蛇窪神社

蛇窪神社(東京)は、都会の住宅街にありながら、蛇と白蛇信仰にちなんだ意匠が境内の至るところに潜むフォトジェニックな神社。白蛇の像や絵馬、御朱印のモチーフなど、標準〜中望遠でディテールに寄ると都会の中の“ちょっと不思議”な雰囲気が写ります。広角で鳥居とビルや住宅を一緒に入れれば、日常と信仰の距離感が一目で伝わる構図に。雨上がりは濡れた石畳に提灯や灯りが反射し、夜は高感度スナップが楽しい場所。参拝者の手元だけを切り取るのも面白い題材です。初詣や白蛇の御朱印で賑わう時期も、フレームの端に人の列を少しだけ入れる程度にとどめると、雑踏になり過ぎず“都市の信仰の厚み”だけをうまく切り取れます。