宮崎空港

南国宮崎の玄関口は、低層ターミナルと滑走路の向こうに日向灘が広がる開放的な画角が特徴。展望デッキは椰子のシルエット、誘導灯、離着陸機が一度に入り、夕暮れにはオレンジと瑠璃が溶け合うグラデーションが幻想的。屋上からは発着音が心地よく響き、旅立ちと到着が交差するドラマを望遠で圧縮して切り取れる。ブーゲンビリアの館内装花も南国らしい前景素材になる。雨上がりの滑走路に映る機体の反射や季節限定の特別塗装機も狙え、航空写真初心者からベテランまで飽きない充実度。早朝便なら金色の逆光、夜間の長秒露光まで一日中撮りどころが尽きない。