摩周湖周辺の霧氷

厳冬の摩周湖周辺は、強い風と低温で樹木に霧氷が付き、白いレースの森が出現します。晴れた朝は霧氷が逆光で輝き、陰影も締まって立体感が最大。広角で霧氷越しの空や稜線を入れ、望遠で枝先の結晶や風下に伸びる形を切り取ると一連の作品になります。露出は白飛びしやすいので少し控えめにし、青空の日はPLで反射を抑えると透明感が上がる。風が止む瞬間は枝の揺れが収まりシャープに狙えるので、待つ価値あり。早朝はダイヤモンドダストのような煌めきが出ることもあり、逆光で粒を拾うと冬の空気まで写ります。防寒とバッテリー予備は必須です。