佐田岬

四国最西端に突き出す佐田岬は、宇和海と豊予海峡を一望する細長い岬道と白亜の灯台がフォトジェニックな絶景ポイント。駐車場から松林の遊歩道を20分ほど歩くと、視界が一気に開け左右の海が同時に現れるダイナミックな構図が得られる。朝は宇和海から昇る朝日、夕方は九州に沈む夕陽が海面を黄金に染め、ブルーアワー後は灯台の回転光が長秒軌跡を描く。周辺の風力発電タービンや軍事遺構を絡めれば歴史とエネルギーが交差するドラマも演出可能。星空指数が高く、夏は天の川、冬はオリオン座と灯台光跡の競演が狙え、季節を問わず通いたくなる岬だ。