益岡公園

益岡公園は、白石城跡一帯に広がる城山公園で、天守風の三階櫓と石垣、堀を囲む桜並木が撮影の主役です。春は城と満開の桜の組み合わせが圧巻で、内堀越しに櫓を見上げる構図や、石段と花びらの絨毯を絡めたローアングルが狙い目。夏は濃い緑と青空、秋は紅葉と蔵王連峰の山並み、冬は雪化粧した城と静かな城下町が被写体になります。広角で城と空を大きく捉え、望遠で瓦や白壁のディテールを切り取れば、奥州の小さな城下町らしい風景がしっかりと写ります。朝夕の斜光を意識し、露出はやや控えめにすると階調豊かにまとまります。周辺の遊歩道もあわせて歩き、構図を変えながら撮影を楽しみたいスポットです。