烏帽子形公園

烏帽子形公園は、河内長野市街地のすぐ背後にそびえる烏帽子形山一帯を整備した公園で、山頂には中世の山城・烏帽子形城跡が残り、展望台からは市街と金剛山地の稜線を一望できます。麓から続く遊歩道は四季折々の雑木林に包まれ、春は新緑と桜、秋は落ち葉を敷き詰めたトレイルが心地よい被写体になります。広角レンズで山頂の曲輪跡と空を大きく入れれば、かつての城のスケールを感じさせるダイナミックな画に。中望遠で城跡の石垣や曲輪の土塁越しに市街地をぼかして重ねると、歴史と今の暮らしを対比させた印象的なカットが撮れ、夕暮れ時には街明かりとシルエットになった稜線がドラマを添えてくれます。