那岐山麓山の駅山野草公園

那岐山麓山の駅山野草公園は、標高差を生かした木道と花壇に四季の山野草が咲く自然観察型のガーデン。春はカタクリや山桜、初夏はレンゲツツジ、夏はヤマユリ、秋はススキと実りが被写体です。マクロで花芯や露に寄り、背景を大きくぼかすと繊細に。広角で木道のカーブと森の層を入れれば、山麓の空気感と季節の移ろいが写せます。霧の出る朝は森の層が柔らかく重なり、花の色が浮かびます。逆光で葉を透かすと瑞々しい印象に。木道の手すりを前景に斜めへ流せば、視線が自然に奥へ。花の密集地では俯瞰とローアングルを撮り分け、単焦点の開放で前後にボケを作ると、野の花の可憐さと山麓の空気が画面いっぱいに広がります。