いかしの舎

い草の町・早島を象徴する町家を改修した「いかしの舎」は、格子戸と土間、奥へ伸びる座敷と中庭が連なるロケーション。軒の低い母屋と庭の緑、石畳を広角でまとめると、穏やかな商家の時間がそのまま画になります。室内では障子越しの光に浮かぶ畳や床の間、い草の展示を中望遠で丁寧に切り取りたいところ。カフェ利用の客を小さく入れると、暮らしと文化が息づく一瞬を捉えられます。外観は通りからの引きで町家の連なりと一緒に押さえ、軒先の行灯や暖簾が出ている時間帯なら、生活感あるカットに。い草の産地らしい展示パネルや道具類もディテール撮影しておくと、記事用のカットを揃えやすい場所です。