妙見山

妙見山(高知)は安芸市にある標高448mの小さな山で、山頂の星神社には岩崎弥太郎が江戸遊学の折に「吾れ志を得ずんば再びこの山に登らじ」と書き残し出世を祈願した逸話が伝わるパワースポットです。登山道沿いには弥太郎ゆかりのクスノキや、武家屋敷の生垣に使われた土用竹など土地の暮らしと結びついた植生が見られ、歴史と自然を一度に感じられるのが魅力。山頂からは安芸平野と太平洋を見下ろすことができ、夕方には海と田んぼがオレンジ色に染まり、祠や鳥居を前景に入れることで物語性のある一枚に仕上がる撮影ポイントです。