白河ハリストス正教会

白河ハリストス正教会は、白壁に緑の屋根とタマネギ型ドームが載る可愛らしい聖堂で、雪国らしい柔らかな光がよく似合います。冬は真っ白な地面と青い影だけで画が作れ、春は桜やレンガ塀を添えると色のレイヤーが豊かに。小さな鐘楼や窓まわりの装飾を望遠で抜けば、東方教会らしいディテールがしっかり写ります。広角で教会全景と空を大きく入れ、路地や住宅の屋根も少し重ねれば、東北の小さな祈りの場の空気が伝わります。遠景だけでなく、足元の石や苔、参拝者の動きも少し入れておくと、あとで写真を並べたときに場所の記憶が立体的によみがえり、撮影記録としても作品としても使いやすくなります。