【リーク】SONY RX1R IIIの発売日はいつ?価格予想・比較・予約まとめ






フルサイズコンパクトの金字塔 RX1の後継機――通称「RX1R III」――がいよいよ2025年内に登場するのでは?という噂で市場がざわついています。ソニー社内試作機の存在、各種認証機関への申請、そしてリークスペックの断片が次々と浮上し、愛好家の期待は最高潮。この記事では最新リークを整理しつつ、発売時期・想定価格・競合モデルとの比較まで、読み応えたっぷりに掘り下げます。
この記事のサマリー
9年ぶりの復活へ――RX1R IIIは2025年9月発表が最有力。認証情報“WW‑872645”と複数メディアのリークが時期を裏付ける。
61MP級センサー+AI被写体認識AFで“ポケットのα7CR”を実現。リーフシャッターも継承し、静音&1/2000秒同調を両立。
Leica Q3より軽く、X100VIよりリッチ――4,500 USD想定の価格でフルサイズ固定レンズ機に新たな選択肢を提示。
予約合戦は秋の量販店特典とキャッシュバックを睨んで立ち回れ。初回ロットは希少、ただしFW 1.00の様子見も戦略。
RX1R IIIは本当に来るのか?最新リーク総ざらい

現地時間6月13日の報道で、大手専門メディアは「ソニーがフルサイズコンパクトを復活させる」と断言しました。RX1R II以来9年ぶりの更新となる同機は、認証機関に登録された“WW‑872645”のコードネームと一致するとの見方が有力です。
9年越しの帰還――いつ出る? いくらで買える?
- 最有力シナリオ:2025年9月 α‑Universe Live で発表 → 10月初旬店頭展示 → 11月上旬発売
- 認証機関に登録された“WW‑872645”が決定打。ボディ寸法は旧RX1R IIとほぼ同じ113 × 65 × 72 mm。
- 価格は4,500 USD(国内55〜60万円)という、Q3より手が届きやすくX100VIより大胆な設定。
- 初回出荷5,000台以下との噂。転売ヤー避けにデポジット予約が検討されているらしいので、心の準備を。
認証情報と試作機写真
中国MIITとFCCに並行登録された無線モジュール情報が今年3月に公開され、ボディ寸法がRX1R IIとほぼ同じ〈約113 × 65 × 72 mm〉であることが判明しました。1200 mAhだった旧世代より大容量のNP‑FZ100互換バッテリーを搭載する噂もあり、連続撮影枚数は倍増が期待できます。
内部資料とされる画像にはポップアップEVFが廃止され、RX100M7と同系統の横スライド式ファインダーが映り込み。これによりボディ天面がフラットになり、ホットシュー装着時の安定性が増すとの指摘があります。
加えて、アプリ経由のRAW転送を想定した5 GHz帯Wi‑Fiの記載も確認。〈RX1〉を名乗りながら動画機能を拡張し、SNS時代のハイブリッド運用に対応させる意図が透けて見えます。
メディアの報道とソニー公式の動き
Digital Camera Worldは「Leica Q3に対抗できる“手頃な高級コンパクト”が年内発表」と報道。価格は4,500ドル前後と予測し、Q3との差別化ポイントに“AI被写体認識AF”を挙げました。
一方、Fstoppersは「新型は最低でも42MP、可能性として60MP」と大胆に推測。RX1R IIが持つ“葉っぱシャッター&静音性”を残しつつ、最新BIONZ XRプロセッサー搭載で秒間15コマの高速連写を実現するシナリオを示しました。
これら複数ソースを総合すると、2025年9月ソニー公式イベント“α‑Universe Live”が最有力な発表舞台と見る向きが強まっています。
RX1R IIIの想定スペック: センサー・レンズ・AI機能を徹底予測

RX1R IIIの心臓部は、α7CRで高評価を得た61MP裏面照射CMOSをベースに、読み出し速度を25%向上させた“IMX611”と目されています。固定35 mm F2レンズは新設計のARコーティングでフレア耐性を強化し、最短撮影距離も20 cmへ短縮される見込みです。
項目 | 新RX1R III(予測) | |
---|---|---|
センサー | 42MP BSI | 61MP BSI “IMX611”(読み出し速度+25%) |
レンズ | 35 mm F2 | 新設計 35 mm F2+ARコート、最短20 cm |
シャッター | リーフ 1/2000同調 | リーフ+電子 1/8000、同調1/2000 |
AF | コントラスト+像面位相差 | AI被写体認識+リアルタイムトラッキング −4EV |
動画 | 4K/30p | 6Kオーバーサンプリング 4K/60p、S‑Cinetone |
連写 | 5 fps | 15 fps |
重量 | 507 g | 約540 g(NP‑FZ100搭載でも微増に抑制) |
🔰 初心者ワンポイント: リーフシャッターは「レンズ側で羽根が閉じる」仕組み。フラッシュ同調が速く、静音。結婚式や美術館で“パシャ音”を消したい時の救世主だ。
画質を左右する新型センサー
61MPという超高解像度ながら、1画素あたりの飽和電荷を5%拡大。高感度耐性は旧機比で約1EV向上する計算です。夜景・ストリートスナップでもISO6400が常用域となり、手持ち撮影の自由度が飛躍的にアップ。
さらに、14bit RAW内部記録に加え、HEIF 10bitもサポート予定。色階調の滑らかさが向上し、人物肌やグラデーションの破綻を抑えます。
シャッターは引き続きリーフ式。1/2000秒の同調速度を維持しつつ、電子シャッター併用で1/8000秒まで拡張すると噂されています。
AIオートフォーカスと動画性能
BIONZ XR+AI深度演算ユニットの組み合わせにより、人物・動物・車・列車・昆虫まで一括認識。リアルタイムトラッキングは−4EVの低照度でも精度90%超を謳います。
動画は6Kオーバーサンプリング4K/60p、S‑Cinetone対応。温度管理を最適化するため、ボディ内に新開発のグラファイト放熱構造を採用するとの情報があります。
手ブレ補正はレンズシフト+電子によるデュアル機構で補正効果4.5段相当。IBISを省略する代わりに軽量化を優先し、総重量は約540 gに抑えられる見込みです。
価格帯と競合モデル比較:Leica Q3やX100VIとどう戦う?

フルサイズ固定レンズ機の市場は、Leica Q3(約75万円)とFUJIFILM X100VI(約28万円)が二強。そこへRX1R IIIが米4,500 USD前後、日本国内55〜60万円で突入すると想定されます。
- Leica Q3(実勢75万円)
- 60MP・28 mm F1.7・IP52。写欲をそそるが、重量約670 gとずっしり。
- FUJIFILM X100VI(実勢28万円)
- APS‑C 40MP・35 mm相当F2。軽快だがボケ量はフルサイズに一歩及ばず。
- RX1R III(予測55〜60万円)
- 61MP・35 mm F2・リーフシャッター。“軽量×高解像×AI AF”の三拍子で両機の間を突く。
📸 ベテラン向け寸評: 「F2固定でボケ量は足りるの?」と心配な諸兄、35 mm F2 × 61MPのクロップ耐性を侮るなかれ。APS‑C相当でも約27MP確保、50 mm画角でのスナップがサクッと作れる自由度は病みつきだ。
Q3との差別化ポイント
画素数はQ3の60MPとほぼ同等。ただしRX1R IIIはAI被写体認識AFと葉シャッターの両立が強み。さらに重量約540 gはQ3より130 g軽く、携行性でリードします。
一方、Q3は防滴性能IP52相当とSummilux 28 mm F1.7の明るさが魅力。ボケ量優位は否めず、RX1ユーザーにはF2固定をどう評価するかが分かれ目となりそうです。
X100VIとのポジショニング
X100VIはAPS‑C 40MPセンサーながら、コンパクトボディとクラシカルな操作感でライト層を虜にしました。その人気が中古市場価格高騰を招き、プレミアムコンパクト全体の需要を底上げしたのは周知のとおりです。
RX1R IIIは価格で大きく上回るものの、フルサイズ・4K/60p・AI AFといったハイエンド指向で棲み分けを狙います。Leicaが高嶺の花、X100VIでは物足りない層に“ちょうど良い贅沢”を提供できるかがカギです。
発売日シナリオと購入戦略: 予約開始から買い時まで

リーク情報を時系列で整理すると、2025年8月下旬にプレスリリース、9月前半にオンライン発表会、10月初旬に国内量販店で先行展示という流れが有力です。
- 本革ケース+純正保護フィルター特典が出るなら予約決断の価値大。
- FW 1.00はβ版と思え:初モノ好きでも、11月ロット2+FW 1.01の安定版を待つのも賢い。
- 資金繰り術
- 旧RX1R IIを持っているなら、正式発表前の“噂ピーク”で売却→高値狙い。
- 初めてシリーズに触れる人は発売直後の旧型値崩れを狙って“II”でデビューもアリ。
先行予約のメリットと注意点
量販店では予約特典として本革ケースや純正フィルターが付く可能性が高く、転売ヤー避けのため「要デポジット」方式が採用されるという情報も。初回出荷分は5,000台以下との噂があり、入手困難が予想されます。
一方、ファームウェア1.00は動作最適化が不十分なケースも多く、実運用を考えるとロット2以降での購入も選択肢。秋のキャッシュバックキャンペーンも視野に、資金計画と撮影スケジュールをリンクさせましょう。
旧モデルと中古市場の動向
RX1R IIの中古価格はFstoppers記事公開後に約15%上昇。新品代替わりの発表で一時的に下落するものの、供給減により再び高騰するパターンが想定されます。
買い替え資金確保を狙うなら、正式発表前の“噂ピーク時”が売り時。逆に初めてRX1シリーズを試す場合は、新型発売直後の値崩れタイミングを逃さない手が賢明です。
まとめ
新生RX1R IIIは「携帯性」「高画質」「AI性能」という三本柱で、ライバル不在のフルサイズコンパクト市場に再挑戦します。リークが示す9月発表・55〜60万円の価格帯は決して安くありませんが、Q3より軽く、X100VIよりリッチな描写を望む層には刺さるはず。予約合戦か様子見か――本記事で提示した発売日の読みと資金戦略を参考に、あなたにとって最適なタイミングで“ポケットサイズの至宝”を手に入れましょう。
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