臨江閣

臨江閣は利根川のほとりに建つ木造建築で、本館と別館、和風庭園が一体となった優雅な佇まいが魅力です。川側からは建物全景と水面を広角で入れると、名前通り“臨江”の雰囲気がよく伝わります。内部は長い廊下と障子、畳が続き、窓から差し込む横方向の光がポートレートにも最適です。庭園側から座敷越しに建物を額縁構図で捉えると、誌面の扉にも使える一枚になります。桜や紅葉、雪景色と季節ごとに表情が変わるので、開放日をチェックして通い撮りしたいスポットです。特に朝夕の斜光は川面に反射して座敷に揺れるハイライトを生み、露出を少し絞るだけで静かな水辺の時間を感じさせる写真になります。