ほたるの里

ほたるの里(東京)は、都市近郊でありながら小川や湧水、雑木林を残し、夏の一時期だけホタルの光を楽しめる貴重なスポットです。周囲に街灯や住宅の灯りもあるため、暗い中にポツポツと浮かぶ光跡と、遠くの都会の光が対比的な被写体になります。広角で小川と遊歩道、木々のシルエットを入れ、長秒露光でホタルの軌跡を重ねると、街のそばの小さな自然がドラマチックに写ります。ISOの上げ過ぎによるノイズに注意しつつ、数枚を比較明合成すると軌跡がはっきりし、東京らしい夜の自然写真が楽しめます。