四国カルスト

標高1000〜1500mの尾根上に広がる四国カルストは、放牧牛の群れと羊のような石灰岩カレンフェルトが連なる“天空の草原”。早朝、雲海の上にぽっかり浮かぶ牧草地はアルプスを彷彿とさせ、昼は抜ける青空と白い岩がコントラストを生み、夕方は遠く石鎚山を染める茜色の逆光がドラマチック。星空保護区にも指定されるほど光害が少なく、天の川と灯りの点在する風車を絡めたタイムラプスも人気。県道383号「天空の道」は車で機材を運びやすく、どこで停めても360度のパノラマが展開するため構図のバリエーションが無限に広がる。