真名井の滝

宮崎県高千穂峡の真名井の滝は、柱状節理の岸壁に囲まれた深い峡谷へと白い水が滑り落ちる、日本を代表する滝のひとつです。遊歩道の展望ポイントからは、ボートが行き交う渓谷と滝を一枚に収められ、縦位置の構図で高さと奥行きを強調できます。新緑の頃は岩肌の緑と水しぶきが爽やかで、夏の強い日差しの日は、滝の飛沫に差し込む光がミストのように輝きます。秋には周囲の木々が色づき、水面に浮かぶ落ち葉が季節感を添えます。夜間ライトアップ時は長秒露光で水の流れを滑らかに描き、幻想的な渓谷風景を狙いたいスポットです。