四天王寺・八角亭

四天王寺・八角亭は、極楽浄土の庭の中に浮かぶように建つ小さな休憩所で、池と回廊、塔を背景にした“和のパビリオン”として撮影が楽しめます。八角形の屋根と柱のリズムを、広角でシンメトリーに押さえるのが鉄板構図。池越しに望遠で圧縮すれば、塔や堂宇と重なり一気に画が濃くなります。朝夕の柔らかな光なら水面の反射も穏やかで、ベンチに座る人を小さく入れると時間の流れまで写真に刻まれます。夜間は周囲の灯りが池に映り込み、長秒露光で水面をなめらかにすると、都心にいることを忘れるような静謐なカットが狙えます。観光ついでの軽装でも撮りごたえ十分なポイントです。