大沼森林公園

大沼森林公園は、針広混交林の遊歩道と小さな池沼が点在する静かな森のフィールド。春は芽吹きと残雪のコントラスト、夏は深い緑と木漏れ日、秋は紅葉の色面、冬は霜や新雪のテクスチャーが主役です。木道や小橋をリーディングラインに、PLで反射を整えれば水面や葉の質感が生きる。野鳥の声を背景に、広角で森の量感、望遠で幹のリズムを丁寧に切り取りたい。早朝の薄霧は森を均一な光で包み、苔やシダの階調が際立つ。小流れはNDで2〜4秒に設定して絹質感を強調、倒木やキノコはマクロで質感を拾う。虫除けと防水の靴を準備し、静かな足取りで野鳥を驚かせないように。曇天こそ色が回り、しっとりと仕上がる。