art | 純正級の描写を抑えめ価格で狙える、高性能サードパーティ標準 |
FUJIFILM XF33mmF1.4 R LM WR | APS-Cで「換算50mm」を極めたいXユーザー向けの新世代標準 |
OM SYSTEM M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8 II | 驚く軽さで常備しやすい、マイクロフォーサーズの王道50mm相当 |
Canon RF50mm F1.8 STM:RFユーザーの定番エントリー
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キヤノンのフルサイズミラーレス「EOS Rシリーズ」を使っているなら、最初に候補に挙げたいのがRF50mm F1.8 STMです。コンパクトなサイズと手に取りやすい価格で、50mmの単焦点レンズならではのボケや解像感を気軽に味わえる一本です。キットズームから一歩踏み出したいタイミングで追加するレンズとして、非常にバランスの取れた選択肢と言えるでしょう。
項目 | 内容 |
|---|---|
製品名 | Canon RF50mm F1.8 STM |
発売日 | 2020年12月24日 |
対応センサーサイズ | フルサイズ(35mm判)対応 RFマウント |
焦点距離 / 開放F値 | 50mm / F1.8 |
35mm判換算 | 50mm相当 |
手ブレ補正 | なし(ボディ内手ブレ補正対応機で補正) |
最短撮影距離 / 最大倍率 | 0.30m / 0.25倍 |
フィルター径 | φ43mm |
重量 | 約160g |
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コンパクトなボディと扱いやすい画角
RF50mm F1.8 STMは、EOS Rシリーズのボディに付けても全体のバランスを崩さないコンパクトさが魅力です。レンズを付けっぱなしにして首から下げていても負担になりにくく、気軽に持ち出しやすい組み合わせを作れます。街歩きや旅行など、荷物を軽くしたいシーンでも活躍してくれるでしょう。
フルサイズ機での50mmは、人物撮影にもスナップにも対応しやすい標準画角です。家族のポートレートから、テーブルフォト、ちょっとした風景まで、一本でかなりのシーンをカバーできます。ズームレンズのような自由度はありませんが、あえて画角を固定して撮ることで、構図や距離感の感覚が自然と鍛えられていきます。
開放F1.8という明るさもポイントです。室内で子どもを撮るときや、夕方の公園など光量が少ないシーンでも、ISO感度を極端に上げずに撮影しやすくなります。背景をぼかして主役を浮かび上がらせる表現も手軽に試せるので、「単焦点レンズらしい写真」を楽しみたい方にとって頼りになる一本です。
こんな人におすすめ・おすすめでないケース
RF50mm F1.8 STMが特にハマるのは、初めて単焦点レンズを買うEOS Rユーザーです。キットズームである程度慣れてきて、「もう一歩ステップアップした写真を撮ってみたい」と感じたときに選ぶと満足度が高いでしょう。家族写真や友人のポートレート、旅行スナップなど、日常的な撮影を一段レベルアップさせてくれます。
一方で、結婚式や商業ポートレートなど、仕事レベルでシビアな場面を想定している場合は、上位のRF50mm F1.2L USMの方が向いているかもしれません。より大きなボケと高い周辺画質、AFの余裕などが求められる場面では、エントリーモデルでは少し物足りなく感じる可能性があります。どこまでのクオリティを必要としているのか、用途を冷静に見極めることが大切です。
また、動画撮影をメインに考える場合は、STMモーターの駆動音やフォーカスブリージングが気になるケースもあります。本格的なVlogやシネマライクな映像制作を重視したいなら、より動画向けにチューニングされた別の焦点距離やレンズも検討してみると良いでしょう。静止画中心で「まずは50mmの世界を試してみたい」という人には、非常にコスパの高い一本です。
Canon EF50mm F1.2L USM:大口径表現を極めたEFマウントの名玉

キヤノンの一眼レフEFマウントを代表する大口径標準レンズが、EF 50mm F1.2L USMです。F1.2という非常に明るい開放値を持ち、背景を大きくぼかした立体感のある描写を得意とする、Lレンズらしい個性の強い一本として長年支持されてきました。
項目 | 内容 |
|---|---|
製品名 | Canon EF 50mm F1.2L USM |
発売日 | 2006年 |
対応センサーサイズ | フルサイズ(35mm判) |
焦点距離 / 開放F値 | 50mm / F1.2 |
35mm判換算 | 50mm相当 |
手ブレ補正 | なし |
最短撮影距離 / 最大倍率 | 0.45m / 約0.15倍 |
フィルター径 | 72mm |
重量 | 約580g |
みんなのカメラ 商品ページ |
F1.2ならではのボケと描写のキャラクター
本レンズ最大の特長は、開放F1.2で生まれる大きく柔らかなボケです。ピント面はシャープに、背景はなだらかに溶けていく描写傾向で、ポートレート撮影では被写体の存在感を強く引き立てます。
一方で、開放付近ではわずかに描写が柔らかくなる傾向があり、極端な解像力よりも「雰囲気」や「空気感」を重視した表現に向いたレンズです。F1.8〜F2.0まで絞ると描写は安定し、実用性も高まります。
EFマウントならではの運用と立ち位置
EF 50mm F1.2L USMはレンズ内手ブレ補正を搭載していませんが、一眼レフではシャッタースピード管理、ミラーレスではマウントアダプター経由での使用が前提となります。EOS Rシリーズに装着する場合は、EF-RFマウントアダプターを介して使用可能です。
重量は比較的重めですが、その分堅牢な作りと信頼性を備えており、「とにかくF1.2の描写を楽しみたい」「EFレンズ資産を活かしたい」というユーザーにとって、今なお価値の高い大口径標準レンズと言えるでしょう。
NIKKOR Z 50mm f/1.8 S:ニコンZの実力を引き出す万能標準

ニコンZシリーズユーザーにとって、まずチェックしたいのがNIKKOR Z 50mm f/1.8 Sです。一見すると平凡なスペックに見えますが、Sラインらしい高い光学性能を備えた一本で、風景からポートレートまで幅広く対応できます。スペック表だけでは伝わりにくい、実写での安定感と画質の良さが魅力のレンズです。
項目 | 内容 |
|---|---|
製品名 | NIKKOR Z 50mm f/1.8 S |
発売日 | 2018年11月 |
対応センサーサイズ | フルサイズ(FX) |
焦点距離 / 開放F値 | 50mm / F1.8 |
35mm判換算 | 50mm相当 |
手ブレ補正 | なし(Zボディ内5軸手ブレ補正対応) |
最短撮影距離 / 最大倍率 | 0.40m / 約0.15倍 |
フィルター径 | 62mm |
重量 | 約415g |
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Zシリーズの画質ポテンシャルを引き出す設計
このレンズは、開放F1.8から画面の隅々までシャープに写ることが評価されています。高画素のZボディと組み合わせても解像力が不足することはなく、細部までしっかり描きたい風景撮影にも安心して使えます。単焦点らしいコントラストの高さとヌケの良さも相まって、撮って出しの段階から「シャキッとした絵」を得やすい印象です。
ボケの質も自然で、ポートレートでは被写体を立体的に浮かび上がらせてくれます。極端に派手なボケではないものの、輪郭のにじみが少なく、背景の情報をほどよく残しながら被写体に視線を誘導できます。人物以外にも、花やテーブルフォトなど、被写界深度をコントロールしたいシーンで使いやすいキャラクターと言えるでしょう。
防塵防滴構造や滑らかなコントロールリングなど、操作面もよく考えられています。耐久性や信頼性を重視するニコンらしい作りで、「多少の悪天候でも気にせず持ち出せる標準レンズ」を求める人には心強い存在です。Zシステムを本格的に使い込んでいきたいなら、早い段階で手に入れておきたい一本です。
風景からポートレートまでオールラウンドに活躍
NIKKOR Z 50mm f/1.8 Sは、ニコンZシステムの中でも特に守備範囲の広いレンズです。開放でポートレートを撮れば柔らかなボケを活かした印象的な一枚になり、絞って風景を撮れば高い解像力で細部まで描いてくれます。一つのレンズで多くのシーンをカバーしたい人にとって、非常に頼れる相棒になるでしょう。
旅行用のセットとしても優秀で、標準ズームと組み合わせて持ち出すと安心感が増します。昼間のスナップはズームで気軽にこなし、夕方以降の光が減ってきた時間帯は50mmの単焦点レンズに切り替える、といった使い分けがしやすいです。荷物の量を増やしすぎずに表現の幅を広げたいときにぴったりです。
唯一注意するとすれば、F1.8クラスとしてはやや大ぶりなサイズ感です。コンパクトさを最優先する人には、別の焦点距離の小型レンズの方がフィットするかもしれません。ただ、画質を重視するのであればこのサイズと重量は納得感があり、「写りで選ぶならこれ」と胸を張っておすすめできる一本です。
Sony FE 50mm F1.8:フルサイズEマウントのコスパ入門レンズ

ソニーのフルサイズEマウントにおける入門用の50mm単焦点レンズがFE 50mm F1.8です。価格が手頃で軽量なうえ、フルサイズのボケ味をしっかり体験できる一本として長く支持されています。最新のG Masterレンズと比べると癖はありますが、その分「コスパ重視でとりあえず50mmを試したい」というニーズに応えてくれるモデルです。
項目 | 内容 |
|---|---|
製品名 | Sony FE 50mm F1.8 |
発売日 | 2016年4月 |
対応センサーサイズ | フルサイズ(35mm判) |
焦点距離 / 開放F値 | 50mm / F1.8 |
35mm判換算 | 50mm相当(APS-C装着時 約75mm) |
手ブレ補正 | なし(ボディ内手ブレ補正対応) |
最短撮影距離 / 最大倍率 | 0.45m / 0.14倍 |
フィルター径 | 49mm |
重量 | 約186g |
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手軽な価格で50mmの楽しさを味わう
FE 50mm F1.8の最大の魅力は、フルサイズ対応の単焦点レンズとして手が届きやすい価格帯に設定されていることです。フルサイズデビューしたばかりのユーザーにとって、ボディと同時に高額レンズを揃えるのは負担が大きくなりがちです。このレンズなら、予算を抑えながらも単焦点ならではのボケや描写を体験できます。
重量も比較的軽く、α7シリーズとのバランスも悪くありません。旅行や日常スナップでカメラを常に持ち歩きたい人にとって、レンズの軽さは撮影頻度に直結します。気合いを入れなくても「今日はこのレンズ一本で出かけてみよう」と思えるのは、機材選びにおいて意外と重要なポイントです。
画質面では、中心部の解像力はしっかりしており、開放付近でも「フルサイズらしいボケのある一枚」を楽しめます。少し絞ればシャープさも増し、風景やスナップにも十分対応可能です。最初の一本として使い込んでいくうちに、自分がどのような描写が好きなのかが見えてくるでしょう。
AFや描写のクセと付き合うコツ
一方で、FE 50mm F1.8はAF速度や駆動音、周辺画質などにややクセがあるのも事実です。動きの激しい被写体や暗所でのAF追従は、上位レンズに比べると少し苦手な場面もあります。スポーツや子どもの走り回る姿を連写したい場合は、別のレンズをメインにした方がストレスは少ないでしょう。
こうしたクセとうまく付き合うには、撮影シーンを少し工夫するのがおすすめです。動き物よりもポートレートや静物撮影を中心に据え、AFが迷いにくい環境光のもとで使うと、安定して良好な結果を得やすくなります。人物撮影では瞳AFを活用しつつ、連写よりも一枚一枚の瞬間を丁寧に狙うスタイルが相性の良い使い方です。
周辺画質や逆光耐性についても、絞りを一段から二段ほど絞ることで安定してきます。開放でのふわっとした描写を活かすカットと、絞ってきっちり写したいカットを使い分けることで、一本のレンズで多様な表現が可能になります。クセを把握してしまえば、「この価格でここまで写れば十分」と感じられる場面は多いはずです。
Sony FE 50mm F1.4 GM:写真も動画もこなす現行本命標準

ソニーEマウントで「一本で何でもこなせる標準レンズ」を求めるなら、FE 50mm F1.4 GMが有力候補になります。大口径ながら比較的コンパクトにまとまっており、G Masterらしい高い描写力と最新AF性能を備えたレンズです。写真と動画の両方に本気で取り組みたいユーザーにとって、非常にバランスの良い選択肢と言えるでしょう。
項目 | 内容 |
|---|---|
製品名 | Sony FE 50mm F1.4 GM |
発売日 | 2023年2月 |
対応センサーサイズ | フルサイズ(35mm判) |
焦点距離 / 開放F値 | 50mm / F1.4 |
35mm判換算 | 50mm相当 |
手ブレ補正 | なし(ボディ内手ブレ補正対応) |
最短撮影距離 / 最大倍率 | 0.41m(AF時)/ 約0.16倍 |
フィルター径 | 67mm |
重量 | 約516g |
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大口径ながら軽量な設計と最新AF
従来の大口径50mmレンズは、どうしてもサイズと重量がネックになりがちでした。FE 50mm F1.4 GMは、F1.4という明るさを保ちつつも、日常的に持ち歩ける範囲に収まるよう設計されています。α7シリーズとの組み合わせでも前玉の重さに振り回される感覚が少なく、長時間の撮影でも疲れにくいのが嬉しいポイントです。
AFには高推力のXDリニアモーターが採用されており、静かで素早いピント移動を実現しています。瞳AFやリアルタイムトラッキングとの相性も良く、ポートレート撮影で被写体が動いても安心して構えやすい性能です。暗所やコントラストの低いシーンでも粘り強くピントを拾ってくれるため、撮影のテンポを崩しにくい傾向があります。
光学設計も現代的で、開放から画面の隅々まで高い解像力を発揮します。ボケは滑らかで、二線ボケやざわつきが少なく、被写体を自然に引き立てる表現が得意です。F1.4のボケを積極的に活かしたい人にとって、安心して開放を多用できるレンズと言えるでしょう。
ポートレート・動画撮影でのメリット
ポートレート撮影では、50mmという標準画角とF1.4の組み合わせが非常に使いやすく感じられます。全身からバストアップまで、少し距離を調整するだけでさまざまな構図に対応でき、背景の整理もしやすいです。肌の質感や髪の毛の描写も豊かで、RAW現像で追い込む余地が十分に残されています。
動画撮影においても、FE 50mm F1.4 GMは心強い存在です。AF駆動音が静かで、ピント移動も滑らかなので、トークシーンやショートムービーのメインレンズとして十分使用できます。絞りリングにクリック解除機構が備わっているため、動画撮影中に滑らかに絞りを変えることも可能です。
写真・動画の両方を本格的に楽しみたい人にとって、「これ一本あれば大抵のシーンはカバーできる」という安心感があります。価格は決して安くありませんが、長期的に見ればシステムの軸になるレンズとして投資する価値は高いでしょう。
SIGMA 50mm F1.4 DG DN Art:マルチマウントで選べる高性能標準

純正にこだわらずコストパフォーマンスと描写力を重視するなら、SIGMA 50mm F1.4 DG DN Artも有力候補になります。ソニーEマウントやLマウントに対応しており、Artラインらしい高い解像力としっかりした造りが魅力です。純正レンズと比べながら自分の用途に合うかどうかを検討してみる価値がある一本です。
項目 | 内容 |
|---|---|
製品名 | SIGMA 50mm F1.4 DG DN Art |
発売日 | 2023年2月 |
対応センサーサイズ | フルサイズ(35mm判) |
焦点距離 / 開放F値 | 50mm / F1.4 |
35mm判換算 | 50mm相当 |
手ブレ補正 | なし(ボディ内手ブレ補正対応) |
最短撮影距離 / 最大倍率 | 0.45m / 約0.15倍 |
フィルター径 | 72mm |
重量 | 約670g |
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Artラインらしいシャープネスとボケ味
SIGMAのArtシリーズは、高い解像力とコントラストで評価されてきました。50mm F1.4 DG DN Artもその例に漏れず、開放から被写体のディテールをしっかり描き出してくれます。細かな質感を表現したいポートレートや、緻密な描写が求められる風景撮影でも頼りになる性能です。
ボケの性格は、キレのあるピント面との対比で立体感が出やすいタイプです。背景の光源も比較的きれいな円形を保ちやすく、夜景ポートレートやイルミネーション撮影にも向いています。F1.4ならではの大きなボケ量を活かして、被写体をぐっと引き立てる表現を楽しめるでしょう。
鏡筒は金属パーツを多用したしっかりした作りで、手に持ったときの安心感があります。防塵防滴にも配慮されており、多少の雨や砂埃を気にせず現場に持ち出せる点も心強いです。数年単位で使い続けることを前提にした道具として、信頼できる一本と言えます。
純正との違いと選び分けのポイント
純正レンズと比較したとき、SIGMA 50mm F1.4 DG DN Artの魅力は「性能に対して価格が抑えめ」である点です。描写力では純正のハイエンドモデルに迫るレベルを持ちながら、価格は一段低いことが多く、コストパフォーマンスを重視するユーザーには魅力的に映るでしょう。複数のレンズを揃えたい場合、浮いた予算を別の焦点距離に回せるのもメリットです。
一方で、ボディとの連携やAFの微妙な挙動など、純正の方が有利な場面もあります。ファームウェアアップデートでの改善余地も含め、長期的なサポートを最重視するなら純正を選ぶ安心感は確かに存在します。どこまでを許容範囲とするかは、使い方や撮影スタイルによって変わってくるでしょう。
総じて、「純正には手が届かないが、高画質な50mmが欲しい」「複数マウントをまたいでシグマレンズを揃えたい」といったニーズには非常にマッチします。試写できる環境があれば、純正と撮り比べて描写の違いを体感してみると、自分の好みがはっきり見えてくるはずです。
FUJIFILM XF33mmF1.4 R LM WR:APS-Cで“標準50mm”を楽しむ

富士フイルムXシリーズはAPS-Cセンサーを採用しているため、フルサイズ換算で約50mmになるのは33mm前後の単焦点レンズです。その中で現行の本命と言えるのがXF33mmF1.4 R LM WRです。Xマウントの標準レンズとして、高速AFと高い描写力を兼ね備えた一本になっています。
項目 | 内容 |
|---|---|
製品名 | FUJIFILM XF33mmF1.4 R LM WR |
発売日 | 2021年9月 |
対応センサーサイズ | APS-C |
焦点距離 / 開放F値 | 33mm / F1.4 |
35mm判換算 | 約50mm相当 |
手ブレ補正 | なし(ボディ内手ブレ補正対応機で補正) |
最短撮影距離 / 最大倍率 | 0.30m / 約0.15倍 |
フィルター径 | 58mm |
重量 | 約360g |
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APS-Cで“標準50mm”を実現する焦点距離
XF33mmF1.4をXシリーズのボディに装着すると、フルサイズ換算でほぼ50mmの画角になります。人の目に近い遠近感で写るため、スナップからポートレートまで幅広く対応できるのが魅力です。APS-Cであっても「標準50mmらしい写り」をしっかり楽しめるレンズと言えるでしょう。
F1.4の明るさを備えているので、背景を大きくぼかしたポートレート撮影にも余裕で対応できます。テーブルフォトや物撮りでは、被写体だけをきれいに浮かび上がらせつつ、背景の情報も少し残したバランスの良い描写が得られます。開放から使っても破綻が少ないので、積極的にF1.4を活かした撮影に挑戦しやすいです。
リニアモーターによるAFも高速かつ静粛で、動きのある被写体や動画撮影にも対応しやすい性能です。Xシリーズの小型ボディと組み合わせても前玉の重さが過度に気にならず、携帯性と画質をバランス良く両立しています。Xマウントで長く使える標準単焦点を一本選ぶなら、最有力候補と言って良いでしょう。
フィルムシミュレーションと相性の良い描写
富士フイルムといえば、独自のフィルムシミュレーションも大きな魅力です。XF33mmF1.4は、クラシッククロームやプロビアなど各種シミュレーションとの相性も良く、色のりやコントラストのバランスが心地よく感じられます。撮って出しJPEGでも作品として成立しやすいのは、日常の撮影を気軽に楽しみたいユーザーにとって大きなポイントです。
ポートレートでは、「クラシックネガ」で少しレトロなトーンに仕上げたり、「ETERNA」で映画のような落ち着いた色合いを試したりと、レンズとシミュレーションの組み合わせで表現の幅が広がります。50mm相当の画角は、人物と背景のバランスが取りやすいため、色味の違いによる印象の変化も楽しみやすい焦点距離です。
雨の日のスナップや夜の街灯の下など、ちょっと癖のある光の中でも破綻しにくいのも心強い点です。防塵防滴に配慮された設計なので、天候をあまり気にせず撮影に集中できます。Xシリーズで「これぞ標準レンズ」と呼べる一本を探しているなら、XF33mmF1.4はぜひチェックしておきたいレンズです。
OM SYSTEM M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8 II:小型システムで50mm相当を楽しむ

マイクロフォーサーズ機で標準50mm相当の画角を楽しみたいなら、2025年3月に発売された M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8 IIは、現行OM SYSTEM世代に最適化された一本です。従来モデルの扱いやすさと描写傾向を継承しつつ、外装デザインと信頼性を見直した最新モデルとして位置づけられています。
項目 | 内容 |
|---|---|
製品名 | OM SYSTEM M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8 II |
発売日 | 2025年3月 |
対応センサーサイズ | マイクロフォーサーズ |
焦点距離 / 開放F値 | 25mm / F1.8 |
35mm判換算 | 約50mm相当 |
手ブレ補正 | なし(ボディ内手ブレ補正対応) |
最短撮影距離 / 最大倍率 | 0.25m / 約0.12倍 |
フィルター径 | 46mm |
重量 | 約137g |
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日常撮影に強いコンパクト標準レンズ
本レンズはフルサイズ換算で約50mm相当となる画角を持ち、スナップ・人物・テーブルフォトまで幅広く対応します。小型・軽量設計のため、OM SYSTEMのボディと組み合わせても携帯性を損なわず、日常的に持ち歩ける標準レンズとして使いやすい点が特長です。
マイクロフォーサーズは被写界深度が比較的深いため、開放F1.8でもピントの歩留まりが高く、初心者でも失敗しにくい傾向があります。「ボケを楽しみつつ、きちんと写す」というバランスを重視するユーザーに向いた設計です。
2025年モデルとしてのアップデートポイント
25mm F1.8 II(2025年モデル)は、現行OM SYSTEMレンズ群と統一感のある外装デザインを採用し、質感や操作時の一体感が向上しています。光学性能は従来の25mm F1.8系の描写特性をベースにしており、開放から安定したシャープさと自然なボケを両立します。
レンズ内手ブレ補正は非搭載ですが、OM SYSTEMの多くのボディが強力なボディ内手ブレ補正を備えているため、実使用では不利になりにくい構成です。暗所や夕景でも手持ち撮影がしやすく、日常記録から作品づくりまで幅広く対応できる標準レンズと言えるでしょう。
主要50mm単焦点レンズの比較と選び分け
ここまで紹介してきた50mm(および換算50mm相当)の単焦点レンズを、一度俯瞰して整理してみましょう。メーカーやマウントごとに特徴は異なりますが、おおまかな立ち位置を把握しておくと、自分の用途や予算に合わせた選び分けがしやすくなります。まずは簡単な比較表で位置づけを確認し、そのうえでシーン別におすすめの組み合わせを考えてみましょう。
スペック比較表で特徴を整理
代表的なレンズをざっくり比較した表がこちらです。厳密な数値よりも、「どのあたりのポジションにいるレンズか」をつかむための目安として見てもらえれば十分です。
レンズ名 | 対応マウント | 開放F値 | 立ち位置 |
|---|---|---|---|
Canon RF50mm F1.8 STM | RF(フルサイズ) | F1.8 | エントリー向け・軽量・コスパ重視 |
Canon EF50mm F1.2L USM | EF(フルサイズ) | F1.2 | 大口径・表現重視・クラシック寄りの名玉 |
NIKKOR Z 50mm f/1.8 S | Z(フルサイズ) | F1.8 | 高解像・万能標準 |
Sony FE 50mm F1.8 | E(フルサイズ) | F1.8 | 入門用・価格重視 |
Sony FE 50mm F1.4 GM | E(フルサイズ) | F1.4 | 写真・動画両用の本命標準 |
SIGMA 50mm F1.4 DG DN Art | E / L | F1.4 | 高画質・コスパ良好なサードパーティ |
FUJIFILM XF33mmF1.4 | X(APS-C) | F1.4 | 換算50mmの最新標準 |
M.ZUIKO 25mm F1.8 II | マイクロフォーサーズ | F1.8 | 小型軽量標準 |
ざっくり見ると、各マウントごとに「軽量で手頃なエントリーモデル」と「大口径で高性能な上位モデル」が用意されている構図が見えてきます。どちらを選ぶべきかは、求めるボケ量や撮影頻度、予算によって変わってきます。表を眺めながら、自分がどのゾーンのレンズを求めているのか考えてみてください。
用途別・予算別のおすすめ組み合わせ
家族写真や旅行スナップを中心に、まずは気軽に50mmを試したいなら、各マウントのF1.8クラスが第一候補になります。RF50mm F1.8 STM、NIKKOR Z 50mm f/1.8 S、Sony FE 50mm F1.8、M.ZUIKO 25mm F1.8 IIなどはいずれも軽量で、ボディとセットでも負担になりにくい組み合わせです。最初の一本として十分すぎるほど活躍してくれるでしょう。
ポートレート撮影を本格的にやりたい人や、仕事で使うクオリティが必要な場合は、F1.4やF1.2クラスの大口径モデルを検討する価値があります。Canon EF50mm F1.2L USM、Sony FE 50mm F1.4 GM、SIGMA 50mm F1.4 DG DN Artなどは、ボケ量・AF性能・逆光耐性など総合力が高く、現場での安心感が違います。予算はかかりますが、そのぶん長く使い続けられる相棒になってくれるはずです。
APS-Cやマイクロフォーサーズを使っている場合も、「換算50mm前後の単焦点を一本持つ」という発想は同じです。FUJIFILMのXF33mmF1.4や、OM SYSTEMの25mm F1.8は、小型ボディと組み合わせてもシステム全体が軽快にまとまります。携帯性を重視しながら50mmの世界を楽しみたい人には、非常に相性の良い組み合わせと言えるでしょう。
50mm 単焦点レンズのおすすめまとめ
50mmの単焦点レンズは、人の目に近い自然な画角と、大きなボケを両立できる標準レンズの定番です。各メーカーからエントリー向けからプロ仕様まで幅広いモデルが揃っており、自分のカメラと撮影スタイルに合わせて最適な一本を選べます。まずはF1.8クラスの軽いレンズで単焦点の楽しさを知り、必要に応じて大口径や高性能モデルへステップアップしていく流れがおすすめです。気になるレンズが見つかったら、レンタルや店頭で一度試してみて、自分の撮影シーンにフィットするか確かめてみましょう。その一本が、きっとあなたの写真ライフをぐっと楽しくしてくれるはずです。
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